ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 知事記者会見 > 知事記者会見(令和8年3月27日) > 記者会見の要旨(質疑応答) - 令和8年3月27日 -
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ご就任おめでとうございます。先ほど、冒頭、知事室に入った時、違う心境とおっしゃられましたけれども、今のお気持ちと、県民の負託に応える責任をどう受け止めているのか改めてお願いします。
これまでは金沢市長として何度も県庁、そして知事室に来ていました。ただ、今はこの当事者、決して市長時代も当事者じゃないわけではありませんが、まさにこの県庁の知事室で仕事をする当事者として意を強くているところであります。
県民の負託にどう応えていくのか責任感のようなものをどう感じていらっしゃるのかもお願いします。
一つには、これも何度も申し上げてきました。先ほど、職員の皆さんにも一緒にやっていこうというふうに申し上げましたけれども、できるだけ現場に出て、身近な知事、身近な県政でありたいということ、そしてここは報道の皆さんのお力もお借りをしながら情報をできるだけ丁寧に、わかりやすく伝えていくことによって、県民の皆さんの負託に応えていきたいと思っています。
次に県政の進め方についてお伺いします。優先的に取り組みたいことや、先ほども少し言及がありましたが、市町や県庁職員、県民との関わり方なども含めて、具体的にどのように進めていくか教えてください。
まずは、昨日、馳知事との会話の中でもありましたけれども、知事からも既に議会で可決されたものは速やかに、というお言葉もいただきました。私も全く同感であります。そのことを、速やかに執行をしていくことが、先ほど申し上げた冒頭の課題に取り組む第一歩になっていくんだ、というふうに思いますので、そのことはしていきたいと思っています。そしてなんと言っても、19の市町の市長さん、町長さん、実は既に、金沢市長時代に多くの市長さん、町長さんともお会いもしています。信頼関係を作っています。また、この4年間で新たに就任された方もいらっしゃいますけれども、全員、民間企業の立場で直接お会いもしていますし、通信の分野で具体的な提案もし、具体的な要望も受けて、それに応えるということもしてきました。ただ、今度は知事の立場になりますので、知事という立場で、まずはきちんとご挨拶をすることが大切なんだというふうに思っています。今、秘書課と調整をして、まずは、私の方からもお伺いをさせていただきたいということで、今、日程調整、できれば4月の前半までに終えたいと思っていますし、既にお越しいただくアポイントメントが入っている市長さん、町長さんもいらっしゃいますので、それはそれで受けながらも、僕が出て行くということが大切なので、やっていきたいと思っています。議会の皆さんとは、30日に議会が、臨時議会がありますので、その場で改めて議会の皆さんとお顔合わせもそうですし、意見交換できればと思っています。
今ほど、ありましたけれども、知事選では山野さんの支援を明言する県議はお1人だったかと思います。議会運営が難しくなるのではとのご指摘は、もう再三受けていらっしゃるとは思いますが、今ほどの説明に加えて、どう議会と向き合っていくのか教えてください。
私はこれも何度か申し上げていることですけれども、私自身も議員を15年間してきました。金沢市長として11年間、議会の皆さん、議場だけではなくて、様々な場面で意見交換をしながら、市政を進めてきました。その経験則で感じていますが、やっぱり選挙の洗礼を受ける方たちというのは、間違いなく気持ちのど真ん中のところに強く「公」、常に「公」というものを意識されていらっしゃいます。もちろん人間ですからその周りにいろんな感情的な思いはあります。ありますけれども、「公」という概念を強くお持ちだと、年齢だとか性別だとか全く党派関係なくお持ちですので、私自身はその議会の皆さん、議員の皆さんのその「公」という概念をセンターピンにして、丁寧に議案を作っていって、議案を説明していくことによって、ご理解がいただけるんだというふうに思っていますので、そんな考え方でやっていきたいと思っています。
知事選の山野さんの目玉公約としては、奥能登知事室、南加賀知事室の設置というのがありましたが、具体的な政策ですが、これらはどう進めていくのか教えてください。
既に就任前に、県の職員の皆さんからいろんなレクチャー。また、私自身へのヒアリングもしていただいているところでもあり、副知事も含めて、その中で、今、ご指摘ありました。あの名称はともかくとして、移動知事室という表現になるかもしれませんけれども、そのことについてぜひ進めていきたいので、先行の事例もいくつかありますので、まず、それを調べるところから、もちろん私自身もしますけれども、副知事さんや執行部の方でも、そのことをお願いしたいというふうに申し上げました。できるだけ速やかに予算を打っていきながら取り組んでいきたいと思っています。
