県議会の議案説明要旨 - 平成20年11月27日 - 12月補正予算の概要について

◎  12月補正予算の概要について

このほか、先月成立した国の補正予算に呼応し、県として現時点で取りうる施策を講じることとしたところであります。

農業におきましては、担い手等の設備投資を促進し、営農活動の活性化を図るため、農業近代化資金及び農業経営基盤強化資金の無利子枠を拡大するとともに、営農組合などが行う省エネルギー型農業機械の整備に対し、助成することといたしました。

林業関係では、民間企業が行う合板製造ラインの整備に対して助成するとともに、経済林の間伐促進を図ることとしたところであり、今後、県産間伐材の需要拡大や利用促進にも繋がるものと期待しております。

防災対策といたしましては、先に申し述べた浅野川の浸水防止対策の促進に加え、国の直轄事業である梯川改修事業などの進捗を図るため、必要な予算措置を行っております。

また、新型インフルエンザの世界的な流行に備え、初動体制の強化を図るため、県内の感染症指定医療機関等が行う人工呼吸器の増設及び感染防護服等の配備に対し、助成することといたしました。

今回提案いたしました補正予算では、これらの施策に要する経費以外に、国の当初予算における追加認証に伴う道路事業の補正や職員費の整理も併せて行ったところであります。

 

以上

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