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更新日:2023年11月17日

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記者会見の要旨(質疑応答) - 令和5年11月16日 -

令和5年11月16日(木曜日) 16時00分~

記者

障害者アーティストの複製画をレンタルする取り組みということで、これは企業側からの声とか、一定の需要など見通しがあってのことなのかということを伺いたいのが1点。1作品あたり4,000円で1,000円のアーティストに還元されるということですけども、残り3,000円はどうなるのかお教えください。

知事

これは健康福祉部長から実情をお答えします。

健康福祉部長

企業のニーズですけれども、これから企業様の方にPRをして積極的に営業していきたいと思っております。レンタル料ですけれども、4,000円のうち3,000円については複製画の制作費ですとか作品の搬送費、輸送費ですね。そういった経費、レンタルに伴う経費が3,000円程度かかるということですので、残り1,000円は作家の方に還元をしていこうというふうに考えております。

記者

2点目、いしかわスポーツ医科学情報センターの取り組み、これと直接関係する話じゃないんすけども、知事はスポーツへの寄与っていうところは期待されてる部分はすごく多いと思うので伺うんですけども、前回こちらの会見の場でも所見をお話されてましたが、ツエーゲン金沢J3降格決定しまして、前回も今後のチームの方について言及される場面ありましたけども、降格決定した最中、来季に向けて何かお考え等あれば教えてください。

知事

まず今季、大変お世話をいただいた、サポーターの皆さんに感謝申し上げます。本当にありがとうございました。私も取締役の1人として、チームの不振3部降格という結果について、改めてお詫び申し上げたいと思います。本当に申し訳ありませんでした。我々役員、そしてサポーターの皆さん、何よりも選手、監督がみんなやっぱ詳しい悔しい思いを持っていることと、この現状に、甘んじていては、2部への復活もないと考えれば、今季以上にスポンサーも獲得を目指して、努力をし、テコ入れをしていく必要があると考えております。詳細については近いうちに発表できると思います。

記者

発表は、知事からということですかね。

知事

いいえ。ツエーゲン金沢の組織としてということであります。

記者

3点目、伺いたいと思います。クマについてなんですけども、東北地方を中心に相次ぐクマの出没で、環境省が先日、指定管理鳥獣への追加はする方向性で検討を始めました。これについて知事の所見をちょっと伺いたいと思う思います。

知事

前提となる情報も含めて報告させてください。全国で10月末現在、過去最多となる164件の人身被害が発生し、本県においても、11月14日現在、人身被害2件、目撃件数247件うち10月は80件で、過去4番目と、こういうふうになっております。また、こうした中で最近、富山県や東北の知事がクマによる被害防止対策に緊急要望していることについては承知をしております。私自身、心配しております。1に人身被害、2にこういう環境になった背景を、調査分析する必要があるなと。その上でですね、人命を第1に、対策を立てなければいけない。という考えのもとに、12月補正予算に向けて準備中です。これは国も、こちら東北、全国の状況を見て、クマ被害を看過できないですね。ということで、補正予算のメニューにも入っておりますので、そこは石川県としてですね、分析をし、今後の対応をしていきたいとこれは前のめりにすべきではないかと考えております。

記者

これについてもう一点、各県にも動物愛護団体の意見だったりのような、クレームが寄せられたとの話も出て話題となっていますが、石川県においては同様のクレームがあったのか、把握されていれば伺いたく思います。

自然環境課長

今年も若干ありまして、今年でいいますと、加賀市の観光施設で出没があったときに、報道などで加賀市が捕獲檻を付近に設置したという報道を受けてですね、こちらの自然環境課の方にも「そういう捕獲檻を設置したっていうことだが、クマの駆除はしないで欲しい」といった内容のクレームというか、ご意見が1件と、あとその他、クマの保護などを訴える声とかというのを合わせますと、今年度計4件ありました。

知事

クレームをいただくことも私ども行政の一つ責任と思っております。同時に、人身被害、このことを避ける上での最大限の努力をすることも、行政の責任であり、県民の安全と安心を守るために、またこうしたあのクマのですね、出没情報、人身被害が起きている背景を、きちんと調査した上で、対応する必要があるというふうに思っています。

記者

全般的に指定管理鳥獣を進める検討に関して、これは知事としては、賛成ということでしょうか。

知事

国の方針に対しては賛同しています。

記者

今の質問に関連して、クマの対策、12月補正予算案で検討されるということですけど、もう少し国のメニューはですね、計画調査を進めるということと、あとはこの柿の木の伐採、出没を抑える計画の支援などがメニューに入っているようですが、県としてはその調査と計画作りをどういう形で進めていくお考えかということと、補正でやるということですから、年度内にそれを進めていくというお考えか、伺えますでしょうか?

