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更新日:2012年1月18日
「森林の機能」
森林には、二酸化炭素を吸収し地球温暖化を防止したり、洪水や渇水を防ぎ災害を防止してくるなど様々な機能があります。
その中でも雨水を地中に取り込む「水源かん養機能」は私達の生活に水という大きな恵みをもたらしてくれる大変重要な役割を担っています。
「森林機能の保全」
石川農林総合事務所では「県民の水がめ」となっている手取川流域の森林を管内とし、この流域の民有林の約72%を水源かん養機能や県土保全機能を重視した「水土保全の森林」と位置づけ将来に渡って森林機能が保全されるよう様々な事業を行っています。

手取川ダム
異常な豪雨など特異な状況の下では、たとえ良好な森があっても山が崩れたり、下流に洪水の被害が起こることがあります。
そのため、森林の機能の回復、補強を図るよう工作物の設置や樹木の育成など森林の働きを高めるために行う事業が治山事業です。
写真の白山市白峰の蛇谷地区では平成18年7月の豪雨により土石流が発生し、大量の土砂が下流に流出しました。
現在、渓床の浸食を防止して渓床の安定、山脚の固定及び土砂の流出抑止を図り、森林機能を回復する工事を実施しています。
蛇谷地区 渓間工事(平成18年7月被災時)

蛇谷地区 渓間工事(平成19年11月一部完成)

この他にも 手取川流域の草生地化した林地に植林を施し、健全な森林を育成しています。
また、旧松任市から旧美川町にかけての海岸では飛砂や潮風等の害から人家、農地、工場を守る海岸林の整備を行っています。
草生地化した林地

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森林の造成

防風工とマツ植栽工による飛砂防風対策

水土保全や木材生産など森林の多面的な機能を発揮させる森林管理に必要な林道を整備しています。
林道を利用した作業の機械化

犀鶴線(白山市三宮町地内)

保安林とは、水源のかん養、土砂の崩壊その他の災害の防備、生活環境の保全・形成等、特定の公共目的を達成するため、農林水産大臣又は都道府県知事によって指定される森林で、目的に応じて17種類の分類があります。保安林では、それぞれの目的に沿った森林の機能を確保するため、立木の伐採や土地の形質の変更等が規制されます。保安林の指定及び解除に関するご相談は森林部までお願いします。
保安林は、森林の機能を公益のために保全しようとする制度のため、立木の伐採と土地の形質の変更等について制限があります。保安林内で、これらの行為を行う場合は、県知事の許可が必要となります。
林地開発の許可森林法第5条の規定に基づく地域森林計画の対象森林の区域において、特定の開発行為を一定以上の規模で行おうとする場合は、県知事の許可が必要となります。
森林を健全に維持しながら森林資源の生産性・収益性を高めるために森林所有者に対し林業技術の指導・助成を行っています。
また、森林の多面的機能を保全するためには、山村住民の力だけではできません。都市住民等の参加による森づくりや森林環境実感ツアーなどを通して森林重要性についての普及・啓発に努めています。
都市住民の方々の参加による森づくり

北辰中学校の職場体験(クマ剥ぎ防止ネット巻き)

植栽した木は、小さい時には下草刈を、大きくなってからは、間伐等の手入れが必要となります。 しかし間伐が必要な森林の約半分で間伐が実施されておらず、手入れ不足林となっています。森林をこのまま放置すれば森林は荒廃し公益的機能の低下をまねき県民生活への影響が懸念されます。そこで平成19年度より「いしかわ森林環境税」による手入れ不足林の解消に努めています。
間伐前 薄暗く広葉樹が全く生えていない森林

間伐後 光りが射すようになった森林

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