参考資料

石川県教科用図書選定審議会

会長  片桐  和雄

平成17年度使用教科書の採択方針について（答申）

平成16年4月1日付けで諮問のあった教科書の採択方針について、下記のとおり答申いたします。

記

石川県教育委員会は、文部科学省通知「平成17年度使用教科書の採択について」及び「平成17年度使用教科書の採択事務処理について」の趣旨を生かし、平成17年度使用教科書（小学校用教科書及び学校教育法第107条の規定による教科書）の採択については、次のことに配意すること。
また、他の採択権者においても同様の方針で採択するように指導、助言又は援助を行うこと。

1  小学校用教科書の採択について
(1)  学習指導要領の基準性を踏まえた指導の一層の充実を図る上で、適切な創意工夫が認められること。
(2)  自ら学び自ら考える力を育成し、基礎・基本の確実な習得を図るための工夫がなされていること。
（3） 本県の地域や児童生徒の実情に即し、主体的に学習する意欲が高められること。

なお、石川県教育委員会が作成する「平成17～20年度使用小学校用教科書石川県教科用図書選定資料」、文部科学省において集録作成する「教科書編集趣意書」等を活用すること。

2  学校教育法第107条の規定による教科書の採択について
(1)  児童・生徒の障害の種類・程度、能力・特性に最もふさわしい内容のものであること。
(2)  教科の目標に沿う内容をもつものであり、上学年で使用することとなる教科書との関連性を考慮すること。

なお、石川県教育委員会が作成した「平成16～19年度用一般図書調査研究資料」を活用すること。