県議会の議案説明要旨 - 平成19年6月12日 - 2 災害復旧について

◎  能登半島地震について

2 災害復旧について

はじめに、被害を受けた道路や河川、農林水産業施設等の災害復旧事業につきましては、緊急を要するため既に施工した応急対策分も含め、必要な予算を計上しております。

能登有料道路につきましては、先に申し上げましたが、懸命の応急復旧工事によりゴールデンウイーク前の四月二十七日に全線通行可能となりました。今後は、年内の迂回路解消を目指し、一日も早い本復旧に努めてまいります。

現在通行止めとなっている国道二百四十九号の八世乃洞門につきましては、応急仮復旧により、来月二十日頃までに一車線を確保すると同時に、今後の災害防止のための抜本的な対策として、前後の区間も含めた新たなトンネルを建設することとしております。

また、集落全体で、応急仮設住宅での生活を余儀なくされている輪島市門前町の深見地区につきましては、生活道路である輪島市道の復旧と連携しながら、本年十二月までには住民の方々が帰宅できるよう、地滑り対策工事の進捗に全力を挙げてまいります。

そのほか、県立学校、社会福祉施設、国・県指定の文化財等の災害復旧に係る予算も計上しております。

 

以上

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