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更新日:2022年7月27日

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記者会見の要旨 - 令和4年7月26日 -

知事定例記者会見

令和4年7月26日(火曜日) 16時00分~

内容

7月の定例記者会見を開催いたします。

私から、2点報告をいたします。

全国知事会議について

配布資料(1)(PDF:65KB)

1点目は、夏の全国知事会議についてであります。

奈良県において、明後日、木曜日から2日間、「危機突破!挑戦が未来を創る」をメインテーマに開催されます。

私が知事に就任して以来、初めての全国知事会議であります。また、コロナの影響で、昨年、一昨年はリモート開催でありました。今回は三年ぶりにリアルで開催されます。私も、明後日の会議から参加いたします。

現在、原油高・物価高が進行し、特に農業分野では肥料価格が高騰するなど、地方におきまして、様々な課題が山積しております。

知事会として、国の概算要求に向けて、様々な提言を取りまとめることとなります。私も積極的に発言をしたいと思います。

また、今回から新たな取り組みとして行われ、有識者を交えて特定のテーマについて議論をする「セッション」については、私は、「LXローカル・トランスフォーメーションとデジタル田園都市国家構想」というセッションに参加する予定であります。

これは、私の知事選の公約にも入れておりましたが、デジタル・トランスフォーメーション、DXを地域で展開をするという認識でのLX、ローカル・デジタル・トランスフォーメーションという概念ととらえてよいと思います。

先週、小林史明デジタル担当副大臣も石川県に視察に来られました。地方におきましては、今後、デジタル化によって、社会を変えていく面白い取り組みが沢山あると思っています。行政もそうですが、地域の中小企業なども、デジタルを導入していくことによって、劇的に、働き方改革であったり、販路開拓等ですね、新たな技術の開発、こういったことにですね、効果的だと認識しておりまして、今回の知事会議におきましても、しっかり情報収集し、今後の具体策、今後の施策に繋げていきたいと思いますし、当然、方向性を見定めながら、地域におけるデジタル・トランスフォーメーションの予算化も求めていきたいと思っています。

新型コロナウイルス感染症について

配布資料(2)(PDF:334KB)

2点目は、新型コロナウイルス感染症についてであります。

感染者が全国的に急増しております。石川県も先週木曜、21日ですね、過去最多の1,628人の感染者が確認されて以降、連日1,000人から1,500人規模が確認されております。

石川県においても、感染力が強いと言われるオミクロン株BA.5への置き換わりが進んでいると考えられ、危機感を持って状況を注視していく必要があります。

一方、感染者の殆どは軽症で、熱や喉の痛みを訴える方は多いものの、入院患者や重症者は劇的には増えておりません。現時点で、今日現在、病床使用率は36.0%、重症者はゼロとなっています。数字には敏感になりながらですね、この入院患者の割合、重症者ゼロという数字を見ながらですね、私はもちろん、安心しているわけじゃないですけれども、社会活動をどこでどういう形で対応させていくか、いわゆる行動制限も含めて、していくかについては、政府の方針も、政府が出してくる数字も見ながらですね、最終的には判断したいと思っています。

療養者数の増加に対しては、入院、宿泊療養、自宅療養のそれぞれについて、既に対策を講じております。

具体的には、病床を、先週金曜日、22日からフェーズ4の412床に引き上げております。

また、現時点では一般医療に相当の制限を伴うフェーズ5への移行は考えておりませんが、最大確保病床数は、新たに桜ケ丘病院のご協力の下、従来の503床から、1床増床し、504床とすることができました。

宿泊療養施設についても、昨日25日から、2棟目の運用を再開しております。

自宅療養者の健康観察体制についても、先週から、看護師と県職員を増員して対応しており、現時点で大きな問題は生じておりません。

保健所についても、速やかに感染者と連絡を取り、療養に入っていただけるよう、先週金曜、22日から特に感染者が多い石川中央・南加賀の応援職員を増員しております。

なお、先週金曜から、国において濃厚接触者の待機期間が7日から5日に見直されました。本県においても保健所を通じて対応しております。

さらに、発熱患者等の急増に伴い、地域の医療機関では、一部で休日に多くの患者が訪れて混雑していると聞いております。医師会と連携して、休日当番医や診療・検査医療機関の拡充をお願いしております。

既に、24日から休日当番医を追加いただいているほか、先日、岸田総理が表明した抗原検査キットの無料配布についても、今週末、31日から、まずは、休日当番医において、外来受診の前に検査キットを配布し、患者さん自ら検査いただくことで、診療に目詰まりが起きないようにしたいと考えています。

先日15日の対策本部会議におきまして、感染レベルを、「感染拡大注意報」から「感染拡大警報」に引き上げましたが、このまま感染者が増え続けると、病床のみならず、地域医療が逼迫する由々しき事態ともなりかねません。

県民の皆さんには、改めて、お一人お一人が問題意識を持って基本的な感染対策を徹底していただきたいと思います。

また、ワクチン接種は強制ではありませんが、特に若い方には、積極的な接種をお願いしたいと思います。

ちょっと数字だけ言いますね。3回目接種の状況についてですね。3回目接種の状況について7月23日時点の数字をちょっと申し上げますが。全体で78.2%です。全国平均は77.4%です。高齢者は95.4%です。全国平均は95.6%です。10から30代の若い方々、58.5%です。全国平均は57.4%です。

やっぱり、若い方々の接種率を6割、7割、8割と上げていただきたいという要望として申し上げておきたいと思います。

さて、4回目接種についても、先週22日、新たに医療従事者や高齢者施設等の職員が対象に追加されましたが、各市町では、順次、接種券発行の準備が進められています。

3回目・4回目接種のいずれでありましても、接種券をお持ちの方は、県庁19階の接種センターでも接種可能ですので、是非、ご利用いただきたいと思います。

また、お盆期間の帰省などを通じた感染拡大を防止するため、8月9日(火曜日)から18日(木曜日)までの10日間、金沢駅東もてなしドーム地下広場に臨時の無料検査所を設けることとしています。帰省等の予定がある方には、是非ご利用いただきたいと思います。

ちなみに開設期間は朝9時から午後5時まで。最終受付時刻は4時半。

私からは以上であります。この後、5時くらいまで質疑応答をさせていただきたいと思います。

(総務部長から補足説明)

知事からパーセントの説明ありましたけれども、私から申し上げますね。

3回目接種の、割合について、先ほど知事、全体78.2%、高齢者95.4%、10から30代について58.5%というふうに説明いたしましたけども、これは、2回接種済みの人口に対する割合ということでございますので、例えば高齢者でいえば、高齢者全体の95.4%の人が接種したという意味ではなくて、2回接種した人のうち、3回目の接種に行っている人が95.4%という意味でございます。ちょっと補足させていただきました。

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所属課:知事室戦略広報課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1362

ファクス番号:076-225-1363

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