知事

検討しておりまして、補正を発表する段におきまして、報告させていただきます。今、情報収集して、より効果的な実効性のある、加えてですね、実態調査把握しないで、闇雲に対策をするといっても、それちょっと理解されません。クマの生態に影響を及ぼしている地球温暖化の問題も無視できません。何よりも県民が、このクマさんの被害によって、実は非常に痛ましいですね、爪痕、傷、恐怖感、これはやっぱり報告されておりますので、そういった事案からですね、県民を守るには、どうしたらいいのかと、檻もありますし、猟友会の活動をお願いすることもありますし、情報共有を瞬時にするには監視カメラの設置も必要でしょうし、全体的に把握していく上では、薮刈りなどのために、ドローンを活用する必要性もあるかもしれません。考えられる最大限のことを想定しながらも、しかし、限られた予算で実効性のあることをするにはどこから順番に手をつけるかと、こういう議論はしておりますのですね。正式には、補正予算の発表のときに良い報告をさせていただきます。

記者

今日の発表事項で週末のイベントの案内もいろいろありましたけど以前県内キッチンカーの関係者に取材すると、こういう週末イベントありがたいんですけれど、週末が出店先の確保が課題だという話を聞いたことあります。県庁周り、ご飯どこで食べるかといつも頭を悩ませているところですけれども、都会のオフィス街みたいにそういったところにキッチンカーを呼んできてですね、地域経済活性化に繋げるというようなことも可能なんじゃないかと思いますけれども、この点について知事のお考えを伺えますでしょうか?

知事

これね、何となくこの間、全国知事会のときにキッチンカーの話したんです。みんなで。いや本当に便利でありがたいし、たくさんそういうイベントや機会を設けたいなと。何かね、都道府県ではキッチンカーを敷地内に置いてやってそうなところも、あるいやに私聞きました。いいなと思いますし、県庁内の食堂も私はもちろん活用しますが、キッチンカーでスイーツとか、美味しいカレーライスとか、何でもいいんですが、ある程度何かちょっと嬉しいなと私も思いますので、それは可能かどうかについては総務部長に相談します。あそこの広場がございますのでですね。ただ近隣の飲食店なんかあんまりご迷惑かけても悪いかなという気もしますが。

記者

もう1点、しばらく前に取材した、ルビーロマンの商標権の問題。種苗法と商標法で同じ名前で出願できないというのがユーザー目線、県なんかユーザー側ですけれども、ユーザー目線から見て、少し使いにくいという指摘も出てますけれど、知事は9月にお伺いした際ですね、国に改善を求めるというような話もされてましたけど、こちらの進捗状況どういうふうになっておりますでしょうか?

知事

例えば、率直に西村大臣に対してこれは調整した方がいいんじゃないのと申し上げて、その後の動向はまだ伺っておりません。令和6年度の国への予算要望で要望しています。こうした知的財産の調整について、農水省と経産省の種苗法に関わる登録と、商標法に係る登録と名前を今別にしなきゃいけないわけですよ。私は使い勝手を考えたら、農水省の種苗法管轄の登録名と、経産省、特許庁かな。所管のこの商標法で登録名前を変えなければいけないっていうこと自体、どこに意味があるかなと私は思います。ですので、改めて法改正を求めたいと私は思っているのでありますが、当然法改正を検討するとなればですね、いわゆる現状、現状をどうするのかという問題。海外におけるですね、なんちゃってルビーロマン対策などのシャインマスカットもそうだったと思います。こういった問題など、様々付随する課題も出てくると思われますので、今回の事案である農水省、中小企業庁、経産省ですね、改めて申し上げていきたいと思います。

記者

いよいよ2回目のですね、当初予算に向けた作業も同時並行でいろんな陳情も来ていてですね進めておられてますけれども、少し気が早いですけれども、2回目の当初予算に向けて、どういう形で馳カラーを見せていきたい、これまで執行してきた予算もありますけど、どういうカラーを示してきたと思われていて、その上で、2回目の当初予算に向けて、どういうふうに進めていくか、お考えを。

