ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 議案説明要旨(平成23年第5回県議会定例会) - 平成23年11月30日 - > 議案説明要旨(平成24年第4回県議会定例会) - 平成24年11月30日 - 金沢港大型クルーズ船の寄港とコンテナヤードの拡張について
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先般、かねてから金沢港寄港を働きかけておりました約十四万トンの「マリナー・オブ・ザ・シーズ」号の来年八月の寄港が決定いたしました。日本に寄港するクルーズ船としても最大級であり、金沢港では過去最大となるクルーズ船の受け入れとなります。今回の決定は、外航クルーズ部門で日本海側拠点港に選定された金沢港の背後観光地へのアクセスの良さや、伝統と最先端が共存する高い文化性などが評価されたものと考えておりますが、水深十二メートルの大浜岸壁があって初めて受け入れが可能となったものであります。大型貨物船用として整備してきた岸壁が大型クルーズ船を呼び込むという思わぬ恩恵をもたらしたものであり、今回、入港に必要となる係留施設等を整備することといたしました。来年度は、クルーズ船の寄港回数が十三回と五年ぶりに十回を超え、過去最高となる約九千人を受け入れる見込みとなっており、引き続き、積極的に誘致に取り組んでまいりたいと考えております。
また、今月八日には、国際定期コンテナ航路としては週十便目となる韓国・中国航路が就航いたしました。これにより、県内企業が数多く進出している上海航路についても週四便となり、航路が貨物を呼び、貨物が航路を呼ぶという好循環が続いているところであり、今回、コンテナヤードを拡張し、物流機能を強化することといたしました。
以上
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