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「持続性の高い農業生産方式の導入に関する認定申請書」など認定申請に必要な書類を作成して、最寄りの農林総合事務所へ提出します。エコ農業者の認定は、毎年度5月・11月・2月の各月1日から末日まで及び6月1日から8月末日までの間を受付期間とします。
(1)まず、どの作物で認定を受けるか決めてください。 認定を受けられる作物は、以下の120作物です。
区分 | 対象作物名 |
---|---|
1.普通作物 (10作物) |
水稲(主食用米)、飼料用米、加工用米、稲WCS、大麦、小麦、大豆、小豆、そば、はとむぎ |
2. いも類・野菜 (68作物) |
かんしょ、ばれいしょ、さといも、やまのいも、ヤーコン、れんこん、くわい、しょうが、だいこん、はつかだいこん(ラディッシュ)、かぶ、にんじん、ごぼう、レタス、リーフレタス、しゅんぎく、ふき、すいぜんじな(金時草)、はくさい、キャベツ、非結球メキャベツ(プチヴェール)、ブロッコリー、茎ブロッコリー、カリフラワー、ほうれんそう、小葉菜、つけな類、ねぎ、にら、あさつき、たまねぎ、にんにく、らっきょう、アスパラガス、せり、しそ、はなみょうが、うど、きゅうり、太きゅうり、かぼちゃ、金糸瓜、小菊かぼちゃ、ズッキーニ、トマト、ミニトマト、ピーマン(パプリカ)、とうがらし類、なす、長なす、オクラ、スイートコーン、さやいんげん、実えんどう、さやえんどう、ふじまめ、そらまめ、えだまめ、すいか、露地メロン、メロン、いちご、たけのこ |
3.果樹 (14作物) |
ぶどう、加工用ぶどう、日本なし、りんご、かき、もも、すもも、うめ、キウイフルーツ、くり、いちじく、ブルーベリー、ゆず、ぎんなん |
4.花き (23作物) |
きく、ばら、トルコギキョウ、ストック、スターチス、 フリージア、チューリップ、グロリオーサ、きんぎょそう、カーネーション、ゆり類、デルフィニウム、カンパニュラ、宿根かすみそう、グラジオラス、アイリス、カラー、すいせん、ダリア、アスター、けいとう、ひまわり、枝物 |
5.牧草・飼料作物 (4作物) |
混播牧草、イタリアンライグラス、トウモロコシ、スーダングラス |
6.工芸作物 (1作物) |
なたね |
(2)次に、作物ごとに、以下の 3区分から各1種類以上の技術を選び、これらの技術を組み合わせて一体的に実施する計画を作成します。
区分 | 技術の種類 | 概要 |
---|---|---|
土
づ |
1. たい肥等有機質資材施用技術 |
土壌診断に基づき、籾殻たい肥や稲わら等をすき込む技術 |
2. 緑肥作物利用技術 |
土壌診断に基づき、れんげ・えん麦・ソルゴー等の 緑肥作物 を栽培して農地にすき込む技術 | |
化 学 肥 料 を 減 ら す |
1. 局所施肥技術 | 水稲の側条施肥田植機の使用など、化学肥料を作物の根の周辺に集中的に施用する技術 |
2. 肥効調節型肥料施用技術 | 被覆肥料や緩効性肥料など、肥料成分が溶け出す速度を調節した肥料を施用する技術 | |
3. 有機質肥料施用技術 | 有機質肥料を化学肥料に替えて施用する技術 | |
化 学農 薬 を 減 ら す |
1. 温湯種子消毒技術 |
種子を温湯に浸漬することにより、種子に付着した病害虫を駆除する技術 |
2. 機械除草技術 | カメムシ防除のための畦畔除草や大豆の中耕除草など、草刈り機等を用いて雑草を物理的に駆除する技術(手取り除草を除く) | |
3. 除草用動物利用技術 |
アイガモ、コイ等を水田に放し飼いし、除草を行わせる技術 |
|
4. 生物農薬利用技術 |
オンシツコナジラミの天敵であるオンシツヤコバチを利用したり、アオムシ駆除のためにBT剤を使用するなど、生物農薬を使って病害虫を駆除する技術 |
|
5. 対抗植物利用技術 |
マリーゴールドやクロタラリア等の対抗植物を栽培してネコブセンチュウ等の土壌中の有害動植物を駆除する技術 | |
6. 抵抗性品種栽培・台木利用技術 |
病害虫に対して抵抗性を持つ品種を栽培したり、抵抗性を持つ台木に接ぎ木をしたりして病害虫の発生を抑制する技術 |
|
7.天然物質由来農薬利用技術 | 有効成分が化学的に合成されていない農薬を利用する技術(具体的な農薬の種類は有機農産物の日本農林規格(平成17年10月27日農林水産省告示第1605号)別表2に掲げる農薬(PDF:107KB)を参照) | |
