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この展示の機材は、日本航空製造株式会社が戦後初めて国産したプロペラ型旅客輸送機YS-11A型機の模擬飛行装置(フライトシミュレータ―)です。日本無線株式会社が昭和45年11月に製造し全日本空輸株式会社に納入されて、平成12年6月まで約30年にわたりパイロットやシミュレーター教官及び教官要員の訓練、技能審査員、整備士などの習熟訓練に使用されてきました。
除籍後は、全日本空輸株式会社のご好意により石川県立航空プラザの展示用として寄贈されることになり、同社の大阪訓練センターから平成13年4月15日に納入されました。
3軸サポート方式で日本電気株式会社製のNEAC3200型コンピュータによって、YS-11型機の地上や空中における各種の機動状態が再現できる構造になっています。
当館の展示にあたっては設備の都合から動揺(モーション)装置を固定して、前面及び両サイドの窓に4つのモニターを設置し、操縦装置を操作することでモニターが連動しリアルな操縦体験をすることができるように改修されています。 幅約3.5m 奥行き約4m 高さ約4.5m。利用は説明付きで1回500円、所要時間は約15分です。
お問い合わせ
「石川県立 航空プラザ」
住所 :石川県小松市安宅新町丙92番地(小松空港前)
Tell :0761-23-4811
Fax :0761-23-4818
Email:plaza@city.komatsu.lg.jp
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