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更新日:2015年12月7日

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議案説明要旨(平成27年第5回県議会定例会) - 平成27年12月1日 - 欧州訪問について

◎欧州訪問について

本日、ここに、平成二十七年第五回県議会定例会が開かれるにあたり、最近の県政の状況と提案いたしました一般会計補正予算及び特別会計補正予算並びにその他の諸議案につきまして、その大要をご説明申し上げます。

はじめに、去る十月、「二〇一五年ミラノ国際博覧会」への出展や、本県の革新複合材料研究開発センター(ICC)と欧州の研究開発拠点である「CFKバレー」との協定の締結などのため、産業界や大学、農業関係の皆様方とともに、欧州を訪問いたしました。

欧州における食の発信地として注目を集めるイタリアのミラノでは、国際博覧会の石川の日において、伝統芸能の披露や地酒の試飲などにより本県の魅力をPRし、二日間で約八千人に来場いただくなど大変好評を博したところであります。また、本県の食文化の総合力を発信するため、食やメディア関係者などの現地のオピニオンリーダーを招待し、県産食材を使った料理や地酒を伝統的工芸品の器で味わうとともに、伝統芸能も堪能していただく食文化提案会を開催いたしました。出席者からは、石川の食文化は「和食の中の和食」であり大変魅力的だといった声をいただいたほか、日本の地方自治体としては初となる世界最大規模の食の見本市への出展も提案をいただくなど、高い評価を得たところであります。これに先立ち開催した商談会にも、多くのバイヤーの方々が来場され、活発な商談が行われたところであります。新たに構築した人脈を活かし、今後とも、県内企業の欧州での販路開拓を強力に後押ししてまいりたいと考えております。

ドイツのハノーファーでは、ICCとCFKバレーが、炭素繊維分野での技術や人材の交流に向けた連携協定を締結いたしました。この協定締結を受け、早速、今月十日に本県で開催される東海・北陸地域の企業や研究機関等による技術交流会でCFKバレーの最高責任者に基調講演をいただくほか、来年ドイツで開催される世界最大規模の展示会への県内企業との共同出展の提案もいただいたところであります。今後、この協定の締結も追い風に、「東海・北陸連携コンポジットハイウェイ構想」の実現に向け、取り組みをさらに加速させてまいりたいと考えております。

加えて、イタリアのトスカーナ地方では、地域の食や食文化を重視する「スローフード」の考え方を実践し国内外から観光客や移住者を呼び込む「スローツーリズム」に取り組む農家民宿等を視察いたしました。この取り組みを参考に、本県にふさわしい「スローツーリズム」について、現在策定作業中の「いしかわの食と農業・農村ビジョン」において検討してまいります
  

  
 

以上

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