最後に山野県政の意気込みを教えてください。
これも何度か申し上げていますけれども、できる限り物理的、時間的、体力的な問題もありますけれども、現場に出て、身近な知事、そして多くの県庁の職員にも身近な県政ということを県民の皆さんに感じてもらえる。そして若い方であろうが、様々な経験を積んだ方であろうが、こうありたい、こういうことをしたいということに挑戦もできる。そんな町に、そんな県になってきて欲しいと思いますし、そのために全力を尽くしていきたいと考えています。
先ほど、幹部職員へのご挨拶の中で大きく3点というふうにおっしゃっていました。現場に出ていくという話も含まれていましたが、これを県職員、県幹部の方たちに求めることの意義、背景、理由について、まず教えていただければと思います。
市長時代からずっと市の職員にそういうことを、共有して仕事をしていこうというふうに申しあげてきましたし、私は市の職員の皆さん、直接、聞いていただいた方たちは共感を持って受けとめてくれたというふうに思っていますし、実行に向けて取り組んできてくれた。くれたんだというふうに思っていますし、一定の評価もいただいているんじゃないかと思いますので、まず、そういうところから進めていくことができればなと、いうふうに思っています。合わせて、4年間、正確には3年半、民間で改めて、しかるべき立場を与えていただいて、仕事もさせていただきました。全国の都道府県、市町村、首長さん、幹部職員や、また、通信の分野においては、若手の職員の皆さんとも意見交換を重ねてきました。先ほど、幹部職員のところで申し上げてきたことは、僕のベクトルでは間違っていなかった。正しいという思いで申し上げさせていただきました。いろんな活動をしていく中で何らかの変更、もしくは付け加えたところがあるようであれば、そういうふうにしていきたいと思っています。
北陸3県の連携についてお聞かせ願えればと思います。福井の知事も変わり、富山も石川の知事はどんな人なのかと注目していると思います。3県連携を、今後どのように進めていくのか。お考えがあれば、具体的なものがあれば、ぜひお願いします。
昨日、馳知事との意見交換の場におきましても、私はそのことについて、馳知事に御礼、一県民として感謝を申し上げました。3県の知事との連携を僕は強固なものにしてくれたというふうに思っておりますし、これは北陸全体の発展のためにも大きなプラスになるんだというふうに思っています。石川県知事と、福井県知事は変わりましたけれども、僕は福井県知事とは全くお会いしたことないんですけれども。おそらく、全く同じ思いであるというふうに思っておりますので、馳知事が作ってくれた。3県の知事との信頼関係はこれからも大切にしていきたいと思っています。新田知事は、選挙8日に終わって翌日だったと思いますけれども、市長、富山県知事として重なっていた時期があって、その時期に携帯電話の交換もしておりましたので、電話がかかって激励の言葉と同時に一緒にやっていこうということをお互いに話して終えたところであります。全く心配していません。
具体的な政策は。
すごい分かりやすいのは即効性があって、取り組みやすい、やっぱり観光の分野だというふうに思っています。これ私も、私が金沢市長のときから、金沢市長ではあるけれども、常に能登、加賀を意識した施策、特に観光においてはそうやってプレゼンも全国でしてきました。合わせて富山県や福井県には、石川県、もっと言えば僕は金沢市長でしたから、金沢市にない魅力を持ったところが多くありますので、合わせてそういうことも発信もしてきましたので、改めて3県知事でお会いさせていただき、できれば早く、そして、まず結果が出しやすいのは観光の分野だと思いますので、具体的な話を詰めていくことができればなと思っています。
北陸新幹線についてお聞きをします。北陸新幹線の経済効果については、市長時代に十分お感じになっていると思います。昨年、石川県では政財界でつくる県民会議の方たちが米原ルートを含めた検討ということを求めています。県民会議の事務局は県です。今後、米原ルートの検討も含めて、北陸新幹線の延伸についてのお考え方、それから政財界、繰り返しですけども、県民会議との関係作り、連携についてどのようにお考えか教えてください。
ここは馳知事と僕が全く同じではないかというふうに、改めて、馳知事とはその話をしていませんけれども、報道で触れる限りにおいては同じだと思っています。まずは我々、石川県民、石川県からすれば、1日も早い全線開通が一番だというふうに思っています。私が市長時代は当然、小浜ルートでずっと話は進んできましたが、この4年間で、今ご指摘があった米原ルートのことも出てきました。県民会議においても経済界の方や県民の方も交えて、米原ルートということも明記をされたということも理解しているところでもありますので、歩調を合わせていきながら、少しでも早い全線開通に全力を傾けてまいりたいと考えています。
