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更新日:2022年11月23日

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記者会見の要旨 - 令和4年11月22日 -

知事定例記者会見

令和4年11月22日(火曜日) 15時00分~

内容

お疲れさまでございます。定例であります、11月の定例記者会見をさせていただきます。

冒頭、私から3点報告をいたします。

新型コロナウイルス感染症について

配布資料(1)(PDF:607KB)

1点目は新型コロナウイルス感染症についてです。

新型コロナとインフルの同時流行を見据えて、先週15日、対策本部会議を開催しました。

県民の皆様には、コロナとインフルの両方のワクチン接種や検査キットや解熱鎮痛薬の準備などのお願いをいたしました。引き続き、感染は拡大傾向が続いており、緊張感を持って対応すべき局面となっています。

県内の感染状況の公表については、9月26日より全数把握の簡略化に伴い、感染者の居住地が把握できなくなったということから、市町別の感染者数の公表を終了したところであります。

が、県民の皆様に今後の備えを適切に進めていただくためにも、お住まいの地域の感染状況をお知らせすることが重要であると、こういう考えのもと、明後日の24日から週1回、医療圏、これは保健所の区域単位で、インフルエンザと同様に医療機関の報告をもとに、地域別の感染状況を公表することといたしました。

また、現下の感染状況を踏まえて、薬局等での無料検査の期間を11月末までとしておりましたが、来年の成人の日の3連休明けに当たる1月10日まで延長することといたしました。

さらに、年内のワクチン接種を加速させるとともに、年末年始の人の動きの活発化に備えて、毎週土曜に開設している、県庁19階のワクチン接種センターについては、12月11日、18日、25日の日曜の3日間を「集中接種期間」として臨時に開設をすることとしました。今週末25日金曜日から予約受付を開始します。

これによりまして、この期間の予約枠は週360人から720人に増加します。またワクチンは来月10日土曜日から、モデルナ社・BA5対応ワクチンに切り替わる予定です。ちなみに現在はモデルナ社・BA1対応ワクチンです。

これから年末年始を迎えまして、忘年会、また遠方のご家族、友人と会う機会も増えますから、ご自身はもとより大切な方を守るためにも、改めて積極的にワクチン接種をお願いいたします。

また先週の本部会議では、医療機関の皆様に運用病床のフェーズ引き上げを要請し、本日フェーズ3からフェーズ4に移行完了いたしました。しかしながら、最近、能登や加賀で感染者が急増しておりまして、エリア内の病床使用率が高止まりしております。

そこで今回、加賀、能登の両地区について、早めの対応として、フェーズをさらに一段引き上げて、最大のフェーズ5への移行を医療機関にお願いすることとしました。1週間程度の準備期間を経て、来週29日火曜日から能登、加賀はフェーズ5に移行します。引き続き、各地域の患者の受け入れに万全を期してまいります。

県民の皆様には改めてのお願いになりますが、基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。年末にかけて外食の機会も増えますが、少人数で、対策が取られた店舗をご利用いただき、会話のときにはマスク着用をお願いします。

また、新型コロナとインフルエンザ両方のワクチン接種、検査キットや、ワクチン接種、検査キットや解熱鎮痛薬の事前の準備など、今のうちから同時流行への備えをお願いいたします。

8月大雨災害に関する義援金の配分について

配布資料(2)(PDF:590KB)

2点目であります。8月大雨災害の義援金の配分についてです。

8月の大雨災害により被害に遭われた皆様方に改めて心からお見舞いを申し上げます。

被災された方々の支援のため、県では、日赤石川県支部や石川県共同募金会と連携し、義援金を受け付けてまいりました。これまで、おかげさまで、全国各地から1億円を超える義援金が寄せられております。義援金をお寄せいただいた皆様に心からお礼申し上げます。ありがとうございます。

そこで、義援金については、お寄せいただいた方のご厚志を生かし、被害に遭われた方々へ被害状況に応じてお配りしたいと考えています。

具体的には、国の被災者生活再建支援制度では、中規模半壊以上の被害、今回で言えば約100件、でなければ支援対象になりませんが、一部損壊や床下浸水なども含めれば今回1,500件以上の皆様が大変な思いをされています。こうした中規模半壊未満の方々も含めて、被害状況に応じて幅広く義援金をお配りしたいと考えています。

本日、被災市町や日赤、共同募金会、学識経験者などからなる、義援金配分委員会において、具体の配分計画を審議していただくこととしております。

被災された皆様には、本日の審議を踏まえて、市町を通じて年内にもできるだけ速やかにお配りをしてまいります。

令和4年度石川県原子力防災訓練について

配布資料(3)(PDF:79KB)

3点目です。今年度の石川県原子力防災訓練についてです。

原子力発電所については何より安全確保が第一でありまして、県としては、万が一の場合に備えて例年、原子力防災訓練を実施しております。今年度は明日23日に実施予定であります。その概要をお知らせします。

訓練には、国や関係市町、北電などの関係機関や石川・富山両県の30km圏内の住民の方々など約1,700名が参加する予定です。

志賀町で震度6強の地震が発生したことに伴い、志賀原発2号機が電源を喪失し、原子炉が冷却不能となり、放射線による影響が周辺地域に及ぶとの想定で実施いたします。

災害時の現地の拠点となる、志賀オフサイトセンターにおいて、国、石川・富山両県、氷見市を含む関係市町等による全体会議や県現地災害対策本部の運営訓練を実施し、現地災害対策本部長としては、西垣副知事も参加予定です。

また、住民避難訓練として、今回初めて、県境をまたぐ形で、七尾市の方が氷見運動公園を経由するルートでの訓練を実施します。氷見運動公園では、先月27日に新田八郎富山県知事との懇談会で私から提案し、ご快諾いただいたものでありますが、両県民が円滑に避難できるよう、避難退域時検査を富山県と共同で実施し、両県のさらなる連携強化を図ることとしております。明日は私も志賀オフサイトセンターと氷見運動公園の訓練を視察いたします。

私からは以上です。

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お問い合わせ

所属課:知事室戦略広報課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1362

ファクス番号:076-225-1363

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