議案説明要旨（平成30年第5回県議会定例会） - 平成30年12月4日 - 東京国立近代美術館工芸館の移転整備について

◎県政の諸課題の進捗状況について

4.東京国立近代美術館工芸館の移転整備について

  東京国立近代美術館工芸館の移転整備につきましては、現在、基礎工事を終え、躯体の組み立て作業を進めるとともに、新たな建物に活用する旧陸軍の第九師団司令部庁舎及び金沢偕行社の解体工事を終えたところであります。

  また、先月二十四日から一カ月間にわたり、県立美術館において、「東京国立近代美術館工芸館名品展」を開催しているところであります。三回目となる今年度は、工芸作品の中でも、特に色彩や造形の美しさを堪能できる「ガラス」、「染織」、「人形」、「金工」の分野から、文化勲章受章者や人間国宝の方の作品など五十四点を展示し、多くの方々にご来館いただいております。

  今後とも、独立行政法人国立美術館や金沢市と連携し、東京オリンピック・パラリンピック開催期間中の開館を目指し、移転整備並びに移転に向けた気運の醸成に取り組んでまいります。

以上

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