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更新日:2021年11月29日
1 一般会計
(1)歳入
ア 調定額は、繰越事業に係る47,910,904,266円を含め659,971,253,540円で、予算現額に対し48,032,471,963円(6.8%)の減少となり、令和元年度の調定額571,890,589,213円に対し、88,080,664,327円(15.4%)の増加となった。
イ 収入済額は、656,571,752,043円で、予算現額に対し51,431,973,460円(7.3%)の減少となり、令和元年度の収入済額569,207,609,641円に対し87,364,142,402円(15.3%)の増加となった。
収入済額の主なものは、県税151,833,918,888円(構成比23.1%)、地方交付税125,944,251,000円(同19.2%)、国庫支出金116,983,510,130円(同17.8%)、県債87,414,000,000円(同13.3%)、諸収入77,655,424,627円(同11.8%)である。
なお、令和元年度に対し、収入済額が増加した主なものは、国庫支出金55,439,299,942円、諸収入17,908,876,113円、県債11,011,000,000円、地方交付税3,412,427,000円であり、減少した主なものは、繰越金3,252,150,921円、県税2,820,521,416円、地方譲与税2,630,944,732円である。
また、調定額に対する収入済額の割合は99.5%(前年度99.5%)である。
ウ 収入できなかった額は3,406,009,659円で、このうち不納欠損額が126,751,427円、収入未済額が3,279,258,232円である。
不納欠損額は県税111,027,440円及び諸収入15,723,987円であり、収入未済額の主なものは、県税2,976,214,445円、諸収入293,963,706円である。
(2)歳出
ア 支出済額は、繰越事業に係る46,882,732,426円を含め644,744,666,669円で、令和元年度の支出済額560,327,224,585円に対し、84,417,442,084円(15.1%)の増加となった。予算現額に対する支出済額の割合は91.1%(前年度91.6%)である。
支出済額の主なものは、健康福祉費131,543,168,580円(構成比20.4%)、教育費100,065,515,644円(同15.5%)、公債費87,148,291,245円(同13.5%)、土木費84,360,687,105円(同13.1%)、総務費83,411,836,201円(同12.9%)である。
イ 予算現額から支出済額を差し引いた額は63,259,058,834円で、令和3年度への繰越額56,221,693,755円及び不用額7,037,365,079円である。
ウ 繰越額の主なものは、土木費36,826,134,812円、農林水産業費10,457,548,291円であり、不用額の主なものは、健康福祉費4,219,889,443円、観光費817,346,718円である。
(3)決算
令和2年度一般会計の決算額は、歳入総額656,571,752,043円、歳出総額644,744,666,669円であり、形式的な収支となる歳入歳出総額の差引残額は11,827,085,374円で、令和3年度へ繰り越すべき財源11,029,359,083円を差し引いた実質収支額では797,726,291円の黒字となった。
実質収支額は、令和元年度の743,239,799円に対し、54,486,492円(7.3%)の増加となった。
なお、実質収支額の2分の1に相当する額398,864,000円は財政調整基金に積み立て、残り398,862,291円を令和3年度歳入へ繰り越した。
2 特別会計
(1)歳入
ア 調定額は、309,068,339,484円で、予算現額に対し10,346,783,484円(3.5%)の増加となり、令和元年度の調定額352,163,757,264円に対し43,095,417,780円(12.2%)の減少となった。
イ 収入済額は、305,656,363,101円で、予算現額に対して6,934,807,101円(2.3%)の増加となり、令和元年度の収入済額348,720,635,569円に対し43,064,272,468円(12.3%)の減少となった。
前年度より増加した主なものは、公営競馬特別会計5,366,235,144円であり、減少した主なものは、公債管理特別会計42,585,036,160円、証紙特別会計1,170,816,467円である。
また、調定額に対する収入済額の割合は98.9%(前年度99.0%)である。
ウ 収入できなかった額は3,411,976,383円で、全額が収入未済額である。
収入未済額の主なものは、中小企業近代化資金貸付金特別会計3,189,694,730円、母子父子寡婦福祉資金特別会計132,728,047円、育英資金特別会計58,121,938円である。
(2)歳出
ア 支出済額は、繰越事業に係る65,000,000円を含め295,422,073,021円で、令和元年度の支出済額341,818,817,646円に対し46,396,744,625円(13.6%)の減少となった。また、予算現額に対する支出済額の割合は98.9%(前年度98.8%)である。
イ 予算現額から支出済額を差し引いた額は3,299,482,979円で、工事の実施にあたり、関係機関との協議に不測の日数を要したことなどによる令和3年度への繰越額552,265,000円及び不用額2,747,217,979円である。
ウ 繰越額552,265,000円は、公営競馬特別会計302,265,000円、港湾整備特別会計250,000,000円であり、不用額の主なものは、国民健康保険特別会計2,050,412,541円、公営競馬特別会計564,412,080円である。
(3)決算
令和2年度特別会計の決算額は、歳入総額305,656,363,101円、歳出総額295,422,073,021円であり、歳入歳出総額の差引残額(形式収支額)は10,234,290,080円であり、令和3年度へ繰り越すべき財源302,265,000円を差し引いた実質収支額は9,932,025,080円の黒字となった。
実質収支額は、令和元年度の6,901,817,923円に対し、3,030,207,157円(43.9%)の増加となった。
なお、実質収支額は、特別会計ごとにそれぞれ令和3年度歳入へ繰り越した。
令和2年度実質収支に関する調書・石川県歳入歳出決算事項別明細書・財産に関する調書(PDF:14,094KB)
令和2年度石川県歳入歳出決算説明資料(PDF:1,074KB)
過去の決算
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