議案説明要旨（平成28年第3回県議会定例会） - 平成28年9月9日 - 「人を惹きつける生涯居住の地域づくり」について

◎9月補正予算の編成について

3.「人を惹きつける生涯居住の地域づくり」について

    第三は、「人を惹きつける生涯居住の地域づくり」についてであります。

    「いしかわ就職・定住総合サポートセンター（ILAC）」につきましては、先月末までの相談者数は約八百人と、アンテナショップに相談窓口を設けていた前年の同時期と比べて約四倍となっており、順調な滑り出しとなっております。

    こうした中で、さらに移住希望者をILACに呼び込み、本県への移住につなげていくため、年間二万人を超える相談者があり、このうち移住先を特定しない相談者が半数以上を占めている東京有楽町の「ふるさと回帰支援センター」にILACの職員を新たに配置し、首都圏における相談体制の一層の強化を図ることといたしました。

    さらに、学生の県内就職の促進につきましても、五月に開催したインターンシップを受け入れる企業と学生とのマッチング交流会に、昨年を大きく上回る企業や学生が参加するなど、企業・学生双方のニーズが高いことから、県外に進学した学生の帰省時期に合わせ年末に開催するマッチング交流会について、当初予定の二倍の規模に拡大して開催することといたしました。

    今後とも、技術力の高いものづくり企業の集積や質の高い生活環境など本県の移住・就職先としての魅力を積極的にPRするとともに、利用者のニーズに応じたきめ細かな相談対応に努めることにより、人口の社会減対策に積極的に取り組んでまいります。

 

以上

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