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東京発:日本では冬から春に入る時期であるが、このところ不安定な天気が続き、今月東京では、雪が降ったかと思えば、その数日後には気温が20度を超えている。
しかし長年変わらないものもある。この時期になると、冬の間名園の木々を重い雪から守っていた雪吊りが取り外される。これは、石川県金沢市の兼六園で行われる、この時期の風物詩ともいえる伝統的慣習である。兼六園は日本三名園の一つで、その名は六種類の特徴を兼ね備えていることを表している。古代中国の庭園に関する書物によれば、名園は、六勝と呼ばれる六つの特徴を兼ね備えていなければならないといわれている。兼六園はそれらをすべて兼ね備えている。園内の樹木の中で、松だけが水平に枝を広げている。日本では、松は最も美しい木と考えられている。園内の松などの木々は一年中手入れされている。19世紀後半まで、この庭園は大名家の庭で、毎日庭師がこつこつと不要なものを取り除いて手入れをしていたのである。しかし、枝を切り落とすことに関してはほんの数名の特別の庭師だけにしか許されていなかった。兼六園の庭師の親方である米林利朗氏は、「普通の庭師は兼六園の木の枝を切ることは許されておりません。特別に許可された5人だけがのこぎりやはさみを使って、この庭園の木の枝を切り落としたり整えたりすることができるのです。」と話す。この庭には小川や池、滝まであり、高台に位置しているため、晴れた日には金沢市のすばらしい景色が一望できる。また園内には歴史的文化的遺物もあり、中でも最も貴重なものは日本最古の噴水である。しかし、おそらく兼六園の魅力はなんと言っても、一年中さまざまな花々や木々が四季折々の表情を見せてくれることでしょう。
4月の始めには園内は桜が満開になると予想されている。―CNA
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