知事

今日の段階では二つだけ明確に申し上げておきます。1、スクラップアンドビルドです。大胆にぶったぎるところはぶった切らないと、あれもこれもは財政上の観点からもよろしくないですし、やっぱり予算付けに関してはそんなもんだと思われてもらっては困るのでですね、スクラップアンドビルドを精神が第1であります。2点目はですね、これ私も国のデジタル行財政改革の仕上がり具合を見ていますし、西垣CDOに情報収集して、いち早くキャッチアップできるように、石川県もモデル事業等できるようにと言ってるんですが、非常に脇が硬い。脇が固いということは、本気のようですから、なので、これデジタル行財政改革に我が石川県としても、県もそうですが、市町、私は大変だと思うんですよ。テクニカルに詳しい人そんなにいないはずですから、外部委託せざるを得ないんじゃないかと思います。データ連携基盤の構築とか言いましてもね、また、最終的にはDXですから、市民活動経済活動ともリンクしていかなければ意味がないし、情報の共有というのはそういうことですから、したがって、このまずデジタル行財政改革にですね、どう対応したら良いのかなということには気を使っています。今日の段階で言えるのはここまでです。

記者

先ほどスポーツ医科学情報センターの話がございました、国体ではですね、男子が28で女性が24位ということで、男子は2年連続、女子は3年連続20番確保したと。この成果として確かにハンドボールは元々9連覇を果たす実力チームなので、成果指標として、例えばですけど国体の順位をそれぞれ5年後に10番台を目指すとかですね、ちょっともう少しちょっとわかりやすい目標とかございましたらお願いします。

