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更新日:2024年4月26日

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記者会見の要旨 - 令和6年4月18日 -

令和6年4月18日(木曜日) 15時00分~

会見資料(PDF:1,613KB)

知事

   ゴールデンウィーク期間中の災害ボランティア活動について申し上げます。これまでの活動人数の推移は、このグラフの通りであります。県内外から多くの方にボランティアとして活動いただき、ありがとうございます。延べ6万6,278人、県の募集が2万606人と、市町の募集で4万5,672人、4月16日時点であります。ボランティアの方々は徐々に増加をしております。そこでニーズを掘り起こして、更なる受け入れを加速化させていきたいというふうに考えております。

   そこで、ニーズの掘り起こしを支援いたしております。まず、珠洲市、輪島市への支援として、戸別訪問によるニーズ把握などを支援するため、団体や企業に協力を依頼し、運営ボランティアを派遣いただいております。珠洲市では4月15日から、連合石川から22名、1日あたり派遣をいただいております。ありがとうございます。輪島市では4月25日から全社協から派遣をいただいておりまして、これは1日16名に増員をして対応していただいております。6市町への支援として、まず2次避難者へのチラシの配布を行っております。ゴールデンウィークなどには、一時帰宅に合わせた利用を促進するため、ホテルなどの2次避難所でボランティアの申し込み先、市町災害ボランティアセンターを記載したチラシを配布しております。4月13日から。それから公費解体申請者へのチラシの配布もしており、解体前に行う貴重品、家財の搬出などのお手伝いが必要です。ボランティアの利用を促すため、各市町の公費解体窓口でボランティアの申し込み先、市町災害ボランティアセンターで、記載したチラシを配布してございます。4月17日、昨日からこの配付をしております。

   そこでボランティア参加の促進に向けた取り組みとして、ボランティア希望者が各自の事情に合わせて参加しやすいような利便性を向上します。珠洲市では、1泊2日型に加えて、日帰り型を追加しました。4月22日からです。やっぱり道路事情も良くなってまいりましたので、日帰りでも可能ということです。穴水町は、バスからマイカーでの現地集合に変更をします。これも4月22日からであります。今、これは志賀町だけでしたよね。ここに穴水も追加をいたします。県が、事前登録者から募集するボランティアとして、これまでの活動先は1泊2日型穴水ベースキャンプで、これは珠洲市と能登町。日帰り型が、バスで七尾、輪島、穴水町、能登町。マイカーの日帰り型が志賀町だけでしたが、今後の活動先として先ほど申し上げたように増やしますということです。

   能登農林水産業ボランティア制度、これは新年度予算でスタートしておりますが、簡単な農地などの復旧の作業などをお手伝いいただくボランティアを実施しております。今のところの活動実績は203人です。ありがとうございます。活動場所としては、輪島市で4ヶ所、珠洲市で2ヶ所、能登町で4ヶ所、七尾市で3ヶ所、志賀町で2ヶ所、中能登町で1ヶ所、計16ヶ所でございます。原則は、毎週水曜日に翌週の分を募集して、当面は金沢発着日帰りで実施します。今申し上げている活動実績は4月16日時点であります。どういうことかというと、津波のゴミの撤去、水路の泥上げ、育苗箱の運搬、カキの種付ということで、更なるニーズの掘り起こしのために、農林総合事務所職員を増員することにいたしまして、チラシの配布や戸別訪問を強化し、農林漁業者やJAなどの様々なニーズに対応していきます。これから人手が必要な時期です。ぜひボランティアが欲しいという方にマッチングをしっかりやりたいと思います。

   事前にボランティア活動を、県や市町に申し込みをした上で是非ともボランティアにご参加をお願いしたいと存じます。こまめな水分補給、早めの休憩など熱中症対策にご注意いただきたいと思います。だいぶ暑くなってまいりました。被災者の皆様に対しては遠慮せずに、ボランティアに作業をお願いしてください。また、被災した家の片付けや荷物の運び出しなどお困りごとは各市町の災害ボランティアセンターにご相談をお願いしたいと思います。これは能登高校さんかな、そうですね。これは穴水のベースキャンプに入ったの。能登高校さんの書道部ですね。すごいね。これは各市町の災害ボランティアの募集状況でありまして、これは皆様のところに資料はいっていますか。いっていますね。ご参考ください。

   いよいよ第2弾いしかわ応援旅行割であります。まず第1弾の利用状況を申し上げます。3月16日土曜日から4月26日金曜日までの実績です。4月16日時点で、23万人泊利用いただいております。ありがとうございます。第2弾について申し上げます。実施期間はゴールデンウィーク後の5月7日火曜日から7月31日水曜日までです。予約の開始は4月19日、明日です。割引内容は第1弾と同じです。その他、2次避難者の受け入れに応じて予算を各施設に追加配分をいたしております。前に申し上げたように、2次避難者の方に出ていってくださいということはしません。受け入れていただいている負担の重い旅館、ホテルには配分を上増ししております。予約申込先は、石川応援旅行割登録宿泊施設、登録旅行会社にお願いしたいと思います。

