令和3年度（第62回）石川県防災総合訓練

令和3年度（第62回）石川県防災総合訓練を、令和３年９月５日（日曜日）に穴水町において開催しました。今回の訓練は、新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、一部規模を縮小して実施し、当日は、７３機関、約８００人が参加しました。

今回の訓練では、主に以下のような訓練を実施しました。

（1）地域の災害リスクに対応した避難訓練

・津波避難訓練の実施

地震発生後、穴水小学校の児童は安全行動をとり、揺れが収まった後、教職員の引率により上階に避難を実施。 

・洪水避難訓練の実施

洪水浸水想定区域にある此木地区の住民は、避難所である此木区集会所に避難し、安否確認を実施。

（2）新型コロナウイルス感染症に備えた避難所開設・運営訓練

避難所運営マニュアルに従い、防災士が主体となって感染症対策を踏まえた避難所の開設・運営を実施。

（3）防災関係機関が連携した捜索・救助訓練

・消防、警察、自衛隊等が連携した救助訓練の実施

穴水町あすなろ広場において、消防、県警、自衛隊、県救助犬協会等が連携し、倒壊家屋等に取り残された住民の救出救助を実施。

・海保、自衛隊、水難救済会が連携した海上救助訓練の実施

穴水港において、海保、航空自衛隊、水難救済会が連携し、ヘリコプター等による捜索救助訓練を実施