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更新日:2010年4月6日

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県議会の議案説明要旨 - 平成20年6月10日 - 1 「交流が盛んな特色ある地域づくり」について

◎  当初議会以降の進展について

1 「交流が盛んな特色ある地域づくり」について

第一は、「交流が盛んな特色ある地域づくり」についてであります。

海外からの観光誘客につきましては、平成十七年三月に策定した「新ほっと石川観光プラン」に三倍増構想を掲げ、誘客数を平成二十六年までに十五万人とすることを目指してまいりました。この間、官民挙げて海外誘客活動を積極的に展開したことなどにより、昨年は十六万人を超え、プラン策定から三年で目標を達成することができました。

この度の台北便の就航など航空路線の充実に加え、今月十六日には金沢港・釜山港国際定期フェリー便が就航するとともに、来月五日に東海北陸自動車道が全線開通するなど、海外誘客にとっては、かつてない追い風が吹いております。この機を逃さず、海外誘客の更なる拡大を図るためには、今後とも、官民挙げて取り組んでいくことが肝要であり、秋頃には新たな目標値を設定したいと考えております。

北陸新幹線につきましては、用地取得や並行在来線対策など、金沢までの一日も早い開業に向けた取り組みを鋭意進めているところであります。また、整備新幹線に係る政府・与党ワーキンググループにおいては、「政府・与党申合せ」の見直しについて、引き続き、検討が行われております。

今後とも、一日も早い開業と白山総合車両基地以西の早期全線整備、並行在来線の安定経営に向け、沿線各県と連携を密にし、県議会及び関係各位のご支援をいただきながら、最大限の努力をしていく所存であります。

能登空港につきましては、本年七月に開港五周年を迎えますが、おかげさまで、地方空港の優良事例として取り上げられるなど、高い評価を得るまでに成長いたしました。また、国際チャーター便についても、この四月から五月にかけて、高雄から二十四日間連続で運航されるなど、海外から能登空港への運航地点も拡がっております。

今後とも、能登空港の更なる発展を目指し、地元市町をはじめ関係諸団体と一丸となって、利用促進に取り組んでいく所存であります。

さて、本県は、霊峰白山や加賀・能登の海岸など多彩な地形が織りなす自然景観をはじめ、人々の生活の営みが息づくのどかな里山や田園風景、落ち着いた風情を醸し出す伝統的な街並みなど、優れた景観資源を有しております。

この多彩で魅力ある石川の景観資源を、県民共通の誇るべき財産として保全し、幾世代にもわたり継承していくと同時に、新たな地域固有の景観を創出し、本県の魅力を更に高める取り組みを進めていくことが肝要であります。こうした認識のもと、今議会に、本県の景観施策を総合的かつ強力に推進するための拠り所となる「いしかわ景観総合条例」を提案いたしました。

本条例は、全国で初めて景観条例と屋外広告物条例を一本化すると同時に、本県独自の理念や施策を幅広く盛り込んでおります。県土全域の景観形成の指針となる景観総合計画を策定し、市町を超えた連続的、広域的な景観づくりを推進すること、白山などの眺望景観を保全するため、都道府県レベルでは全国初となる建物の高さに対する変更命令など、強制力を伴った規制を行うこと、里山景観の保全・再生を図っていくことなどがその特色であります。

このような独自性のある景観施策を推進するためには、本条例について、県民の皆様方のご理解、ご協力をいただき、官民協働で取り組むことが不可欠であります。そのため、県民の皆様方に十分なご説明を行ったうえで、来年一月に施行したいと考えております。

 

以上

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石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1221

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