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更新日:2013年5月9日

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富士T-3初等練習機

富士T-3初等練習機の写真

空自衛隊は発足以来、初等練習機としてT-34Aを使用していましたが、同機の老朽化に伴い、新型機が必要となりました。
こで、富士重工は自社のKM-2(海上自衛隊練習機)をベースとして、航空自衛隊の要求に応えてタンダム(縦列)復座とした試作機KM-2B(JA3725)を製作、1974年(昭和49年)9月26日に初飛行し、1976年(昭和51年)には入間基地で行われた航空祭での展示飛行で10秒以上にわたる背面飛行を行うなど、性能の高さを実証しました。
の後、KM-2Bが航空自衛隊によって正式採用され、T-2に続く3番目の国産練習機としてT-3と名付けられました。
T-3は1978年(昭和53年)1月17日に初飛行し、3月から量産機が納入され、1982年(昭和57年)までに50機が生産されました。
同機は静浜基地と防府北基地に配備され、パイロットの育成に使用されて来ましたが、2003年(平成15年)から後続機として富士のT-7の導入が進められたため、平成18年度末で退役となりました。
プラザでは平成20年10月から当機を展示しています。

データ

全幅

10m

全長

7.9m

全高

2.9m

自重

1,121kg

エンジン

ライカミングIGS-480  1基

最大離陸重量

1,542kg

乗員

2名

上昇限度

8,169m

航続距離

964km

初飛行年

1978年

   

 

お問い合わせ

「石川県立 航空プラザ」
住所  :石川県小松市安宅新町丙92番地(小松空港前)
Tell :0761-23-4811
Fax  :0761-23-4818
Email:plaza@city.komatsu.lg.jp

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