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更新日:2012年6月15日

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議案説明要旨(平成24年第2回県議会定例会) - 平成24年6月12日 - 経済・雇用対策について

◎ 主な施策の取り組み状況について

3.経済・雇用対策について

三は、「経済・雇用対策」についてであります。

最近の本県経済は、生産では海外経済の減速による影響が一部にみられるものの、その水準は概ね回復しており、個人消費も横ばいで推移するなど、全体としては持ち直しの動きが続いております。一方で、円高や原油高の影響、海外経済の動向など、景気の下振れリスクが存在し、先行きはまだまだ予断を許さない状況にあります。また、雇用情勢についても、持ち直しの動きが続いているものの、有効求人倍率は一倍を下回っております。

こうした中、中小企業の販路開拓については、調達先の複線化という大手メーカーの動向も踏まえ、県内企業の優れた技術を売り込む展示商談会を積極的に開催することとしており、このたび、(株)デンソーとの間で、十月十七日、十八日の二日間にわたり技術提案型展示商談会を開催することで合意に至りました。現在、開催に向けた諸準備を進めておりますが、今後とも、展示商談会の更なる開催を通じて、中小企業の受注拡大につなげてまいります。

次世代産業の創造につきましては、次世代産業創造ファンドの創設や次世代産業創造支援センターの整備など、特に炭素繊維と航空機の分野における産学官連携による研究開発等の取り組みを重点的に支援してきたところであります。こうした中、繊維や機械等に高度な技術が集積する強みを活かした炭素繊維分野における取り組みが、今般、国の大型プロジェクトに採択され、五年間にわたり国の財政支援が受けられることとなりました。今後、研究者等の人材集積がさらに進み、実用化に向けた技術開発が加速されるものと期待しており、県としても、引き続き、こうした取り組みを積極的に支援してまいります。

次に、新規学卒者の就職支援についてであります。まず、高校生については、関係者が一丸となって就職先の開拓や就職指導に取り組んできた成果が表れ、本年三月の卒業生の就職内定率は九十九・九%と全国最高になったところであります。これに気を緩めることなく、今年度も、年度当初から関係者一丸となって取り組んでおり、来月七日には、採用選考前に生徒や保護者が直接県内企業から情報収集できる企業ガイダンスと、就職に向けた心構えを学ぶセミナーを開催することとしております。

一方、大学生等については、改善は見られるものの、依然として厳しい状況にあることから、昨年度に引き続き、合同就職面接会を五回開催することとしており、今月十四日には第一回を開催いたします。これに先立ち、面接会の効果を高めるため、学生の選択肢を広げ、企業とのマッチングを促進するセミナーや企業見学会を開催したところであり、引き続き、こうした取り組みを通じて、効果的な就職支援に努めてまいります。

今後とも、地域経済の動向や雇用情勢を十分注視しながら、時機を逸することなく必要な対策を講じてまいりたいと考えております。

以上

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