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最初に、激甚災害の指定について、口頭で説明させていただきます。今月6日からの大雨については、石川県を含めた全国各地で大きな被害が発生しました。私からも石破総理に対して、激甚災害への早期指定を強く要望をいたしました。国は先日18日、火曜日に、今回の一連の大雨被害を地域を限定しない激甚災害、本激に指定する方針を決定しました。これによって、まずは農地などの災害復旧事業に係る国庫補助率のかさ上げなどの措置が講じられる見込みです。国においては、早期にご判断いただいたことに感謝いたします。今後、道路など公共土木施設の災害復旧事業についても、適用に向けた作業を進めていただきたいと思います。県としても、被災箇所の早期復旧に向けて、引き続き詳細な被害状況の把握に努めるとともに、国の災害査定などの作業を鋭意進めてまいりたいと思います。
それでは資料をご覧ください。大雨被害を受けた金沢競馬のレース再開です。まず、金沢競馬場はコースや設備などに甚大な被害が発生しました。9月7日、日曜日からレースを再開いたします。場外発売は2日、レース4日間中止、今後さらにレース4日間の中止が必要となっています。そこで、こうした災害時における馬の早期避難を含めた安全確保対策について、馬主、調教師などとの意見交換をスタートすることといたしました。こうした大規模災害があると想定して、事前にどういう対応をしたら良いかは、馬の持ち主は、馬主協会さんですから、県がそこを飛び越えてあれこれするというわけにもいきませんが、事前に話し合いをしておきましょうということにしました。主な被害状況です。コース内に複数の陥没が発生しておりますし、競走馬約600頭が浸水をいたしました。また、馬体重計、検体冷凍庫などの設備が浸水をしております。復旧状況としては、競馬場の浸水は8月8日には解消をしております。8月16日にコースの復旧は完了しておりますが、感染症予防のための抗生剤投与から10日間は、出走不可だそうでありまして、したがって、レースまでにコースで2週間程度の調教が必要になる。この期間を踏まえて、最短で9月7日からレースをスタートするとなったものであります。
次。地震・豪雨の風化防止に向けた取り組み1 、地震・豪雨の風化防止に向けて、デジタルアーカイブの構築あるいは応援消費お願いプロジェクトなど様々、取り組んできました。そこで、さらに能登で困難を乗り越えて生きる人々に焦点を当てた動画を制作し、YouTubeのデジタル広告などを通じて、三大都市圏など全国に発信をすることといたしました。動画の公開についてです。まず、今般、動画の第一弾として、「能登の祭り」、「輪島朝市」の2本を大阪・関西万博「石川の日」で、石川県への関心が高まるタイミングに合わせて来週27日に公開予定となっています。特設サイトも公開予定であります。今後も新たな動画を制作して、豪雨1年、地震2年とそれぞれタイミングに合わせて、順次公開をし、能登への関心を繋ぎとめて、風化防止に取り組みたいと思います。動画流してよろしいでしょうか。お願いします。27日からこの動画は公開です。
次。いしかわ防災フェアを開催いたします。防災月間9月、それに合わせて、県民による自助の取り組みの促進を目的に、県内3会場で、初めていしかわ防災フェアを開催いたします。ここで住宅耐震化、感震ブレーカーの設置、家庭での備蓄、ローリングストック。こういった紹介や、県民が防災・減災に取り組むきっかけとなるような体験型や参加型の展示をしたいと思っています。日程・会場は8月30日、土曜日はイオンモール白山。9月7日、日曜日は、アルプラザ鹿島。9月15日、祝日は県立図書館で行います。内容は、住宅耐震化、感震ブレーカーなどの減災効果に関する展示。地震体験車、気象実験などの体験型展示。防災かるた、防災リュック作成などの参加型の展示を行いたいと思います。奮ってご参加をいただきたいと思います。
次。クルーズ船乗客の周遊対策1 であります。実は課題が出てきておりまして報告いたします。クルーズ船乗客の約9割が金沢市内を観光いたします。そこで、金沢港へ戻る際の金沢駅のシャトルバス乗り場が大混雑するという苦情が実は届いております。申し訳ありません。今年、金沢港には過去最多55本のクルーズ船が寄港予定であります。金沢市内を訪問するオプショナルツアー利用者とシャトルバス・タクシー利用による金沢市中心部訪問者が、これで9割いらっしゃると、ありがたいことなんですが、その移動にかかる渋滞という問題があります。金石・大野地区は魅力的な観光資源がありますが、移動手段が少なく、乗船客の訪問は限定的。一言で言うと、人気がない。良いリソースはありますが、足がないので、足を運んでいただけない。金沢駅の混雑緩和による乗船客の利便性向上。また、金石・大野地区への周遊促進による賑わい創出などを目的にして、地域交通機関の活用など実証事業を実施することとなりました。これは国交省のモデル事業ですか。
観光庁のものです。
実証事業でやっていただくことになりました。これはデータです。訪問先の。そこで、金沢駅の混雑緩和と、金石・大野地区の賑わい創出に加えて、地球温暖化にも対応するという目的で、1、大浜埠頭と金沢駅の往復に北鉄浅野川線を活用します。2、金沢港と金石・大野地区を周遊するシャトルバスを運行します。3、金沢港クルーズターミナルに電動モビリティの導入をいたします。詳しくはこちらをご覧ください。1、北鉄浅野川線の活用。金沢駅とのシャトルバスに加えて、地域交通機関により混雑緩和をいたします。これは、北鉄浅野川線を使うということですね。北鉄浅野川線の終着は内灘駅ですね。
内灘駅にもバスを準備してあります。
2、周遊シャトルバスの運行、金石・大野地区の観光地の魅力を発信するために周遊シャトルバスを、これは何人乗りぐらい。
小型ですけど二、三十人と聞いております。
この小型バスを使います。3、電動モビリティの導入、金石・大野地区への移動手段の多様化、脱炭素化。これは、私が海外で観光行った時に使うトゥクトゥクみたいなやつと思っていいですか。これは楽しみですね。金石・大野地区への移動手段、ようやくそれが実現する。これは実証事業ですね。
はい。
いつからスタート。9月中旬というのはいつ頃ですか。
今、調整中です。
クルーズターミナルで4台設置する方向で、4台しかないの。
一応レンタルで、4台置いてみて、2カ月間、実際にどのぐらいの方が利用されるかなどということを実証で検証してみようということで。
これは普通自動車免許保持者、保険は自己負担ですが、これは外国人の方も当然免許を持っていれば乗れるということですか。
そうです。
確認するんですね。
はい。
私も乗りに行っていいですね。
はい。
ぜひ、皆さんもご利用ください。
次。「百万石の極み」の新規認定。石川県の特色ある農林水産物のブランド化を戦略的に進めるために、「百万石の極み」として認定をするという事業です。今般、天然能登寒ブリと能登押水花木の2品目を新たに追加認定します。明日、認定証交付式を開催いたします。天然能登寒ブリと能登押水花木、こういうことになりました。
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