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猫は大切に飼えば15~20年生きると言われています。飼い始める前に最後まで飼うことが出来るか良く考え、覚悟をもって飼うようにしてください。猫を飼い始めたら、その一生を終えるまで、責任と愛情をもってしっかり面倒をみましょう。自らの病気などによりどうしても飼えなくなってしまった場合には、自分で新たな飼い主を探す、譲渡活動を行っているボランティアさんに相談するなどして、譲渡先を見つけるようにしましょう。
猫を捨てたりする行為は「動物の愛護及び管理に関する法律」で禁じられており、一年以下の懲役または百万円以下の罰金が科せられます。また、飼い猫が野良猫になり、生活環境の悪化を招く可能性がありますので、絶対にしてはいけません。
メス猫は一年間で発情・妊娠・出産を2、3回繰り返します。毎年出産すると1匹のメス猫があっという間に数十匹に増えてしまいます。保健所には毎年飼えないとの理由で持ち込まれる子猫が多く見られます。
飼っている猫の出産を望まない場合や子猫たちをきちんと飼う余裕がない場合は、不妊手術を受けさせましょう。
オス猫はおとなになると独特の声で鳴いたり、くさいにおいの尿をあちこちにひっかけて回ったりします。
去勢手術をするとこれらの行動がほとんどなくなり、家の中で一緒に快適に過ごすことができます。
放し飼いの猫は、交通事故やケンカでのけがや感染症にかかるリスクが大きくなります。また、他の家の庭や畑を荒らしてしまうことも少なくありません。猫の健康や周囲の環境を考え、室内で飼うようにしましょう。
ただし、室内で飼う場合は、観葉植物や電化製品をかじったりして思わぬ事故につながる可能性がありますので、事故を起こさないような室内環境に気を配ることも大切です。
また、タバコの煙は人だけでなく一緒に暮らす猫の健康にも悪影響を与える可能性があります。受動喫煙の害に気を付けてください。
もしも迷子になったり、外でケガをして保護された場合に飼い主がわからずに家に戻れない猫も見られます。迷子札やマイクロチップなど飼い主がわかるものを猫につけてあげましょう。
マイクロチップについてはこちら(外部リンク)
すぐに最寄りの保健福祉センターに問い合わせてください。保健福祉センターで保護されていたり、警察署や市役所、町役場などに保護されていることがあります。いつか帰ってくるだろうと安易に考えないでください。
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