8. 土壌還元消毒技術 |
土壌に糖蜜や米ぬか等の有機物を施用した後、かん水してポリシート被覆し嫌気性菌を繁殖させ、土壌中の有害動植物を駆除する技術 |
|
9.熱利用土壌消毒技術 | 太陽熱消毒や蒸気土壌消毒など、土壌に熱を加えて土壌の温度を上昇させることにより土壌中の病害虫を駆除する技術 | |
10. 光利用技術 | 黄色灯、紫外線除去フィルムや有色粘着資材等を利用し、病害虫を誘引・捕殺または忌避させたり、生理機能を抑制することで病害虫被害を回避する技術 | |
11. 被覆栽培技術 | トンネル栽培、雨よけ栽培、袋がけ栽培など、被覆資材を使用して、作物を病害虫から物理的に隔離する技術 | |
12. フェロモン剤利用技術 |
メスが放出するフェロモンを利用してオスを誘殺したり、高濃度の性フェロモンで雌雄の交信を攪乱させたりして害虫の発生を抑える技術 |
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13.マルチ栽培技術 |
生分解性プラスチックマルチ、紙マルチ、敷わら等で田畑の表面を被覆して、雑草の発生を抑制する技術 |
(3)化学肥料及び化学合成農薬の使用を慣行レベルより30%以上削減した計画を作成します。
(1)石川県エコ農産物マークの使用許可を申請できます。
(2)農業改良資金(無利子)の貸付
区分 |
内容 |
---|---|
償還期間 |
12年以内(据置期間5年以内) |
貸付限度額 |
個人:5,000万円 法人:15,000万円 |
融 資 率 |
100% |
3. 相談は、日本政策金融公庫、もしくは、県農林総合事務所へ
(1)認定後5年間のうちに、認定対象作物の作付面積のうち2分の1以上の面積で、計画に記載した技術を実施しなければなりません。
(2)農薬取締法等の関係諸法令や農業環境規範を遵守 し、地域の模範になるよう努めること
(3)これらに違反し、「エコ農業者」として適当ではないと判断された場合には、認定を取り消されます。
(1)エコ農業者と同じく、石川県エコ農産物マークの使用許可を申請できます。
(1)認定申請書の様式は、このホームページから印刷できます。
(2)各農林総合事務所で書き方をアドバイスしてもらえます。
(3)認定申請書の中には、今後5年間で(エコ農業者のみ)、人と環境にやさしい農業技術をどのように自分の経営に導入するのか、具体的に書くことになっています。
たとえば、トマトで、化学肥料を緩効性肥料に変えることにより、チッソの施用量を10アール当たり25kgから20kgに減らすなど
(1)持続性の高い農業生産方式の導入に関する計画認定申請書
認定申請書の詳しい内容は、以下のファイルからダウンロードできます。
エコ農業者用はこちらから 認定申請書等(ワード:181KB)
エコ農業推進団体用はこちらから 認定申請書等(ワード:140KB)
(2)認定申請する作物のほ場の位置図(エコ農業者のみ)
(3)認定申請する作物のほ場の土壌診断データ(エコ農業者のみ)
事務所名 | 担当 | 電話番号 | FAX |
---|---|---|---|
県生産流通課 |
企画普及グルーフ゜ |
076-225-1622 | 076-225-1624 |
南加賀農林総合事務所 |
企画調整室 |
0761-23-1707 | 0761-20-2007 |
加賀農林事務所 | 地域農業振興課 | 0761-72-8512 | 0761-72-7006 |
石川農林総合事務所 |
企画調整室 |
076-276-0528 | 076-274-0234 |
県央農林総合事務課 |
企画調整室 |
076-239-1750 | 076-239-1720 |
津幡農林事務所 | 地域農業振興課 | 076-289-4158 | 076-288-8256 |
中能登農林総合事務所 |
企画調整室 |
0767-52-2583 | 0767-52-3151 |
羽咋農林事務所 |
地域農業振興課 |
0767-22-0001 | 0767-22-2192 |
奥能登農林総合事務所 |
企画調整室 |
0768-26-2320 | 0768-26-2331 |
珠洲農林事務所 | 地域農業振興課 | 0768-82-3113 | 0768-82-6570 |
以下のファイルからダウンロードできます。
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