県議会の議案説明要旨 - 平成20年11月27日 - 7  子育て支援と医師の確保について

◎  県政の諸課題の進捗状況について

7  子育て支援と医師の確保について

この度、全国の自治体で唯一、内閣府が新たに創設した「子どもと家族を応援する日本」功労者表彰の少子化対策担当大臣表彰を受賞いたしました。プレミアム・パスポート事業や従業員百人以上の企業に対する一般事業主行動計画の策定義務化など、本県の少子化対策の先駆的な取り組みが高く評価されたものであり、今後とも、子育て支援施策の充実に更に力を注いでまいります。

医師確保につきましては、金沢大学に新たに設けられる五人の特別枠への入学希望者に対し、先般、県としての面接を実施し、金沢大学に二十八人を推薦いたしました。今後、金沢大学による選抜を経て決定される来春の入学者に対しましては、「石川県緊急医師確保修学資金貸与条例」に基づく修学資金を貸与するとともに、必要なフォローアップも行い、将来の本県での定着を図ってまいりたいと考えております。

また、年明けの一月二十五日には、医学生と県内臨床研修指定病院の関係者や研修医とが一堂に会し、情報交換や交流を行う「明日の石川の医療を担う若手医師の集い」を開催することといたしました。平成二十二年度に向けた県内での臨床研修医の確保、更には、将来の県内での就業にも繋がることを期待しており、今後とも、こうした取り組みを通じて、地域医療を担う医師の確保に努めていく所存であります。

 

以上

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