先ほど冒頭でも課題というところで、能登半島地震の復旧・復興という、ご発言ありましたけれども、こちらにどのような姿勢で取り組みたいのか、具体的な施策などありましたらお願いします。
まず、少し繰り返しになりますけれども、昨日、馳知事と意見交換の中で、既に可決されたものについては速やかな対応をという知事からのお言葉もあります。私も全く同感ですというふうに申し上げました。可決されたものについては、まず、速やかに執行をしていくということ、そのことが安心感にも繋がっていくんだと、能登の方たちに対する。また、県の職員や市町の職員に対する安心感にもつながっていくと思いますので、そこは、すぐに対応していきたいと思います。合わせて、もう復興計画がありますので、今、見直し等々も入ってくるかと思いますけれども、それを踏襲するということは大前提だということを私、これ選挙のときも政見放送でも繰り返し述べてきましたので、それを今度、予算化していくにおいては、できるだけ現場の方たち、市町の職員の皆さん、市町の市長さん、議長さん、議会の皆さんや市職員の皆さん、そして被災された方たちのご意見をお聞きしながら、できるだけ速やかに現地の方たちの意向に沿う形で予算化して進めていくことが大切なんだと思っています。そんなふうに進めていきたいと思っています。
復旧・復興というところについてですが、馳前知事の対応についての評価でしたり、お考え、どのようにご覧になっていたのかというのを伺えますでしょうか。
頑張ってこられたんだというふうに思っていますし、馳知事のやり方で精一杯、全力を傾けて取り組んでこられたというふうに思っています。今度は、そのやり方も含めて踏襲できるところは踏襲していきながら、県の職員や、繰り返しになりますけれども、市長さん、町長さん、議会の皆さん、職員の皆さんと意思疎通を図っていきながら、できるだけ現場に出て、速やかに進めていくことが大切なんだと思っています。
奥能登知事室について伺いたいと思います。先ほど、できるだけ速やかにというお話がありましたが、いつまでにどちらに設置するのか、という計画があれば教えていただきたいと思います。また、改めて設置の狙いとどのように活用していきたいのかというところもお願いします。
できるだけ速やかに、有り体な表現になるかもしれませんけれども調査・研究費という名前になるんでしょうか。まずは、先ほど申し上げたように既に先行して取り組んでいる県がいくつかありますので、ネットなどを通して様々な情報を私なりに仕入れているところではありますが、そこで現実に汗をかいている知事さんや職員の方たちがいらっしゃいますので、その方たちの意見、ぜひご助言をいただくということをやっていきたいなと思っています。物理的におそらく私が全て訪問して全てお聞きするというのは難しいと思いますので所管の職員が中心になってそういう情報をまず仕入れていただいて、私と共有をしていきたいというふうに思っています。調査・研究費という名称になるのか、そこはまだ事務方ときちんと話をしますが、そういうところの予算付けから、できるだけ速やかにやっていきたいというふうに思っています。まだ、きちんとした職員の皆さんと、その件の具体的なスケジュールについてのレクチャー、ヒアリングを行っていませんので、ここでいついつの議会までにということはできませんが、できるだけ速やかにやっていきたいと思っています。目的ですけれども、これも選挙のときの繰り返しになりますけれども、私は金沢市長で徹底的に現場にこだわって、現場に出て、現場の方の意見も聞きながら職員とともに政策を作ってきました。今度は、その金沢市でさえ100%完璧に網羅しきれたかと言われたら自信はない。今度は能登、加賀と、より広い範囲になりますので、これは物理的、時間的、体力的にそれを全て網羅するということは難しいんだと思っています。であるならば名称はこれからもう1回議論をしていきますが、そういう移動知事室、奥能登知事室、能登知事室を設けて、そこで日帰りではなくて、2泊なり、3泊なりをして、そこの首長さんや議会、職員また、経済界、市民の皆さんと、市民、町民の皆さんと意見交換をして、そこで大きな方向性を決めていく、そのことが、やっぱり鞍月から離れている方たちにとって身近な県政というふうに感じてもらえるんだというふうに思っていますし、特に南加賀も同様な考えでいますけれども、特に能登に対しては能登復興に対するメッセージにもなるんだというふうに思ってます。南加賀につきましても、南加賀地区についても鞍月、県庁はしっかりと意識、問題意識を持っているんだというメッセージにもなると思いますので、そんな思いからやっていきたいと思っています。
