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更新日:2015年9月11日

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議案説明要旨(平成27年第4回県議会定例会) - 平成27年9月9日 - 北陸新幹線について

◎ 北陸新幹線について

本日、ここに、平成二十七年第四回県議会定例会が開かれるにあたり、最近の県政の状況と提案いたしました一般会計補正予算並びにその他の諸議案につきまして、その大要をご説明申し上げます。

はじめに、県民の四十年来の悲願でありました北陸新幹線金沢開業から半年近くが経過いたしました。開業後の観光客の入り込みは、昨年に比べて、兼六園が約一・四倍、金沢城公園が約一・八倍の入園者数となっているほか、県内の主要温泉地の宿泊者数も約一・二倍となるなど、金沢はもとより、加賀や能登においても昨年を上回っております。さらに、年間を通じた大規模なコンベンションの参加人数についても昨年度の約二倍となる見込みであり、県下全域において開業効果が現れているところであります。また、官民が一体となっておもてなしの向上を図っているところであり、観光客へのアンケート調査では、概ね八割以上の方に満足をいただいている状況であります。

北陸新幹線は、観光誘客はもとより移住・定住人口の拡大、さらには企業誘致など幅広い分野で本県の発展に資するものであり、今後とも、開業効果を県下全域に波及させるとともに、持続・発展させていくため、時機を逸することなく必要な対策を講じていく所存であります。

金沢・敦賀間につきましては、福井駅の先行開業について、先月二十八日、与党の検討委員会において、政府に対し、今後、政府・与党のワーキンググループにおいて、専門家による検証も含め、さらに詳細に検討することを要請するとの取りまとめが行われたところであります。開業時期のさらなる前倒しは、開業効果の早期発現につながるものであり、敦賀駅での乗り換え利便性の向上なども含め、引き続きしっかりと検討を進めていただきたいと考えております。

また、用地取得につきましては、現在、鉄道・運輸機構において、用地測量が進められており、測量が完了し準備の整った地区から、順次、用地交渉に着手しております。地元市町と協力し、事業の進捗に合わせ年度途中においても新幹線用地対策室の職員を増員しているところであり、今後とも、速やかな取得に向けて、万全を期してまいります。

敦賀以西につきましては、ルート決定を含め大阪までのフル規格による整備方針を早期に明確化するよう、政府・与党に対し強く要請してきたところであります。

こうしたことを受け、与党のプロジェクトチームに北陸新幹線敦賀・大阪間整備検討委員会が設置され、先月六日に第一回会合が開催されたところであります。今後、この委員会において、ルートなどについてしっかりと検討を進めていただきたいと考えております。

今後とも、金沢・敦賀間のできる限り早期の完成と必要な予算の確保を国に働きかけるとともに、大阪までのフル規格による早期全線整備について、関西圏を含めた沿線地域との連携を密にし、県議会及び関係各位のご支援をいただきながら、取り組んでまいる所存であります。   
 

以上

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電話番号:076-225-1221

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