緊急情報

閉じる

現在、情報はありません。

ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成20年2月25日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成20年2月25日 - 6 未来を拓く心豊かな人づくりについて

印刷

更新日:2010年4月6日

ここから本文です。

県議会の議案説明要旨 - 平成20年2月25日 - 6 未来を拓く心豊かな人づくりについて

◎  主な施策の概要について

6 未来を拓く心豊かな人づくりについて

第六は、「未来を拓く心豊かな人づくり」についてであります。

教育は、生きる力を育むとともに、社会存立の基盤を形作るものであります。国においては、教育基本法や教育関連三法の改正、学習指導要領改訂案の公表など、教育改革の取り組みが進展しており、地方においても教育が果たす役割はますます重要となってきております。このため、学校・家庭・地域社会の一層の連携を進める地方からの教育改革の実現を目指し、策定後五年を経過した「石川の学校教育振興ビジョン」について、その成果を検証し、見直しに向けた準備に着手することといたしました。

高等学校の再編整備につきましては、「県立高等学校の活性化推進計画」に基づき、本年四月に、輪島高校及び飯田高校には総合学科を、七尾東雲高校には演劇科を開設することとしており、必要となる施設整備についても、計画的に進めてまいります。また、来年四月には、能都北辰高校と能登青翔高校を統合し能登高校を、高浜高校と富来高校を統合し志賀高校を新設することといたしました。

今後、これらの学校が、より一層、保護者や地域の方々と連携・協力し、新しい地域の教育・文化の拠点となり、本県の将来を担う人材の育成を図る活力ある学校となるよう、しっかりと取り組んでまいる所存であります。

学力向上対策につきましては、全国学力・学習状況調査の結果を踏まえ、全市町にモデル校を置くなど、児童生徒の「活用力」を高める指導に重点的に取り組むこととしております。さらに、教員が児童生徒と向き合う時間の拡充を図るため、小学校の専科教育や中学校の習熟度別少人数授業に、経験豊かな外部人材を活用することとしております。

いじめ・不登校対策につきましては、いわゆる「中一ギャップ」対策として三十五人学級を選択する場合、新たに教員の加配を行うと同時に、高等学校に、専門家からなる「不登校対応支援チーム」を派遣し、教職員や保護者、生徒への支援を行うこととしており、スクールカウンセラーの拡充と併せて、不登校対策の充実を図ってまいります。

また、こうした教育課題に的確に対応するため、新たに、副校長や主幹教諭、指導教諭の職を設け、来年度は大規模校に配置することとし、学校の組織運営体制や指導体制を強化することとしております。

県立学校の整備につきましては、金沢錦丘中学校・高校の普通教室棟の整備に着手するとともに、老朽化が進んでいる金沢商業高校の校舎等の改築に向けた基本設計を実施いたします。また、「県立総合養護学校」の知的障害部門が本年四月に開校するほか、「県央南部総合養護学校(仮称)」については、平成二十二年四月の開校を目指し、肢体不自由棟など校舎の建設工事に着手することとしております。

いしかわ総合スポーツセンターにつきましては、四月十二日の開館から約二ヶ月間、開館記念として、女子バレーボール・プレミアリーグの親善試合を皮切りに、アジアウエイトリフティング選手権大会をはじめ、各種のスポーツ大会の開催が予定されており、多くの県民の方々にご来場いただきたいと考えております。今後、本県の競技力の向上や生涯スポーツの中核的拠点施設として広く活用されるとともに、各種イベントなど多目的な利用が広がり、県民の皆様方に親しまれる施設となるよう努めてまいります。

 

以上

●目次に戻る   ●前へ戻る   ●次へ進む

 

お問い合わせ

所属課:知事室秘書課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1221

ファクス番号:076-225-1222

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報はお役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

同じ分類から探す