知事選前の政策発表の時にお話されたことだと思うのですが、奥能登の新病院、来年度から基本構想策定、本格的なもの始まると思います。山野さんは奥能登の今現在の4病院のサテライト機能をちょっと否定的なお考えだったと、要は今の病院の機能を残すべきだというようなご主張されていましたが、そのこのことに関して今のお考えで、レクを受けた後、お考え変わったかどうか含めて欲しいです。
人口減少は避けることはできませんので、残念ながら中々、これは難しいということを考えると、機能の縮小というものはやむを得ない部分はあるんだというふうに思っています。合わせてレクを、いろいろお聞きをいたしました。意見交換も執行部とさせていただきました。具体的なことについては、これから予算の中で、議案の出し方の中で、もう少し詰めた上で出していきたいというふうに思っています。これまで1年少々を議論してきたという事実はありますので、そこは大切にするということは、政策発表会の場でも、申し上げてきました。一方では、医療DXであったりドクターヘリであったり、そういうものを活用しながら、していくということも、そんな視点の議論も大切ではないかということを、政策発表会の場でも申し上げてきました。そのことについて執行部と意見交換を重ねていきながら議案なり、予算の中で反映していきたいと思っています。
高校の再編についてです。人口減少する中で、他県、隣の富山県では、結構活発に再編されています。馳さんは奥能登の公立5校は存続させると、一方で山野さんは政策発表の時に、確か人口減少の中で残すということが大変厳しいと。奥能登と指しておっしゃったのか、県全体のことでおっしゃったのか、その時はわからなかったのですが、今の考え、特に奥能登の5校について残すべきか否か、そういったことのお考えを教えてください。
これも政策発表のときにも申し上げてきましたけれども、普通高校もいくつもあります。残念ながら能登の多くの高校では定員割れを起こしている状態であります。これは教育環境の充実という観点からいっても、やはり課題があるのではないかというふうに思っています。政策発表会のときに報道の方と意見交換の中でも申し上げてきたことですけれども、特色を持った高校ということも、一つの考え方ではないかということを申し上げてきました。その時に申し上げたかどうかまでは、はっきり記憶をしておりませんが、例えば英語に特化する。情報の分野に特化する。であったりだとか、そういう特徴を持たせた形で存続させるとするならば、特徴を持たせた形での存続ということを議論していく必要があるんではないか、ということを政策発表会の場でも申し上げさせていただきました。その考え方、今も変わりはありません。これから教育長をはじめ教育委員会で、特に、予算をつけるのは知事部局になりますので、しっかりと議論を重ねていきたいと思います。地元の方たちのご意見とかすごい大切になってきます。私も金沢市長時代、小学校の統合にいくつか関わりました。徹底的に地元の方たちと意見交換を重ねていきながら、取り組んできましたので、そこは大切にしていきたい。これは教育委員会に任せっきりという意味ではなくて、しっかりと知事部局としても触れていかなければいけないところだというふうに思います。なぜかというと、教育について、知事部局、何か物を申すことはしません。ただし、学校というものは、間違いなく地域の核になるものでありますので、まちづくりの核になるものでありますので、僕はそんな視点からいって、やはり知事部局も関わっていくことが必要なんだというふうに思っています。教育の内容について触るつもりは、議論の中ではありません。
現段階で、奥能登の5校を残す、残さないと明言できますか。
できません。まず、その議論を、さっき言ったように地元の方たちと全く、少なくとも私はしていません。馳知事は基本的に残すということを明言されて、様々な政策を行ってきました。昨日も知事からも行政の継続性というお話もありましたので、僕はそのことを今、受け止めてこれから話し合いを進めていきたいと思っています。
それこそ移動知事室でやっていくというお考えですかね。
いいこと言うじゃないですか。まさにそのテーマの一つになってくると思います。
先ほどの県職員への訓示の中で地域活動への関わり、取り組みおっしゃって、山野知事ご自身は何か任期の中で、地域活動関わろうかなというお考えは。
