記者会見の要旨 - 令和4年4月28日 -

知事定例記者会見

令和4年4月28日（木曜日） 15時00分～

内容

ただいまから定例の記者会見をスタートさせていただきます。よろしくお願いいたします。冒頭私から2点報告をいたします。

まず1点目はですね、石川県名誉県民称号、称号って言っていいのかな。名誉県民称号の贈呈についてであります。

私、3月28日の就任記者会見におきまして、7期28年に渡り、県政に貢献をされた谷本正憲前知事を、何らかの形で顕彰したいと申し上げたところであります。私の発音が悪かったのか、チェックの方の検証と受けとめられたきらいもありましたが、名誉を表彰するという意味での顕彰というつもりで申し上げました。

谷本正憲前知事におかれましては、今年3月に知事の職から退任されたところでありますが、平成6年の知事就任以来、7期28年にわたり、常に県民本位の姿勢で県民生活の安全、安心の確保はもとより、ハード、ソフト両面において、本県の飛躍発展に向けた取り組みを進めてこられました。

石川県が持ち合わせている、質の高い文化の集積、高い技術力を有するものづくり企業の集積、高等教育機関の集積、豊かな自然環境など、石川の個性ともいうべき財産を磨き上げ、これを県内外に発信することにより、そして、陸・海・空の交流基盤の整備を進めることで、石川県が日本海側のトップランナーとして地位を築くということについて、大変なご尽力をいただいたものと存じております。認識をしております。

県行政の各分野に残された業績は卓越したものがあり、心から感謝を申し上げますとともに、これからも県政発展に向けてご指導、ご鞭撻をいただきたいという思いを込めて、谷本正憲前知事には、石川県名誉県民条例に基づき、名誉県民の称号をお送りしたい、そのように考えています。

今後、条例に基づいて選考委員会を立ち上げて、この選考委員会にお諮りをし、来る6月議会において、同意を求める議案の提出に向けて必要な手続きを進めていきたいと、こういうふうに考えています。これが1点目です。

2点目はですね、私の給与の減額についてであります。

私が選挙を通じて、行政のトップである知事という立場になった場合に、自らが身を切る改革を実行するため、給与及び退職金の減額を申し上げてまいりました。

そこで、私の給料の月額及び期末手当を任期が満了する令和8年3月26日までの間、30％減額します。また、退職手当を50％減額します。そのための条例を6月議会に提案したいと考えております。

具体的に言うとですね、給料を月額30％減額するとなると、私の給料は月130万円だそうです。その3割ですから39万円を毎月カットしますので、91万円ということになります。

期末手当を30％減額するとなりますと、私の期末手当は年間612万7000円だそうです。その3割ですから183万8000円を減額しますので、私の年間を通じての期末手当は428万9000円になるそうです。

退職手当を50％減額しますから、退職金は3120万円だそうです。その半分ですから、1560万円を減額しますので、私の1期の退職金は1560万円になるということになります。

そして、この減額効果を発揮するために条例を6月議会に出しますから、従いまして、6月以前の減額相当額につきましては、7月及び8月分の給料月額、並びに、12月分の期末手当から減額するということに条例でしたいと思います。

そうすると、実質的に知事に就任した月から減額した金額になると、こういう計算になるそうですので、そういうふうにしたいと思います。

これにより、4年間の減額は、総額で4104万3000円になるということであります。この条例を6月議会に提出しますので、またよろしくお願いいたします。

今日の冒頭の報告はですね、この2点であります。この2点も含めまして、定例記者会見でありますので、皆さんとの意見交換というのは、県民との意見交換そのものという認識を持っておりますので、大体1時間ぐらいですね、時間をとりますので、何でも聞いてください。一生懸命お答えしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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