ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成14年6月11日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成14年6月11日 - 3 「創造」…個性と創造に溢れる石川づくりについて
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第三の理念はであり、「個性と創造に溢れる石川づくり」であります。
二十一世紀は、個性豊かな地域社会の時代であるとともに、地域間競争の時代でもあります。これまでの効率性や画一化を追い求める姿勢から、地域が持つ優位性をいかに磨き、いかに発揮するかが問われる時代となっております。幸いにも、本県には先人が培ってきた風格ある歴史と重厚な文化があり、昨年、これを国内外に発信する金沢城菱櫓等と県立音楽堂が完成いたしました。今後とも、本県が持つ歴史や文化などの優位性に更なる磨きをかけ、引き続き、個性豊かな石川県の姿を創造してまいりたいと考えております。
加えて、本県には、大切に育むべきかけがえのない宝物があります。それは本県の二十一世紀を担う子どもたちであり、私たちは、社会全体でこの宝物を大切に育んでいくべき責務を負っているといえます。このため、子どもたちの健やかな成長を願って「いしかわ子どもすくすくプラン」を策定し、これまで、いしかわ子ども自然学校や地域と共に「わく・ワーク体験」事業、乳幼児の医療体制の充実などに取り組んでおります。さらには、完全学校週五日制や新学習指導要領の実施など、様々な教育改革が進められております。このため、現在、本県の学校教育振興ビジョンの策定にあたって、一人ひとりの子どもたちが夢と希望を抱き、安心して学べる学校教育のあり方について検討しているところであります。今後とも、健やかにたくましく、心豊かな子どもたちが育つ環境の創造に努めてまいりたいと考えております。
以上
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