子供がまだ学校に通っていたこともありましたので、妻がPTAやっていましたので、僕は父親の会という、そんなのがあるんです。父親の会に入って様々なお手伝いをさせていただきました。途中から中学校の、長男が中学校に通ったこともあって、中学校のPTAの役員として関わってきました。子供が卒業の段階でそこは退任いたしました。今、現在は民間会社に勤めていましたので、中学校、僕は野田中学校の卒業生です。野田中学校の同窓会の会長をしています。そんな頻繁に会合があるわけではなく、年に数回ではありますけれども関わってきました。知事という立場では、それが適切かどうかも含めて、その同窓会の皆さんと意見交換をちょっとさせていただければなというふうにも思っていますし、僕、先ほど申し上げましたけれども町会、区長会、公民館、婦人会。PTAだけが地域活動だとは思っていません。若い頃、野球をしていた。音楽をしていた。その野球や音楽を通して地域に関わるということも、私は地域活動だというふうに思っています。私なりに、ささやかに、ささやかながら少しお茶を習ったりもしていますので、そういうことも公務に差し障りの範囲ない範囲で続けることによって、少しでも地域の皆さんとふれあいの機会も増やしていきたいと思っています。
真っ先に取り組みたいこととか、先ほど、奥能登知事室とかおっしゃられていましたけれども、ここ4年間の任期で長期的な視点で実現していきたいことなどあれば教えていただきたいです。
何か建物を作るとか、そんなことの答弁を期待していますか。
大型事業だったりとか、箱物だったりとか、逆に何て言うのですか、山野知事のカラーを県庁にどう浸透させていくのかとか、広い意味で、4年間で実現したいことをお伺いしたいです。
これも市長の時の経験則になりますけれども、1期目の4年間で具体的に形にするってなかなか、難しいんだというふうに思っています。選挙の公約で掲げたものの具現化に取り組むということが、今、長期的にやりたいことの答えになるのではないかというふうに、今、冒頭おっしゃっていただいた移動知事室もそうですけれども、合わせて、これも繰り返しになりますけれども、行政は継続性が大切になってきますので、谷本知事、馳知事が取り組んできて、将来の石川県のために、必要だということを、喫緊にやらなければいけないこと、そこはしっかりと取り組んでいくことが長期的なまち作りにも繋がってくるんだと思っています。
山野知事は市長時代に多選自粛条例という任期のお考え方をお示しになられましたけれども、知事としては、任期についての考えとかございますでしょうか。
基本的な考え方は全く変わっていません。ただ、市長の時に条例出したらすごく議会に、あの多選自粛条例を出しました。そのときに議会の皆さんと本会議でもいろんな意見交換をさせていただきました。その時に、僕、なるほどなと思ったこともあって、議会の皆さんからは、いや、それは山野市長の思いはわかる。でもそれは、山野市長の思いの中でとどめるべきだと、他の人に敷衍をさせるというのはいかがなものかというご意見がありました。確かにその通りだということで、そこは議案修正をかけた上で、私限りだという条例に修正をかけた上で、議会の皆さんに可決をいただきまして、私も市長席から立ってお礼を申し上げました。基本的にはその考え方であります。となると、自分のことなので。条例化しなくても、自分はこんな思いだと宣言すればいいことだというふうに思っておりますので、市長時代のように条例化までは考えていません。ただ、今ほど申し上げたように考え方は全く変わっていません。
その多選はある程度、任期は4期、5期、6期とかそういう長期的というよりも、ある程度期間を設けて目標っていう任期の捉え方でしょうか。
まずは先般、県民の皆さんの審判もいただきましたので、まずは1期4年間全力でやっていく、そのことしか考えていません。
個別の政策についてお聞きします。復興公営住宅の家賃の話なのですけれども、政策発表の場で、確か山野さん、基本的に無償化は賛成。ただ、3年経った後に、やっぱり家賃が急激に上がる話とかそういうのもあるということで、懸念みたいなものも示されていたと思います。今後、公営住宅の家賃の無償化ですね、これはやはり続けるご方針ということでよろしいでしょうか。
まずは選挙公約、馳知事もそうでしたけれども3年というふうに掲げました。これも議案で取っている話なのかな、議案でもう御可決もいただいている話でもありますので、それは予定通り行っていくべきだというふうに思っています。ただ、これは僕、市の職員や町役場の職員何人かの話を聞いていたら、やはりいろんなご心配の声が多くありますので、その3年を終えた後のソフトランディングっていうものをどんなふうにしていくか、ソフトランディングというのは、その利用される方たちへの負担を少しでも負担感、実際の負担もそうですけれども、負担感を少しでも和らげていくためには、どんな形がいいのかということをここは慎重に議論、話し合っていくことが必要なんだというふうに思っています。幸い3年間ということで、もう予算もお認めいただいておりますので、その間、国ともいろいろと相談に乗っていただきながら、その負担感をできるだけ感じることのないような形をするには、どうしたらいいのかということを調査研究していきたいと思っています。
