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平成27年度石川県原子力防災訓練は、30km圏内に含まれる県内8市町(志賀町、七尾市、輪島市、羽咋市、かほく市、宝達志水町、中能登町、穴水町)及び30km圏外の避難者受入側の市町の参加を得て、平成27年11月23日(月曜日・祝日)に開催しました。訓練には、約270機関、約1,950名が参加しました。
今回の訓練は、国、地方公共団体、原子力事業者との役割分担や連携を確認するなど、原子力災害時の対応体制を検証することを目的として実施しました。
・国、県、関係市町等で合同対策協議会を設置し、全体会議や県現地対策本部会議を開催。
・テレビ会議システムで国、県、関係8市町等を結んでテレビ会議を実施。
・放射線防護設備等を稼働させるなど、新オフサイトセンターの施設活用訓練を実施。
・5km圏内の一部住民が、避難計画要綱に定められた避難所に避難。
・5kmから30km圏内の8市町の一部住民は、屋内退避を実施。
・国はモニタリング結果に基づき、5kmから30km圏内の避難対象地域を特定して、住民の一時移転を指示。避難対象地域の住民は、避難計画要綱に定められた避難所への避難を実施。
・5km圏内の志賀町及び5kmから30km圏内の穴水町の在宅の避難行動要支援者は、屋内退避施設に避難後、一部住民は福祉避難所へ避難。
・5km圏内の特別養護老人ホームの入所者は、屋内退避施設に移動し、その後、一部入所者が福祉避難所に避難。5kmから30km圏内の特別養護老人ホームでも、一部入所者が福祉避難所に避難。
・5kmから30km圏内の病院の一部入院患者は、屋内退避施設に移動し、その後、救急車で30km圏外の病院に避難。さらに、重症患者を防災へりで県立中央病院に搬送
・志賀町、輪島市、穴水町の5小学校で保護者への引き渡し訓練を実施し、志賀町の2校は、引き渡しができなかった児童を引率して避難を実施。
・国はオフサイトセンターに緊急時モニタリングセンターを設置。
・県のモニタリング要員が国が作成する実施計画に基づきモニタリングを実施。
・30km圏外にスクリーニングポイントを設置し、5kmから30km圏内の避難住民に対してスクリーニング及び除染訓練を実施。
・地震で道路が寸断したことを想定し、志賀町の一部住民が、船舶、ヘリで避難。
・陸上自衛隊により道路の応急復旧を実施し、特殊車両で移動、その後、バスで避難計画要綱に定められた避難所に避難。
・船舶やヘリによる食料等の物資搬送訓練を実施
テレビ会議システムで国や関係市町等とを結んだTV会議(オフサイトセンター)
社会福祉施設における入所者の退避訓練(特別養護老人ホームはまなす園)
在宅の避難行動要支援者の退避訓練(志賀町総合武道館)
複合災害対応訓練(空からの避難)
複合災害対応訓練(海上からの避難)
複合災害対応訓練(陸路からの避難)
スクリーニング・除染訓練(のと里山空港)
スクリーニング・除染訓練(のと里山空港)
スクリーニング訓練(輪島市交流センター)
除染訓練(輪島市交流センター)
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