   台湾、本当にお見舞い申し上げます。台湾東部沖地震に対する災害見舞金等について申し上げます。4月3日に台湾東部沖において発生した地震により、甚大な被害が発生している台湾に対しまして、石川県としても災害見舞金を贈呈し、また義援金を募集することといたしました。災害見舞金は500万円です。また、義援金の募集としては、今日4月18日、今日から当分の間、募金箱を県内6ヶ所、県庁1階総合案内、小松県税事務所、中能登総合事務所、奥能登総合事務所、金沢城公園、兼六園に設置しました。振り込み口座の開設です。受取人口座名義は、台湾東部沖地震災害義援金、振り込み先銀行名は北國銀行県庁支店、口座番号は普通預金29701となってございます。よろしくお願いします。台湾の皆さんには、炊き出しを含め、また台湾当局からもお見舞いで義援金を賜っておりまして、お礼申し上げます。困った時はお互い様ということで、我々もしっかりとお見舞いと支援を差し上げたいと思います。

   石川県の成長戦略ミライカイギ、これは新年度の目玉であったんですが、ちょっと遅れておりました、地震で。今般、改めてスタートを切ることになりましたので、報告します。今後、成長戦略を実行していくにあたり、石川県の次の時代を担う県内各地域の様々な分野で、先進的な活動をされている方々のご意見を伺い、戦略の実効性を高めてまいります。ということで、加賀5名、金沢7名、能登5名。男性10名、女性7名。20代から50代ということであります。第1回会議を4月24日、来週ですね、開催をいたします。県庁の11階で会議を公開して開催します。皆さんもこぞってご参加いただきたいと思います。

   クマです。人身被害防止に向けた対策を強化します。昨年は全国的に市街地に出没するクマが増加し、人身被害も過去最多でありました、219人。県内でも3年ぶりに人身被害が5人発生しました。ここがポイントです。環境省は、4月16日、一昨日、クマを指定管理鳥獣に追加いたしました。対策1、実際の住宅街で、地域住民も参加して、実践的な訓練を初めて実施しました。3月15日白山市内の住宅街で、参加者は県、白山市、猟友会、県警、地域住民も初めて参加いただきました。内容は、通報の仕方、住民への注意喚起、捜索、発見、捕獲この一連の流れを確認いたしました。参加者の声として、簡易無線を使用したことで、円滑に情報共有ができ、早期捕獲に繋がったと。出没時に取るべき対応について具体的に認識できたなどであります。例えば、クマが侵入しそうな施設の戸締り、クマの餌となるようなゴミなどの片付け。こうした参加者の気づきなどを他の地域の訓練にも活用してまいります。クマが出没しそうな施設といえば、例えば、倉庫とか車庫、納屋とか、クマが隠れそうなところですよね。

   次は、クマによる人身被害防止に向けた対策強化にクマ分析マップです。過去5年の出没情報を要因ごとに分類マップ化しまして、県民への注意喚起や市町のより一層の対策強化に役立てます。出没した原因ごとの情報。4月18日の県のホームページで、今日公開しておりますが、森林からの出没、これは山際の薮刈りが必要。河川を経由した出没には、河川敷の薮刈り。誘因物が原因の出没には、柿や栗などの誘因物の除去ですね。そりゃ餌のところに行きますわね。近年増加傾向の出没情報としては、春から夏にかけて、親離れした若グマが出没をする。ブナなどのエサ不足による秋の大量出没も想定される。市町の協力をいただきまして、広報紙や回覧板などにより、各地域に案内します。薮刈りや誘引物の除去、出没を想定した実地訓練などの対策に活用をさせていただきます。

生活環境部長

   これが県のトップページです。ここから、ちょっと下がっていただきますと、ここに黄色のクマに注意というのがあります。ここをクリックしていただきます。そうしますと、今日からここにクマ出没マップが掲載されております。これを、この四角を押しますと全体が出てきます。5年間分なので割と多くあります。これを分類しておりまして、例えば、この緑のクマであれば、森林から。青であれば、河川から。これが判例になっておりまして、誘因物がオレンジということになっています。例えば、ここのこの辺をクリックしますと、情報がここにザーッと出てきまして、例えば、いつ、場所、何が見られたのか、5年分なのでかなり。これで要因とかも分かります。ご自宅のお近くはどういう要因で出たのかなということが、どなたでも見られるということになります。こういう感じでずっとやって、例えばこうやって、この辺の松任とか、この辺が川ずっといきますと川沿いとか山とか、緑が要因の森林からとか、川からとか。川は青です。こういう形ですので、ちょっとこういう海沿いにも出ています。山も出ますし。これは3年前に出没しました珠洲市三崎町に出ておりますという過去のデータをここにプロットしておりますので、ご参考に地域の何を気をつけたらいいのかということに、これから活かしていただければというふうに思っております。

知事

よろしいですか。県のホームページをまたご確認をお願いします。以上です。

 

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