知事

今年の石川県チームのスローガン何だったか覚えておられますか。

記者

すいません、存じ上げなくてすいません。

知事

今のご質問はまさしく象徴をするんですが、石川チームの目標は、「今年は最高の自分へ」だったんですよ。したがって、点数で、比べ合うことに私あんまり意味を見いだしていないということであります。スポーツにおける様々な価値観を共有し、県民が共鳴できるような環境を、アスリートや指導者の皆さんに提供し続けたいとしたがって、件数にどこまでの意味があるのか。ということは大変申し訳ないんですけど、ベースとなる人口が違うわけですから、東京都、島根県と、さあ、点数どうしましょうかということ自体が、あまりスポーツ、どんな分野でもあんまり意味がないと思っています。それよりも、昨年の自分と比べて今年の自分の最高出し切ることができたのか、もしできない部分があるとしたら、そこを我々石川県スポーツ協会は、あるいは県の施策として、どこをバックアップしたらいいのかと、こういう論点で議論をする上で最高の自分へというスローガンを出しました。さあそこでなんですよね。その上で、競技力強化というジャンルも一つですし、安心して競技に臨むことのできる環境作りは、例えば、協会の経理の問題とか、指導者の世代交代の問題とか、パワハラやセクハラのない、競技環境であるとか、最近はちょっとルールができたようですが、女子陸上長距離選手の鉄分注射の問題とかありましたね。様々な課題を抱えている中で、そして、世代を広めて言いますと、残念ながら、やはり10代後半20代のスポーツ参加率は低いままです。全ての世代を超えてスポーツに親しむことのできる環境で、アスリート、あるいはスポーツに親しむ人がですね、プレッシャーとかハラスメントを受けることのない環境で、団体の運営においてですね、ガバナンスが効いている状況で、また相談支援、いざとなったら訴訟にまで発展しかねない事案もございますから、そこをサポートできるですね。いわゆるリーガルサポートのできる体制個別に相談支援できる体制と、こういうのを含めて実は競技力強化というふうに認識を私は改めてもらうように石川県スポーツ協会の会合においても、また県庁内のスポーツ政策の推進においてもお願いし続けております。そんな中で今回のハイパフォーマンススポーツセンターのいわゆる、ここはもう世界最先端の取り組みを石川県に横展開し、石川県が拠点となって、北信越に横展開できるぐらいのナレッジ、いわゆる知識とか教養とか情報とか、実際にやっぱりアルビレックス新潟のある新潟は進んでますよねと、こういった周辺環境を踏まえて、私は国民体育大会の点数の話をした方が良いと、これ私はまず考えです。まずお伝えしました。その上で、北國銀行のハニービーがなぜ9連覇を成し遂げているのか、北國銀行さんが環境整備をしているからという一言で済ませては勿体ないと思いますよ。そういった環境作りを、他の競技団体も、できるのかできないのか、できない部分があるとしたら、スポーツ協会がサポートをしたり、資金面においてはクラウドファンディングというやり方もあったり、指導者の世代交代についてまずはということで、日体大との連携協定をしました。大変たくさんの情報を収集し、指導者の世代交代にも計画的に取り組もうというふうにやっています。少なくともね、5年ぐらいかかると思っています。情報を集めてターゲットを絞り、お願いをし、県庁内もそうですが、市町や企業や団体等に、やはり雇用も含めてお願いしていかなければいけないので、そういう競技力強化の分野と、もう一つは普及と考えたら、普及の一端が、アーバンスポーツの振興であります。アーバンスポーツ、昨年は4,000人でしたよね。あのクルーズターミナルで、今年いくら何人来たかご存知ですか。1万人に超えたんですよ。ということは、そのスポーツを振興する、やっぱり私どもは行政として、仕掛けをするときには、より広い、幅広い世代、男女の性差を超えたとなってくると、それが何なのかっていう情報収集した上で順次仕掛けていく必要があると思っていますし、加えてなんでこの石川県には女性スポーツ外来が一つもないんですよ。これはちょっと恥ずかしいなと思っていて、そういった環境整備相談したいと思っていても、10代、20代のトップアスリート、相談できるクリニックもないとというのは、いかがなものかと、いわゆる女性専門のスポーツ外来ですけどね。そういう課題出しをしています。石川県スポーツ協会内部でも私の諮問会議として石川県女性スポーツ会議をやって、今議論をして問題を出していただいています。加えて、もうちょっと長くなりますけど、来年も今年と同じように、暑くなるか、涼しくなるかと私は考える必要があり、どう考えても涼しくなるとは思えない。中で夏の県のスポーツ大会の期間をどうするか。この小・中学校、高校の体育の授業、あるいは部活動のあり方をどうするかとちゃんと全国知事会で公立高校も含めて、小中学校の体育館の空調整備について、国はもっと金出すべきだと財政的支援すべきだと。全国で1割、石川県は1%未満と、これはやっぱり国の責任だというのが私の考えで、こういったことも要望出しております。それでですね、スポーツの価値感をより高めるために必要な環境整備と、人的整備、こういったことについてですね、総合的に対応していきたいと思っている中での国体の点数の議論だということを報告します。

記者

正月の駅伝ですか、県議会でも話題になりましたので、それもあってちょっと伺いました。北國銀行さんも世代交代の中でいろんな課題がある中で偉業を成し遂げたと思ってますので。ちょっとその点なんですけど、例えば高体連とかですと、県とも連携しやすいかなと思うんですけど、例えばこういうところで高野連と、私も野球してたもんで、ちょっと野球の話で恐縮なんですけど、例えば高野連なんかでも、ここと連携すると、注目を集める甲子園での活躍なんかも期待されるかなと思うんですけどいかがでしょうかね。

知事

そう言っていただいて大変感謝に思います。その通りです。その国のハイパフォーマンススポーツセンターは、根性体育会系ではありません。データをもとに競技力強化のために必要な体力測定、それに基づくカウンセリング、試合がいつあって、そこから逆算してコンディショニングをどうしたらいいか。技術的な動作解析体制が一定の分析また、例えば、試合があるのはどこの体育館で宿泊するのは、どこで、その移動に何が必要で、試合時間が何時で、だったら何時に起きて食事をしなければいけないのか、普段摂取している栄養は何なのか、減量が必要かどうか、実はここまで緻密に分析をして、日常の最高のパフォーマンスを再現できることをメンタル面も含めてアドバイスをするのは、これはハイパフォーマンススポーツセンターのスポーツ医科学情報センターの仕組みなんですよ。そのために情報収集をし、ビデオも撮ってきて分析をし、また対戦相手のやっぱりすごい言葉練習とか過去の試合とかの分析をしたり、さらにそれ以上の情報収集までしてしまうんですね。これが世界で勝ち抜くための最新のスポーツ医科学情報の分野であります。そういう発想ですね。ぜひ過去から今までこういう取り組みをしていたので、だからこれでいいんだという経験主義を否定しませんが、それプラスアルファ、さらにそれを効果を高めるためにどうしたらいいかという、そこを、石川県のスポーツ支援において当たり前のことだとそれほどの分析情報、体力測定といかに重要かということを、自分の体を知ること、栄養分摂取の仕方これがあって初めてですね、実は、トップアスリートも含めて違うセカンドキャリアに繋がるんです。何のためにスポーツしているのかと。という意味でですね、私は石川県のスポーツシーン。指導者の皆さん、協会運営の役員の皆さんにそこをお伝えしていきたいなと思ってます。

