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更新日:2010年9月3日

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報告第1号  平成18年度石川県立学校卒業式に係る石川県教育委員会告辞について

告辞

れの卒業式を迎えられた皆さん、おめでとうございます。希望に満ちた門出を心からお祝い申し上げます。

、皆さんは、それぞれの道を進むにあたり、将来の夢を描き、決意を新たにしていることと思います。これまでの学校生活で培った学ぶ姿勢、鍛えた心身、育んだ友情は、これからの人生の力強い支えとなるに違いありません。

年のトリノオリンピックで、荒川静香さんは、「イナバウアー」を巧みに取り入れた優雅な演技で人々を魅了し、栄冠に輝きました。新しい採点方式への対応に悩みながらも、自分らしさを見失うことなく、フィギュアスケート本来の美しさを追求したその姿に、私たちは、理想を高く掲げ、信念を持って取り組むことの大切さを学びました。

た、夏に珠洲市で開催された日本ジャンボリーには、国内外から2万人以上のボーイスカウトが集い、交流の輪を広げました。この大会は、石川の豊かな自然や伝統文化を全国に向けて発信するとともに、年齢や文化の違いを越え、人々が結ばれることの素晴らしさを示してくれました。

在、我が国では、少子高齢化社会の到来、国際化や高度情報化の進展、価値観の多様化など、私たちを取り巻く環境が大きく変化しています。一方、世界的に見ると、この地球上でいかに自然環境と調和しながら生きていくかが私たち一人一人に問われています。このような時代にあっては、現実を的確にとらえ、課題を見いだし、よりよい解決を図ろうとする意欲と能力が求められます。また、様々な違いのある人々と互いに理解し協力し合うことも必要です。皆さんは、授業や学校行事、部活動をとおして、その土台となる知識や技能、自ら学び考える力、コミュニケーション能力などを身に付けてきました。こうした力を活かし、試行錯誤を繰り返しながら、物事に主体的に関わっていくことの大切さに気づいたことと思います。

れからの時代を担う皆さんは、自らの可能性を信じて目標に挑戦し、たくましく未来を切り拓いてください。そして、人と人とのつながりで成り立っているこの社会の中で、思いやりをもって他者に接するとともに、責任ある行動をとり、自立した社会人となることを期待します。

日まで皆さんを温かく見守り、導いてくださった保護者や先生方への感謝の気持ちを忘れず、生まれ育ったふるさとに愛着と誇りを持ち、心豊かな人生を歩んでください。
さんの今後の健康と活躍を祈って、はなむけの言葉といたします。

平成19年3月

石川県教育委員会

 

お問い合わせ

所属課:教育委員会庶務課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1811

ファクス番号:076-225-1814

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