県議会の議案説明要旨 - 平成18年9月12日 - 2  いしかわの個性を活かした交流人口の拡大等について

◎  9月補正予算の編成等について

2  いしかわの個性を活かした交流人口の拡大等について

第二は、いしかわの個性を活かした交流人口の拡大等についてであります。    

本県を舞台とした映画「釣りバカ日誌」は、先月五日から全国の映画館で上映され、松竹からは、最終的な観客動員数は五十万人を超える見通しと伺っております。

映画をご覧になった一人でも多くの方々が本県を訪れていただけるよう、引き続き旅行代理店等との連携や来年発売予定のDVDにおける観光情報のPRのほか、観光大使にご就任いただいた西田敏行さんのご協力もいただきながら、この映画を追い風として、本県の知名度の向上と観光誘客の促進につなげていきたいと考えております。

海外からの誘客につきましては、航空会社や旅行代理店との一層の連携を図る観点から、その推進体制を強化するため、今般、観光交流局内に、国際観光業務を専門に取り扱う「国際観光グループ」を新設いたしました。

さらに、人、モノの交流拡大が期待できる東アジア地域へのプロモーションを集中的に行うこととし、今月の台湾に続いて、十月には中国、十一月には韓国に、それぞれ訪問団を派遣することとしております。

中国につきましては、本年が「日中観光交流年」であり、また、本県と江蘇省との交流三十周年にあたることから、県議会や経済界などとともに、江蘇省や上海市を訪問し、政府関係者との意見交換等を通じて、観光誘客や友好交流の促進、小松・上海定期便の利用促進に努めてまいります。また、今月から、中国上海航路が日本の船会社により就航することとなったことから、併せてポートセールスを実施し、航路の利用促進を図ることとしております。

韓国につきましては、本年三月、小松・ソウル便の運航会社が日本航空から大韓航空に円滑に引き継がれ、韓国からの利用者が増加しております。更なる誘客を図るためには、大韓航空や関係の旅行代理店等との連携強化が不可欠であることから、今般、私自身が韓国を訪問し、トップセールスを行うとともに、ソウル市内での観光PRのパネル展やイベント等を通じて、本県に対する認知度の向上と一層の観光誘客を推進することといたしました。その際、韓国の船会社を訪問し、韓国釜山航路の拡充等について要請することとしております。

  

以上

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