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更新日:2010年4月1日

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県議会の議案説明要旨 - 平成11年2月25日 - 3 新時代に向けた社会資本の整備について

◎  主な施策の概要

3  新時代に向けた社会資本の整備について

第三は、新時代に向けた社会資本の整備であり、その整備につきましては良質であるか、緊急性があるか、将来の基盤づくりにつながるかを常に念頭に置き、重点的に事業化を進めております。

能登空港につきましては、平成十五年の開港を目指し着実に整備を進めてまいります。空港ターミナルビルにつきましては、現在構想策定を進めており、さらにその運営会社の設立準備に取りかかることといたしております。また、空港を核とした能登地域の振興については、引き続き関係市町村や民間団体等と連携しながら積極的に取り組んでまいる所存であります。

小松空港につきましては、地方空港における利用者数が全国的に伸び悩んでいる状況の中で、平成十年における国内線や国際定期路線の利用者が増加し、国際貨物の取扱量もふえるなど、日本海側の拠点空港としての役割がますます高まってきております。国際機能の整備充実を図るため、エプロン改良に加え、新たに保税給油施設の拡充に努めるほか極めて厳しい環境ではありますが、引き続き既存路線の充実、新規路線の開設に向けた取り組みを地元小松市や国際化推進議員連盟の方々とともに進めてまいりたいと考えております。なお、新年度は、カーゴルックス航空の国際定期便が就航して五周年を迎えることから各種記念事業を実施することといたしております。

北陸新幹線につきましては昨年、新規着工区間における事業費の抑制方針の見直しが政府・与党で申し合わされ、さらに現行の基本スキームについても見直す動きがあります。

県といたしましては、一日も早い北陸への延伸、さらには全線の早期整備に向け、上越以西の未着工区間が速やかに着工されるよう、沿線各県と連携をとりながら強力な運動を展開してまいりたいと考えております。

道路網の整備につきましては、加賀温泉郷の連携強化を図る南加賀道路を初め、金沢外環状道路海側・山側幹線、能登空港関連道路などの幹線道路はもとより、地域間交流や産業ネットワーク支援等の道路についても整備を進めることといたしております。

また、小松駅付近連続立体交差事業につきましては、既に仮線への切りかえを終えており、平成十五年度の完成を目指し、高架本体の工事に本格的に着手することといたしております。

港湾につきましては、景気低迷等を反映し、全国的に取扱貨物量は大幅な減少を余儀なくされております。金沢港、七尾港もその例外ではなく、今般、上屋使用料の引き下げや岸壁使用料の見直しを実施するほか、金沢港での海外からの青果物の輸入に対応するため、燻蒸上屋を整備することといたしました。

LPガス国家備蓄基地につきましては、昨年十二月に基地の建設・運営主体となる日本液化石油ガス備蓄株式会社が設立されました。今後とも事業の円滑な執行が図られるよう、地元七尾市とともになお一層の努力を傾けてまいる所存であります。

電源立地につきましては、基本的には地域振興に有効な政策の一つであると理解しておりますが、原子力発電所の立地につきましては引き続き住民の合意を最大限に尊重し、慎重に対応してまいりたいと考えております。

 

以上

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