ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成12年9月18日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成12年9月18日 - 1 雇用の創出と地域経済の安定化について
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さて、今回提案をいたしました補正予算でありますが、当初予算の編成時以降における事業の進捗や情勢の進展などにより、現時点における対応が必要な予算を計上したところであります。以下、主要施策及び関連施策につきまして、その概要をご説明申し上げます。
まず第一は、雇用の創出と地域経済の安定化であります。
最近の本県経済は、個人消費は回復の力強さに欠けるものの、IT関連の需要拡大などから生産面は順調に推移し、設備投資も持ち直しの動きが明確になってきていることなどから、全体として緩やかな改善が続いております。また、雇用面においても、依然として厳しい状況にあるものの、有効求人倍率が改善の状況にあるなど明るい動きがみられつつあります。このような動きを確実なものとするため、引き続き、緊急雇用創出基金の活用による雇用の創出を図るほか、中小企業の創業意欲に応えるため、創業者支援融資の融資限度額を拡大することといたしました。
また、産業構造の変革に即応した新たな職業能力開発体制の整備に向け、県内の能力開発の総合的な窓口として、「石川県職業能力開発プラザ(仮称)」を平成十三年四月に開設することとし、インターネットを活用した情報提供や専門相談員の配置による相談機能の充実などを図ることといたしました。さらに、求職者、企業在職者の能力開発を、ニーズに応じ実施していくため、高等技術学校を計画的に見直すことが必要と考えており、今回、小松高等技術学校についての基本構想に着手することといたしました。
以上
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