記者

2点あるんですけれども、1点目は14日にあった3県知事懇談会で、特急「はるか」、敦賀までの乗り入れを要望することで一致したという報道があったんですけど、改めてこの狙いと、石川県にとって「はるか」が敦賀まで来ることのメリット、あらためてどう考えていらっしゃるかというところを教えてください。

知事

それ一言です。関空との直結という表現した方がいいと思います。もちろん直結するわけではありませんが。関空から乗って、大阪駅で乗り換えて敦賀で乗り換えて金沢に来るとかね。よりも、敦賀まで関空から直結し、そこから新幹線乗り換えてきた方が、やっぱり利便性は高いですよね。従って、旅行者に対するPRとしては、そういうまず、まず敦賀までと一気に関空から繋がるということは、私はとても意味が大きいと思ってます。実は一時ですね。今もうその計画はお蔵入りになりましたが、北陸新幹線は、京都からそのまんま関空に入れるという麻生太郎さんの意見ですけどね。意外とその議論は湧き上がっていたんですよ。そうすると、関空、京都駅、京都北部にも駅作れとその当時は話があったんですよ。すると、京都府には空港ありません。空港ありませんよね。福井県にもありませんね、関空と直結するということのインパクトは大きいのではないかという議論が、私は国会議員として在籍中も極めて有力な麻生太郎さんの案として、ありました。つまり、リニアも新幹線のぞみ号とか光号とかも大阪駅に乗り入れて、さらに北陸新幹線の終着駅が大阪で、大阪駅大丈夫かとむしろ北陸新幹線は京都駅でクロスするのはいいとしても、そのまま関空に乗り入れた方が京都北部にとっても飛行場のない京都にとっても良いのではないかという議論がなされていました。かつての話ですね。そういった意味での私は幅広な議論というのは、過去にあったことを今、あなたのご質問で思い出して申し上げました。

記者

補足で石川県、福井県は関西に近いと思うんですけど、石川の方は結構海外出られるときに成田羽田とかを使えることが多いのかなと思うんですけど、その辺知事はどう関空を、石川県民がどれぐらい使ってるかというのはどういう認識でいらっしゃるんでしょうか?

知事

まずちょっと金沢起点として、申し上げます。能登から起点にしてもいいですけども、関空を使うまでに何回乗り換えるでしょうか?何時間かかるんでしょうか?考えるのすらちょっと面倒くさくなるぐらい、そういうことなんですよ。そうすると、まだ新幹線で東京駅から羽田に行くというイメージの方が、石川県から敦賀どうだ、京都か大阪か経由して関空にというふうなイメージよりも、やはり時間的にもですね、イメージ的にも羽田の方が直結します。このイメージをやっぱり北陸新幹線が敦賀以西において払拭していくというイメージができればいいなと。そう考えると今回の杉本知事提案の敦賀直接「はるか」乗り入れというのは、私はインパクトは大きいと思います。もちろんそれで賛同しますと言いました。

記者

最後に、昨日ちょっと北陸経済連合会の方から発表されたんですけれども、28日に経団連の十倉会長が原発を視察するとこれオフィシャルで出していいと言われたので言ってるんですが、そのこの時タイミングでの原発訪問っていうのが政治的メッセージはないとは言ってはいるのですが、知事はどういうふうに受け止められていらっしゃるでしょうか?そもそも情報が提示には入っているのでしょうか?

