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更新日:2012年12月6日

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議案説明要旨(平成24年第4回県議会定例会) - 平成24年11月30日 - 北陸新幹線について

県政の諸課題の進捗状況について

1.北陸新幹線について

次に、その他の県政の諸課題につきまして、進捗状況等をご説明申し上げます。

北陸新幹線につきましては、高架橋の建設工事は概ね完了し、来月九日には、本県の玄関口となる新幹線金沢駅の駅舎も起工されるなど、平成二十六年度末までの金沢開業に向け、着実に工事が進んでいるところであります。

今後とも、金沢までの開業はもとより、金沢・敦賀間のできる限り早期の完成に向け、必要な予算の確保を国に働きかけるとともに、大阪までのフル規格による早期全線整備について、関西圏を含めた沿線地域との連携を密にし、県議会及び関係各位のご支援をいただきながら、取り組んでまいる所存であります。

並行在来線につきましては、経営主体となる石川県並行在来線(株)の経営は厳しいものと見込まれることから、先般、来県されたJR西日本の社長に対し、積極的な支援と協力を求めたところ、並行在来線の運営が円滑に開始されるよう、できる限りの協力を行いたいとの意向が示され、新型車両と線路等の鉄道資産について、かねてから要請していたとおり極めて低廉な価格で譲渡を受けられることとなったほか、JR西日本から派遣される社員の人件費について一部を負担していただけるなど大きな成果があったところであります。

また、平成二十七年秋の北陸デスティネーションキャンペーン開催や金沢開業後の和倉温泉方面への特急列車の継続運行などについても要請いたしました。加えて、本県では、並行在来線利用者のうち約八割の方がJRなど他の路線に乗り継いでおり、乗り継ぎに伴う利用者負担の増加への対応が重要な課題となることから、引き続き、JR西日本に対し、乗継割引制度の導入などさらなる支援と協力を求めてまいります。

さらに、石川県並行在来線(株)については、来年夏頃に予定している本格的な鉄道事業会社への移行に向け、本日から新しい会社名の公募を開始したところであります。県民の皆様から親しまれる石川らしい会社名にしたいと考えており、多くの提案が寄せられることを期待しております。

戦略的なPRの展開につきましては、今月二十一日、第二回目となる新幹線開業PR戦略実行委員会を開催し、今後五年間にわたって取り組む首都圏での情報発信や石川の魅力づくりについて、実行プランの中間取りまとめを行ったところであります。

今回の中間取りまとめでは、開業が間近に迫る平成二十六年十月下旬、日本橋中央通りで開催される「日本橋・京橋まつり」と連携し、加賀・能登・金沢の祭りや伝統芸能を披露する大パレードを実施するなど、話題性が高くインパクトのあるイベントを中心に首都圏での情報発信に取り組むことといたしました。また、開業効果を全県に波及させるためにも、改めて地域の観光資源の掘り起こしと磨き上げに取り組むとともに、開業に合わせ、県内各地で食や祭り、伝統芸能など本県の魅力を体感できるイベントを開催することとしております。

また、こうした開業PRを効果的に実施するには、実行プランの期間である五年間にわたって戦略的かつ機動的に事業を展開していけるよう、必要な財源をあらかじめ確保する仕組みが必要であると考えており、ファンドの活用なども含めて検討を進めているところであります。今後は、県議会をはじめ各界各層のご意見をいただきながら、本年度末までに実行プランを策定し、来年度以降の具体的な誘客施策の効果的な実施につなげてまいりたいと考えております。 
 

以上

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石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1221

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