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犬は大切に飼えば十数年生きます。飼い始める前に最後まで飼うことが出来るか良く考え、覚悟をもって飼うようにしてください。 犬を飼い始めたら、その一生を終えるまで、責任と愛情をもってしっかりと面倒をみましょう。
自らの病気などによりどうしても飼えなくなってしまった場合には、自分で新たな飼い主を探す、譲渡活動を行っているボランティアさんに相談するなどして、譲渡先を見つけるようにしましょう。
犬を捨てたりする行為は「動物の愛護及び管理に関する法律」で禁じられており、一年以下の懲役または百万円以下の罰金が科せられます。また、飼い犬が野良犬になり、生活環境の悪化を招く可能性がありますので、絶対にしてはいけません。
飼い犬の登録を行い、毎年決められた時期に狂犬病予防注射を接種しましょう。
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「石川県動物の愛護及び管理に関する条例」により、犬の放し飼いは原則禁止されています。外出の際は犬に必ずリードをつけましょう。
屋内や庭で飼っている犬がドアや門の隙間などから脱走しないように、戸締まりに注意しましょう。
また、首輪がゆるんだり、鎖やリードが古くなって切れたことにより犬が脱走してしまった例も多く見られます。首輪などは定期的に点検しましょう。万が一飼い犬が迷子になってしまった場合でも、鑑札や狂犬病予防注射済票、迷子札を装着していると、拾得者等は飼い主に連絡をとることができます。
また、マイクロチップを犬の皮下に埋め込んでおくと、読み取り器で番号を読み取ると飼い主の連絡先等が分かります。一度装着すると、生涯脱落することがない、確実性の最も高い方法です。
マイクロチップについてはこちら(外部リンク)
人と犬が良い関係を築いていくため、また周囲の迷惑にならないように、犬の大きさにかかわらずしつけは欠かすことができません。
家庭内のルールとコミュニケーションの取り方、社会性を身につけさせるため、無駄吠えの防止、甘噛みのコントロール、「オイデ」や「マテ」といった基本的なしつけをしましょう。災害時に避難所で犬を飼育する際には、ケージやキャリーバッグに慣らしておくこと、人や動物を怖がったり、むやみに吠えたりしないこと、決められた場所で排泄が出来ることで、他人への迷惑を防止するとともに、ペット自身のストレスも軽減することができます。
住宅密集地で犬を飼うときは、近隣の方々に迷惑をかけない飼い方が基本です。
鳴き声などによる近隣への迷惑の防止や犬とのコミュニケーションを容易にするため、犬は出来れば室内で飼うようにしましょう。特に、集合住宅、過度に住宅が接しているような場合は、室内飼育をおすすめします。ただし、室内で飼う場合には、室内の温度、湿度管理に気を付け、床材にも配慮しましょう。フローリングなどの場合、犬が滑って関節を痛めることもあります。カーペットを敷くなどして歩きやすくしてあげましょう。
また、観葉植物や電化製品をかじったりして思わぬ事故を起こす可能性もあるので、事故をおこさないような室内環境に気を配る必要があります。
飼い主がタバコを吸う場合、タバコの副流煙が一緒に暮らす犬の健康にも悪影響を与える可能性があるので、受動喫煙の害に気をつけてください。
すぐに最寄りの保健福祉センターに問い合わせてください。保健福祉センターで保護されていたり、警察署や市役所、町役場などに保護されていることがあります。いつか帰ってくるだろうと安易に考えないでください。
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