エリアマップ策定の主旨
はじめに
これからの人口減少や公共事業の削減といった社会情勢の変化や生活環境の早期改善を望む県民の要求に対応するため、より効率的かつ効果的な生活排水処理施設の整備が求められており、石川県および県内市町では、随時エリアマップの見直しを行っている。
策定の基本方針
- 生活排水処理構想エリアマップの策定にあたっては、各関係部局との十分な調整・検討を行い合理的な計画とした。
- 各市町村は、人口減少や市町村合併等の社会情勢の変化、補助金削減等による地方財政への影響、各種生活排水処理施設の投資効果、地域住民のニーズ等を総合的に勘案し、地域の実情に応じた効率的かつ適正な整備手法を選定した。
- 整備計画の立案にあたっては、効率的な生活排水処理施設整備を実現するために、下水道未整備地域で整備に時間を要する地域は、浄化槽を過渡的な位置づけとする等、各所管省庁の枠を超えた複数の事業種別による段階的な整備について立案し検討するものとした。
- 本計画の策定にあたっては、各自治体相互に連絡を密にし十分な調整を図るとともに、各自治体の意向を充分に反映した。
エリアマップの位置付け
「生活排水処理構想エリアマップ」は、県下における汚水処理施設整備の基本構想であるが、今後の社会情勢等の変化に柔軟に対応していくため、各市町の意向により、随時見直しを行うこととしている。
過去の見直し状況
- 平成8年度石川県汚水適正処理構想エリアマップ策定
- 平成13年度新石川県汚水適正処理構想エリアマップ策定
- 平成16年度生活排水処理構想エリアマップ策定
- 平成23年度生活排水処理構想エリアマップ策定
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