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更新日:2010年7月27日

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鵜川のイドリ祭り

  • 種別
    民俗文化財(無形民俗文化財)
  • 所在地
    鳳珠郡能登町及び穴水町
  • 保護団体
    鵜川のイドリ祭り保存会
  • 時期
    11月1日~8日

概要

川のイドリ祭りは、鳳珠郡能登町鵜川の菅原神社で、11月1日から8日に行われる収穫感謝祭である。「イドリ」とは、非難することを意味し、祭りのしぐさに親しみを込めて、祭りの通称となったものである。
りは、当地の有力な地主であった伝兵衛が主賓となり、穴水町を含む6地区12組で祭りを行っている。2組が当番となり輪番制で執行される。この仕組み・運営は天文3年(1534)に現行のように整えられたとされている。
11月1日に、当元が玄関前にオハケを立てることから祭りは始まる。オハケとは長さ約5メートルの青竹に御幣、榊を取り付けた神降臨の目印である。その後、各家から米を集め、餅をつき、大鏡餅・トウシ餅・小餅を作り、同神社へ献納する。
7日の夜、主賓の伝兵衛を迎えるのに、当番が7回使者を派遣し、8回目の途中で伝兵衛と出会い揃って同神社に入る、7度半の使いが行われる。各組の代表は羽織袴、伝兵衛は裃姿で、古式通り決められた座席につき祭りを始める。直会の膳が運ばれると、神饌とされた餅について、形・色・大きさ等についてイドリ(非難)と弁護の問答を重ねる餅改めにはユーモアがあふれる。
がて神職が仲介に入って、餅のできばえについて了解を受け、来年の当番へ引継ぎ式をする。8日のオハケ倒しをもって祭りは終わる。
り行事の内容及び祭祀組織は古来の伝統を伝えており、地方色豊かな祭礼行事として民俗学的に貴重であり、無形民俗文化財に指定し、その保存を図ることが必要である。

鵜川のイドリ祭り

 

お問い合わせ

所属課:教育委員会庶務課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1811

ファクス番号:076-225-1814

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