関連でもう1点ですけれども、3千戸という数字があって、あれはおそらく調査で判明した数字だと思います。一方で例えば、意向調査の段階で、自分で自力再建を選んだ方とかが、家賃が無償ということになればやっぱり公営住宅に入りたいとそういった時に、また集計し直したりとか、その土地を新しく探したりとか、そういった負担もあるのかなというふうに、例えばその収入要件を設けるとか、人数あれですけど、そういう制度設計みたいなものについて、どういうふうにお考えなのか。
まさに今おっしゃった懸念、直接、僕、市の職員からもお聞きをしているところであります。まずは繰り返しになりますけれども、可決していただいた予算の速やかな執行をしていく中で、今おっしゃっていただいたような懸案事項への対応の仕方というものも考えていきたいというふうに思っています。大切な視点だと思っています。
先ほど来、身近な県政というメッセージを発せられていると思いますけれども、馳県政の評価という部分でちょっと伺いたいんですが、いわゆるどういう点が、馳県政において、ちょっと言葉を選ばずに言うと、物足りなかったか、お考えあれば伺いたいと思います。
いやもう4年間終えましたので、僕はお疲れ様でしたと、長い間本当に石川県民のためにご尽力をいただいた、心から感謝申し上げます。もう、そのことしか申し上げることありません。
いわゆる現状分析という部分で、伺いたいのですが、前県政が足りなかった部分というのを山野さんご自身として、どういう部分で強化していきたいのか、まずその点ではいかがでしょうか。
前県政が足りなかったと僕は思っていませんけれども、僕のキャラ、これまで取り組んできたことということで言えば、できるだけ現場に出て、寄り添う姿勢というものをお示していきたいというふうに思っています。幹部職員の皆さんにもお願いをしましたが、職員自らもできるだけ、現場に出て欲しいということを申しあげてきました。これもさっきから僕、繰り返し申し上げていますけども、物理的、時間的、体力的に寄り添うといっても全ての県民、特に被災があった方たち全員に寄り添うというのは現実的には、物理的にも難しいと思いますので、もちろん私も出る。幹部職員も出る。当然、能登だけじゃなくて、金沢も南加賀もありますので、現場に出ることによって、そういうメッセージをしっかりと伝えていくことをやっていきたいなというふうに思っています。馳さんがそれやってなかったというつもりは全くありません。馳知事は、馳知事のやり方で精一杯やられてこられたのだと思いますし、私は私のやり方、私の考え方で県の職員の皆さんのご理解、ご協力も得ていきながら進めていきたいと思っています。
先ほど来、行政の継続性という部分も強調されていますけれども、馳県政において、いわゆる構想を上げた段階の、いわゆるわかりやすく言うと、兼六園の県有地化も一例だと思います。この構想、予算化されているものは別として、構想段階のものというのをどう取り扱っていく予定ですか。
兼六園のこと、今、具体的におっしゃった。僕は実は兼六園の二重価格を相当早い段階から、もう去年の段階から申し上げてきました。これは言うまでもなく、インバウンドを含めた県外の方たちは、当然住民税とか払っているわけではありません。様々なインフラを活用して、兼六園に入っていただく訳ですから、あれだけの施設ですので、私は少し金額に差をつけても観光客の方もご理解いただけるんだというふうに思っています。既に海外はもちろん、日本でも姫路城も始まったんですよね。条例は改正されているはずですので、多分4月1日から、もうまもなくだと思うのですけれども、始まっている。もう既に日本国内においても先例もありますので、取り組んでいきたいと思っています。ただ、県有地化につきましては、これも政策発表会の時にも、いろいろ議論が出ましたけれども、あれを県が取得しなければいけないということになるとするならば、果たしてどれだけの金額のものになるのか。おそらく100億、200億円単位になるであろうということもある方からおっしゃっていただきました。試算なんてことは県も国もしてないと思いますけれども、果たして能登半島のことを今対応しなくちゃいけない、金沢、加賀地区でも課題が多くある。このタイミングで、それだけの予算をかけて取得することによって、多くのメリットが石川県にとっても県民にとっても強く感じられるということであるならば、僕は少々予算がかかってもすべきだと思いますけれども、そこをきちんと見極めていくことが必要なのではないかなと、実際に石川県議会においても、ごめんなさい、調べていただければ、2024年だか2025年の本会議場でおいても石川県は、県有地化は考えていないと、今特段の不都合を感じてないという答弁もありました。どうしてそこ変わったのか。ということをまだ、このレクチャー、ヒアリングの段階でお聞きしていませんので、そのことも確認をしていきながら行っていくとするならば、見合う予算を含めてどんなメリットがあるのかということを今一度精査していくことが必要なんだと思っています。
