県議会の議案説明要旨 - 平成21年9月9日 - 4  「個性を活かした文化と学術の地域づくり」について

◎  9月補正予算の編成について

4  「個性を活かした文化と学術の地域づくり」について

第四は、「個性を活かした文化と学術の地域づくり」についてであります。

県庁跡地につきましては、来年四月上旬の供用に向け、現在、「しいのき迎賓館」の建設工事及び周辺敷地の整備を着実に進めているところであり、供用後は、多種多様な文化の創造と学術交流等を推進する公の施設として、「兼六園周辺文化の森」の魅力向上に寄与できるものと考えております。

また、同敷地内にある広坂庁舎については、今後、撤去することとしていることから、入居している県の組織や民間団体等を含め、都心部の県有施設に入居する組織等の全体的な再配置を検討しているところでありますが、今回、その一環として、厚生年金会館のホール以外の部分を取得・改修し、「若者女性しごと情報館」及び「生涯学習センター」を移転させることといたしました。

なお、厚生年金会館のホールにつきましては、来月十六日から「本多の森ホール」と名称を変え、新たなスタートを切ることとなりますが、運営については、金沢コンベンションビューローが行うこととなっていることから、今後、金沢市と連携し、運営を支援してまいります。また、ホールや会議室を活用し、コンベンションの誘致も図ることとしており、「兼六園周辺文化の森」の賑わい創出に繋げてまいりたいと考えております。

金沢城公園につきましては、旧体育館の撤去を終えた玉泉院丸跡について、今月一日に専門家による第一回調査検討委員会を開催し、これまでの埋蔵文化財調査の結果及び暫定整備を含めた整備の方向性の検討に着手したところであります。

また、本多の森公園につきましては、修景や園路整備を進め、魅力アップと回遊性の向上を図ってまいります。

 

以上

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