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更新日:2010年4月8日

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県議会の議案説明要旨 - 平成13年2月27日 - 3 石川型健康福祉社会の構築

◎  重要施策への取り組みについて

3 石川型健康福祉社会の構築

次は、共に支えあう石川型健康福祉社会の構築であります。

バリアフリー社会の実現につきましては、平成九年に「石川県バリアフリー社会の推進に関する条例」を制定して以来、ハード・ソフト両面にわたり、全庁的に様々な施策に取り組んでまいりました。しかしながら、高齢者、障害者の日常生活に関連するバリアフリーが必ずしも進んでいなかったため、この度、バリアフリー施策の総点検を日常生活の動線を視点として実施することといたしました。併せて、バリアフリーのまちづくりを地域ぐるみで推進するためのガイドラインとして、「まちづくり推進プラン(仮称)」を策定することといたしました。さらには、兼六園や公共交通機関のバリアフリー化を促進するとともに、タクシー事業者等の車両改造に対して助成することとし、高齢者や身体障害者が外出しやすい環境を整備することとしております。

介護保険関連の取組みについては、昨年実施した介護サービス利用実態調査の結果を検討したところ、介護保険では適用されない部分について二つの県単事業を実施することとし、具体的には、デイサービスセンターにおける早朝や夕方の預かりサービスについて、利用者の負担を軽減することといたしました。また、施設入所者が在宅復帰を目指して一時帰宅した際に利用する訪問系サービスについても、その利用料の一部を助成し負担の軽減を図ることといたしました。このほか、空き店舗や空き家を活用した高齢者の交流の場の整備に対しても助成することとしております。

子育て環境の整備につきましては、現在、子育て支援の総合計画である新エンゼルプランを策定しているところであります。新プランの初年度においては、放課後児童クラブの施設の多くが老朽化していることなどから、その整備に対する助成制度を創設し、施設運営を支援することとしております。さらに、社会問題化している児童虐待につきましては、未然防止の段階から早期発見・早期対応までの体制整備を大幅に充実することとしております。具体的には、虐待を未然に防止するため、関係機関からなる虐待防止協議会を全市町村に設置することに加え、虐待に係る相談と診断機能の強化を図るため、児童相談所の児童相談協力員、嘱託精神科医を増員するとともに、身近で相談できる体制を整備するため、南加賀と能登北部に新たに児童家庭支援センターを設置することといたしました。

また、平成十五年度に行政により決定していた障害者福祉サービスが利用者の意思に基づく契約制度に転換するなどの社会環境の変化を踏まえ、障害者プランの改定を行うこととしております。

 

以上

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