6月補正予算予算案への対応、編成方針ですね、最後に伺いたいと思います。
包括予算ということになると、6月は、ということになりますが、大きな方向性は、また継続性って言葉使っちゃいますけれども、ありますので、プラスアルファ、私が選挙の公約で掲げたものの中で、いくらかでも予算化できるものがあるとするならば、その中で入れていくことができればなという思いは持っていますけれども、6月の補正予算についての具体的な議論、まだ執行部とは全くしておりませんので、その意見交換の中で、考えていきたいと思っています。
都心軸の再開発について聞かせてください。街中の再整備というのは、本当に今後の石川県の先行きを担う注目点だと思います。前職の馳前知事は村山市長と連携しながら進めていました。改めて山野さん自身、これからどんなビジョンでその街中の再整備に関わって行きたいか、元金沢市長として熱い思いもあると思います。その辺に関して県市連携の話についても踏まえて教えてください。
村山市長は、私が金沢市長のときに副市長として支えてくれました。個人的な関係もいろいろと親しくしているところでありますので、人間関係、信頼関係はしっかりと構築できています。3年弱、2年強、本会議で、私の答弁もずっと横で聞いてくれていましたので、まちづくり、街中のことだけではなくて、様々なことについての私の市政の考え方をご理解いただいているというふうに思って、もちろん村山市長になってからのカラーというものがありますから、全てが、4年間経っていますので、全て踏襲するというわけではないと思いますけれども、信頼関係があるということ、基本的な考え方が共有できているということからいっておっしゃっていただいたように、都心軸は金沢市にとっても、石川県にとっても大切なところでもありますし、ささやかながら私も経験もあるところでありますので、村山市長をはじめとした金沢市と連携しながら、その活性化について取り組んでいきたいというふうに思っています。
特に、その都ホテルの跡地についてこれから重要なテーマであると思います。その辺に関しては山野さん自身どんな未来像というのはありますか。
馳知事、村山市長を含めた県ご当局、市ご当局で、また、国会議員の先生にもお力添えをいただきながら、4年間丁寧に、3年ぐらいなのかな。丁寧に議論を積み重ねてきたんだというふうに報道を見ても知っている。県の職員、市の職員から聞いても、そういうふうに理解をしておりますので、それでお決めになったことは、僕は大切にしていきたいというふうに思っています。ただし、これは馳さんも村山さんもおっしゃっていると思いますけれども金沢の、石川の玄関口にあたりますので、徹底的に金沢らしさ、石川らしさっていうものにこだわったものが必要なんだというふうに思っています。駅西のハイアットにつきましては、すごい分かりやすく高さ制限っていうものもありました。既に金沢市からオリックスがお買い求めいただいて、ハイアット誘致いただきました。オリックスもハイアットもずっと、そのまちづくりの考えをすごい大切にしてくれて、内見会だけじゃなくて、その前においても、私をご案内、連れてきていただいて、いろんな説明をして、「いや市長なんか思いありますか」とか聞いてくれて僕の思いで、局長も一緒にいましたので、局長の思いも伝えていきながら、取り組んできたところであります。同じようなやり方が可能かどうかはともかくとして、近鉄さんにおきましても、もちろん近鉄さんの地面でありますので、近鉄さんが一義的に対応していくのですけれども、金沢市にとっても、石川県にとっても大切なところでありますので、県、市の意向というものを、できる限りご理解をいただいた上で、取り組んでほしいなということもお伝えをしていきたいと思っています。してくれると思っています。
人事案について、副知事には酒井教育長。教育長には塩田さんが今回、内示されたと思います。改めてその狙い、今後行われるその部長級の人事も含めて、今後の狙いとかがあれば教えてください。
