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更新日:2016年6月21日

森林部

「森林の機能」

林には、二酸化炭素を吸収し地球温暖化を防止したり、洪水や渇水を防ぎ災害を防止するなど様々な機能があります。

の中でも雨水を地中に取り込む「水源かん養機能」は私達の生活に水という大きな恵みをもたらしてくれるなど、森林は大変重要な役割を担っています。

「森林機能の保全」

川農林総合事務所では「県民の水がめ」となっている手取川流域の森林を管内とし、この流域の民有林の約72%を水源かん養機能や県土保全機能を重視した「水土保全の森林」と位置づけ将来に渡って森林機能が保全されるよう様々な事業を行っています。
写真  手取川ダム
手取川ダム周辺の水源林

(1) 治山事業

常な豪雨など特異な状況の下では、たとえ良好な森があっても山が崩れたり、下流に洪水の被害が起こることがあります。
そのため、森林の機能の回復、補強を図るよう工作物の設置や樹木の育成など森林の働きを高めるために行う事業が治山事業です。

<土砂流出防止対策>

 白山市白峰の蛇谷地区では平成18年7月の豪雨により大規模な土石流が発生し、大量の土砂が下流に流出しました。

 このため、平成18年度より、復旧工事に着手し、発生源に近い上流部は平成20年度に、下流部は平成26年度に完成し、渓床の安定と、渓岸浸食の防止策が図られ、保全対象への土砂流出を防いでいます。

 

蛇谷地区 渓間工事(平成26年10月 完成)

 

の他にも人家等の施設を保全するため、山腹斜面になだれ予防柵を設置するとともになだれ発生後に草地化した林地に高木性樹種を植栽し、健全な森林を育成しています。

<なだれ防止対策>

 

平成22年1月25日 なだれ発生 白山市瀬波コブラ地内

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「白山里」駐車場より撮影

平成25年11月完成 山腹工事 白山市瀬波コブラ地内 

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「白山里」駐車場の上側より撮影

同工事箇所 植栽木生育状況(平成27年7月)
コブラ

 

 

<落石防護対策>

 また治山事業では荒廃した山林から人家を保全する事業も実施しています。
管内である白山市内では主に人家への落石被害対策を実施し、山地災害からの防災を行っています。

【被災状況】落石が人家まで到達しました

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 【完成状況】防災施設(落石防護柵)により落石から人家を守っています。
 口直海

 

 落石の衝撃を吸収するために県内産の間伐材を設置しています。

 

(2)  林道事業

土保全や木材生産など森林の多面的な機能を発揮させる森林管理に必要な林道を整備しています。

 

 

林道を利用した作業の機械化

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犀鶴線(白山市三宮町地内)

写真  犀鶴線(白山市三宮町地内)

 

(3) 保安林・林地開発に関すること

安林の指定・解除及び保安林内での制限に関することや森林内での開発行為の許可については森林部(白山市鶴来本町)が受付窓口となっています。

1.保安林の指定・解除について

安林とは、水源のかん養、土砂の流出及び崩壊その他の災害の防備、生活環境の保全等、特定の公共目的を達成するため、農林水産大臣又は都道府県知事によって指定される森林で、目的に応じて17種類の保安林があります。保安林では、それぞれの目的に沿った森林の機能を確保するため、立木の伐採や土地の形質の変更等が規制されます。保安林の指定及び解除に関するご相談は森林部までお願いします。

2.保安林内での伐採許可・作業許可について

安林は、森林の機能を保全しようとする制度のため、立木の伐採や土地の形質変更等について制限があります。保安林内で、これらの行為を行う場合は、県知事の許可が必要となります。

3.林地開発の許可について

地開発許可の対象となる森林は、森林法第5条の規定に基づく森林において行う、一定規模以上の開発行為については、県知事の許可が必要となります。

 

(4) 林業・林産業に関する指導・助成と啓発活動

林を健全に維持しながら森林資源の生産性・収益性を高めるために森林所有者に対し林業技術の指導・助成を行っています。

た、森林の多面的機能を保全するためには、山村住民の力だけではできません。都市住民等の参加による森づくりや森林の現状を見学する森林環境実感ツアーなどを通して森林の重要性についての普及・啓発に努めています。

 

 

都市住民の方々の参加による森づくり (ブナ植栽地間伐作業)

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(5) いしかわ森林環境税

栽した木は、小さい時には下草刈を、大きくなってからは、間伐等の手入れが必要となります。 しかし間伐が必要な森林の約半分で間伐が実施されておらず、手入れ不足林となっています。森林をこのまま放置すれば森林は荒廃し公益的機能の低下をまねき県民生活への影響が懸念されます。そこで平成19年度より「いしかわ森林環境税」による手入れ不足林の解消に努めております。

 従来の強度間伐(写真1 )に加え、下図のとおり、手入れ不足人工林に侵入した竹の除去とその発生源となる放置竹林の整備を森林所有者のご負担なしで開始しました。当事務所管内においても、管理が放棄された竹林が周辺に拡大し、間伐等の手入れが不足した森林に竹が侵入している状況がよく見受けられます。このような手入れ不足人工林は竹の密集によってさらに暗くなり、水源のかん養等の森林の公益的機能がより一層低下することになります。下の写真2 は、侵入竹の除去を行った様子ですが、ご覧頂いたとおり、整備後のスギ林は明るくなり、将来的に広葉樹の成長も期待できる状態になりました。また、皆様の家の付近にある竹が侵入した人工林をすっきりさせることで、クマやイノシシなどの人里への出没を防ぐ効果も期待できるかもしれません。

 このような侵入竹の除去などについては、皆様方のご要望にできるだけ多く応えていきたいと考えておりますので、ご要望の際は当事務所森林部へご連絡いただくか、お近くの森林組合や林業事業体にご相談いただければ幸いです。

 

【写真1 】 

間伐前 薄暗く下草などが生えていない森林

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間伐後 光が射し下草などが繁茂するようになった森林

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 【図】侵入竹林整備の流れ

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 【写真2 】

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お問い合わせ

所属課:農林水産部石川農林総合事務所 

石川県白山市馬場2-113

電話番号:076-276-0528

ファクス番号:076-276-2745

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