県議会の議案説明要旨 - 平成22年9月6日 - 5.「みんなで支える安らぎのある社会づくり」について

◎ 9月補正予算の編成について

5.「みんなで支える安らぎのある社会づくり」について

第五は、「みんなで支える安らぎのある社会づくり」についてであります。
少子化対策につきましては、本県の具体的行動計画として、今年度から平成二十六年度までの五年間を計画期間とする「いしかわエンゼルプラン2010」を策定いたしました。このプランでは、次の子を生み育てたくなる環境をつくる、子どもの心身の育ちを保障する、未婚化・晩婚化の流れを変えるという三つの視点のもと、特に重点分野として、すべての子育て家庭への支援、ワークライフバランスの推進、保育サービスと放課後対策の充実、周産期・小児医療体制の充実を図っていくこととしており、今後とも、社会全体で子育てを支援する気運の醸成や仕組みの構築に更に積極的に取り組んでまいります。
障害者に対する虐待につきましては、全国的に数々の事件が報告されており、その虐待防止や救済等に関する法整備が国において検討されているところであります。こうしたことを踏まえ、障害福祉サービス事業所等の職員を対象に研修会を開催するなど、障害者の虐待の未然防止や早期発見に向け、必要な対策に取り組むことといたしました。
来月九日から四日間にわたり、「第二十三回全国健康福祉祭いしかわ大会（ねんりんピック石川2010）」が本県で開催されます。全国から参加される方々へのおもてなしとして、しいのき迎賓館等において「前日祭」を開催するなど、石川らしい魅力あふれた祭典となるよう、鋭意開催準備を進めているところであります。高齢者が健康で生きがいを持って活躍できる社会づくりに繋がる大会となるよう、会場となる十市三町や関係団体の方々と連携・協力し、万全を期してまいります。

以上

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