知事

はい、二つお答えですね。情報は入っておりません。二つ目はですね、どなたであろうとやっぱり関心を持っていただいて、視察をいただくことは良いと思います。別に私は歓迎してるという意味じゃなく、やはりいろんな様々なレベルの関心を持っていただいて視察をし、特に経団連の代表が視察をされるということもあり、意味合いは大きいと思います。ただし、再稼働に向けては、法律に従い、手順に従い、安全第一で対応していただきたいと思います。

記者

わかりました。28日前後で十倉会長とではお会いになるとか、そういったことは今のところはないと。

知事

今のところそういう日程は聞いておりません。

記者

デジヒロシさんの投稿がまもなく200件を迎えます。今までのところでデジヒロシさんに点数をつけると何点でしょうか?

知事

そういう聞き方をしてきましたか。100点。

記者

その心も教えてください。

知事

可もなく不可もなく。一生懸命やってると。100点。

記者

次の予算でもデジタル化に並々ならぬご意欲を示されておりますが、県庁内での意識改革という意味ではデジヒロシの役割効果というのはいかがでしょうか?

知事

それいい質問ですね、まず総務部長から先に答えていただきたいと思います。

総務部長

デジヒロシによってですね、今までの広報のやり方だいぶ変わってきて、変わったというか強力なツールが1個増えたということで、毎日発信するために、いろんな部局がですね、相談をしながら新しいネタをどんどんどんどん持ってって、映像化してもらって、どんどん走ってもらってるということは、庁内の各部署の職員も相当意識が変わったんじゃないかなと。積極的にこういうツールを使えば、多い頻度でいろんなことを発信できるというふうに認識が変わってきてると思います。

記者

課題はありますでしょうか?

知事

私ね、最初は反対してたんですよ。デジヒロシ、デジひゃくまんさんぐらいにしてくんないかなというぐらいに思ってて、ちょっと私も恥ずかしいなというのと、誰が見るんだよという本音とですね、思っていましたがしかし、よく考えたら、Z世代含めて、県庁のお仕事、県政の課題、石川県の魅力を発信するツールとして、わずか30秒や1分ほどの動画であったとしても、書いた文章よりは遥かに情報量が多い。あらゆる世代にわかりやすく伝えることができる。そして気をつけなければいけないのはフェイクとかですね、事実誤認、そう考えると、だからさっき可もなく不可もなくという辛口の表現をしましたが、さらにこれ可能性があるなと。そこでこの間の北陸三県知事会でも一緒にやんないと、広報広報戦略を。それで賛同を得たものであります。観光だけではありません。お互いの県の強みも含めてですね、デジヒロシと富山や福井のキャラクターとコラボをしたり、デジヒロシを使って、福井県のや富山県の情報を発信することは全く問題ないと私は思ってます。著作権の問題はありますかね。改めてですね。そうした動画で世界に発信できる時代に、あっという間にできる時代に、使わない手はないなと。そんな思いであります。

記者

若者からはカメムシですとか、ハロウィンも人気のようですが、知事お気に入りの投稿はありますでしょうか?

知事

それ全て私はお気に入りであります。ただ私の感性とZ世代の皆さんの感性と佐々木さんのような女性の感性で多分違うと思いますので、そこであの作成している県庁職員は、女性でしたよね。

素都戦略広報課長

男女両方おります。

知事

どちらかというと若手チームでやっているので、そのセンスは私は素晴らしいなと思って、100点満点。

記者

先ほど金沢競馬経営評価委員会が開かれまして、そこであの馬主協会の方が7月の線状降水帯による豪雨で、厩舎が浸水したと、その馬が取り残されてしまって、約20頭が約4時間ほど膝の高さぐらいまで浸かったまんまになってしまったということが報告がありまして、そのうちのちょっとその馬が何頭中何とかわからないんですけれども、少なくとも数十頭、10数頭の馬がレース出走を見送ったというようなこともありました。これに対して、知事の受け止めとかあれば教えていただきたいです。馬主の方はですね、馬主協会の方は逃げるそのマニュアルみたいなのとかがないというのようなこともおっしゃっていたんですけれども、お願いします。

知事

改めてこれ重大問題です。事実関係を確認した上で適切に対応するようにいたします。

記者

あともう1個、馬主協会の方がおっしゃっていたのが、競馬場に女子トイレ、女性騎手が来られたとき、女子トイレと女性が休む場所がないということも報告されていました。これについて知事どうですか。

知事

私視察したときにそのことを指摘しました。改めてですね、競馬事業局長に改善を求めているところでありますので、また近いうちに報告が来ると思いますが、改善点であるということは申し上げておきます。

 

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