県議会の議案説明要旨 - 平成15年9月18日 - 6  いしかわからの情報発信について

◎  9月補正予算の編成について

6  いしかわからの情報発信について

第六は、いしかわからの情報発信についてであります。

昨年の大河ドラマを機に全国に浸透した「加賀百万石」のイメージを持続させ、さらに発展をさせるため、現在、市町村や関係機関と一体になり「加賀百万石誘客キャンペーン」などを積極的に展開しているところであります。これに加え、観光客の入り込みが減少する冬季対策として、今般、本県の魅力の一つである「食」を前面に出した誘客キャンペーン「いしかわ冬の陣」を展開することといたしました。今後とも、能登・金沢・加賀の広域的観点に立った誘客促進を積極的に進めていくこととしております。

また、この秋には、在日外国人子弟等が学ぶインターナショナルスクールの学生を本県に招き、地元高校生達と各種の体験交流事業を実施する予定であります。これを契機として、本県の魅力を発信する息の長い交流事業にしてまいりたいと考えております。

金沢城に関する調査研究については、今年度、体制の充実を図ったところであります。現在、絵図・文献の解明や発掘調査等を鋭意進め、順次その成果を公表しているところでありますが、さらに、金沢城の歴史や魅力を広く県民の方々にも理解していただくための平易な解説書「金沢城史（仮称）」の刊行に向け取り組むこととしております。

また、かねて懸案でありました国の重要文化財金沢城石川門の保存修理につきましては、現在、文化庁と鋭意協議等を行っているところであり、この度、金沢城石川門保存修理基本調査費を計上し、老朽化等により傷みの激しい附属太鼓塀の早期修理のための準備を進めることといたしました。

 

以上

●目次に戻る  ●前へ戻る  ●次へ進む