この間、選挙を終えてから、いろんな方にご助言もいただきました。皆さん口を揃えて、徳田副知事は本当に立派な副知事だったということをおっしゃっておられます。いわゆる能吏っていう言葉を使う方もいらっしゃいました。合わせて、酒井教育長も本当に負けず劣らず、世代が少し離れますので、経験値という違いはあるけれども極めて優秀な人材だということもお聞きをしているところでありますし、間違いなく石川県の県政、石川県の今後の県を引っ張っていくリーダーになり得る人材だということも、多くの方からもお聞きをしていましたし、私は実は市長時代、課長さんでありましたけれども、やっぱり光っている方だなという思いを常に持っていました。もう一つは、能登町の出身でもありますので、様々な施策を取り組んでいきます。もちろん取り組んでいきますけれども、奥能登にルーツを持つ副知事がいらっしゃるということは、私は能登に対する強いメッセージにもなるんだという思いもあって、ぜひお願いをしたいなというふうに思っております。教育長ですけれども、谷本知事、馳知事を含めて先輩方は、教育長は議会承認が必要ですから、大切な行政職という認識、その認識は私も全く同じでありますけれども、一方では、やはり学校現場の声がストレートに伝わるというそんな仕組みを期待する声も、ずっと市長時代も含めて、聞いていたところでもあります。塩田さんは学校現場の校長も経験もされています。教育委員会において、教育行政も熟知をされていらっしゃるというふうに思います。教育行政の安定という点から言っても、学校現場の声を反映させるという点からいっても、私はもう最適任だという思いもありますので、ぜひ議会の皆さんにご理解をいただければと思っています。
基礎自治体として金沢市を11年引っ張ってこられた。今度は県の舞台になると思うのですが、その県の行政の役割として、県の職員ですとか、県民の方と県の行政とはこういうものだっていう共有したいイメージっていうのは現時点でどのようなものを思われていますでしょうか。
なんと言っても、やっぱり広域ということが一番だというふうに思っています。これも金沢市長の経験というお話もありましたので、人口減少時代は金沢市といえども避けることはなかなか難しい。高齢化が進んでいく中で、行政サービスへのニーズがより一層複雑化、多様化してくる。人口は減っていくことはやむを得ないということは長いスパンで見たときに、市の職員も減らさざるを得なくなってくるかもしれません。でも今言ったように、行政ニーズがより一層複雑化、多様化してくる。それに、対応をしていくために僕は二つあるんだと思っています。一つやっぱりDX、デジタルを活用することによって、機械でできることは機械ですることによって、人の手は人の手が必要なところに重点配分をしていくということを、もう一つは広域行政であります。金沢市の近隣にはですね、金沢市にない施設や、金沢市の職員に負けず劣らず優秀な市の職員、町役場の職員の方がたくさんいらっしゃいますので、連携をしていくことによって、単独の市だけではなく、広域で行政サービスを提供することによって、ビジネス的に言えば固定費を抑え、固定費抑制するっていう意味ではなくて広域で、広域にできるという意味で、結果として固定費を抑えながら、行政サービスを高めていくことができるという思いがありますので、積極的な取り組みをしてきました。能登や加賀地区においても、そのことが求められてくるんだろうというふうに思っていますし、その役割を金沢市の場合は人口規模、予算規模も圧倒的でしたから金沢市がリーダーシップをとることに対してご理解はいただけたと思いますけれども、他の市町については、やはり、時には県がリーダーシップを取るのは変ですけれども、間に立って意見を集約していきながら、取り組んでいくということもあってもいいのではないかなというふうに思っています。そんな意味では、僕は県職員、さっき僕、できるだけ現場でという表現で申し上げましたけれども、県職員や市や町、市役所や町役場の職員とのコミュニケーションをより一層とることが求められてくる僕はそんな時代だというふうに思っています。そのことが県に求められる。これから喫緊に求められることだと思っています。
個別の政策テーマで、馳知事時代からの積み残しというか。西部緑地公園の件ですが、現状は産業展示館から再整備をして、その次に県立野球場を再整備するという方向で新年度から基本計画の策定をしていくということになっています。ここについてのお考えはいかがですか。
もう、今お話にありましたように、構想化、計画の段階に入っておりますので、資材の高騰、人件費の高騰等はあるかと思いますけれども、そのことについては計画通り進めていくだろうというふうに思っています。
これは馳知事も最終的に決められずに退任されましたけれども、消防学校の移転、これ昔から結構課題になっていますが、二日市の農業公園の用地みたいなところに移転しようとしていて、それがでも、どうなのかというところで、まだ最終的な判断されていません。ここについてはいかがですか。
レクチャーでもお聞きをしているところでありますので、今、おっしゃっていただいた課題も踏まえて、議論を重ねていきたいと思っています。
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