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更新日:2023年10月6日

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記者会見の要旨(質疑応答) - 令和5年10月5日 -

令和5年10月5日(木曜日) 14時00分~

内容

記者

今の会見の中にもありました、いしかわ百万石文化祭2023、あと9日に開催が迫りましたが、この文化祭に向けての意気込みを改めてお伺いしてもよろしいですか。

知事

はい。やる気満々です。まあ私がやる気出してもあんまり意味ないんですけども、この国民文化祭は、天皇皇后両陛下をお迎えをした上でですね、スタートをし、全てで151の事業を県内全市町で展開をすることになっております。既に私、皆さんもご覧いただきましたか。金沢城公園のプロジェクションマッピング、チームラボを見てまいりまして、正直ちょっとびっくりいたしました。新たな発見をこの文化祭を通じてですね、県民、多くの国民、内外からの観光客の皆さんに素直に楽しんでいただきたいと思いますし、そのことがやっぱり観光のリピーターに繋がっていただきたいと思いますし、石川県の文化観光や食文化も含めて、石川県の総合的な文化芸術の新たなクリエイトの発火点にもなってほしいなと、そう思っています。やる気満々です。

記者

10月1日に県内の新幹線駅で歓迎セレモニーが、新幹線の歓迎セレモニーが行われて、開業に向けた盛り上がりが各地でどんどん高まっているように見えるんですが、新幹線の開業と同時に、IRいしかわも今度、倶利伽羅と大聖寺の区間64キロの運営が始まります。IRの運営開始に向けて県としてどのように取り組んでいきたいかお気持ちを聞かせていただいてもいいですか。

知事

既にIRにつきましては、利用促進策を関係市町の首長や関係団体の皆さん、当然私も入りましてですね、議論をスタートさせております。この新幹線の利用者にとっての二次交通、私ども県民、また市民、町民にとっての日常の公共交通、通勤通学、お買い物、病院といったですね、なくてはならない足としてですね、使っていただけるように、まず努力をいたします。加えて、無人駅も増えますよね。この無人駅の活用のあり方はさらにIRの、IRいしかわの利活用策プラスアルファといった部分で、無人駅が無人駅のままであってはいけないし、地域にとっての拠点となってほしいと思っています。ここは関係市町とも協力して対応していきたいと思います。また、金沢から大聖寺の方までどこだったかな。白山の方だったと思いますけども、バリアフリー化を求めてですね、いわゆるエレベーターですよね、あれを設置してほしいというふうな話もあったと思います。各地域一つ一つのIRの石川の駅について、要望をしっかりと受け止めて、まず、短期的、中期的、長期的に課題を解決していく努力が必要だと思っています。またいつも言いますが、加賀市の宮元陸市長からはですね、小松で止まってしまうと大聖寺まで来ないじゃないかと、こんなお叱りもよくいただいておりまして、IRいしかわのですね、ダイヤ編成、また小松から大聖寺に向けてのですね、あり方等も含めてですね、総合的にやっぱり検討してできることからやっていきたいと考えています。私はそのことをまず申し上げました。

総務部長

地元で引き受けることになったわけでありますので、やはりしっかり利用をしていただかなきゃいけないということが極めて大事だというのが、元々最初の18キロ開業したときも同じですけれども、利便性をしっかり確保して、地元の方々にしっかり、ずっと今後も利用していただくということに向けてですね、料金をできるだけ低廉にするということはもちろん、いろんな市町村と調整でやりましたし、この料金はちょっとしか上がらない形にもなっていますので、あとはしっかり利用していただくと、こういうふうな努力をしていくことかと思います。

知事

JRからIRいしかわに引き継ぐ資産の有効活用と、こういう観点も私は持つ必要があると思っています。まだ具体的なことは言える段階ではありませんが、JRから譲渡していただく、IRいしかわの新たな資産、これをどういうふうに活用していくのかという観点は、県としても極めて大きな課題というふうに考えています。最初にちょっとソフト事業のことを言いました。利用促進策が何よりも必要、こういう観点で臨みたいと思います。

記者

今馳さんの話の中にあった、無人駅を無人駅のままにするのは、というお話があったと思うんですけど、それは無人駅を有人駅に変えていくっていうことではないと。

知事

すいません。ちょっと言葉足らずですいませんでした。無人駅であっても、人の乗り降りがありますよね。特に障害のある方にとっては危険を伴います。という観点から、無人駅における利用者の安全性、利便性をどうやってフォローするかという観点が一つ。それから、無人駅なんだけども、今やリモート勤務もできる。もしかしたら大藪さんがですね、無人駅で、あそこに事務作業をするテーブルと、椅子があったらちょっと助かるな、お手洗いもあるしとか。つまりそういう意味で、地域において、ビジネスでちょっと気軽に寄って使っていただけるということもあってもいいんじゃないかと。また、どこまでか、これは財政上の問題もありますが、出店をしていただくカフェがあってもいいかもしれませんし、あるいは地域の社会福祉協議会、公民館のちょっと出店みたいな感じでとか、簡易郵便局という発想もあるかもしれませんが、それはこれからでありましてですね。また逆に不登校児童生徒にとってのですね、やっぱり居場所と、第3の居場所となる可能性もあるかもしれませんし、私自身はやっぱすごい鉄道の駅には思い入れがありまして、やはりある意味で地域の拠点と思っております。そして利用者の安全、そして利便性、こういったことに対応できるアイディアを持って議論していくことも、県としては必要ではないのかなと。全てが全てIRいしかわでできるわけでもないですよね。IRいしかわの責任なんですよ。だけどもそこを我々が県としてフォローするという発想でですね、そして駅を有効に活用するイコール駅を活用して、IRに乗って、どっか行こうかなと。宇奈月温泉にいわゆる各駅停車に乗っていくってのもまたいかがでしょうかと言えるように、私どもはIRいしかわ、富山県は、あいの風とやま、福井県はハピラインふくい、この3県が連携した、いろいろ観光商品も考えてる。まさしくそういったことをですね、展開していきたいと思います。

記者

ちょっと他社の報道で恐縮なんですが、一昨日3日ですね、一部報道で、ロゴチャットに不満ということでですね、帰宅後や休日にも上司から連絡がきてうんざりするという声だったり、部長級の職員の方がですね、24時間連絡が取れる状態にしてるのも疲れる。帰ったら見ないようにしているとおっしゃっているという報道がありました。一方で今朝はですね、ルールを作りましたということで報道があったんですけども。これは報道を受けてルールを作ったということなんでしょうか。これは部長さんに聞いた方がよろしければ、対応してもらえればと思います。

知事

先に部長がお答えして私がこれをフォローするようにします。総務部長からお願いします。

総務部長

正確に申しますと、おととい、2日の日にいわゆる携帯端末での利用できる職員の範囲を拡大するという通知を出しました。従来から、大体管理職で希望者は使っていた、まさにそれで家で、スマホで、っていうことだったんですけど。拡大するに当たりまして、特に一般の職員にまで拡大するとなれば、上司があまり夜遅く連絡するってのはよろしくないなということが従来以上に求められることになりましたので、併せてその際に留意事項というものをちょっとパワポにしたようなものを添付してお送りをしたんです。という意味では一応ほぼ同時にやってたんですが、周知があまり、出しただけだったんで進んでいなかったのかなと思います。それでその後さらにご取材があったので、いやもう、作ったルールあるんですけど、ということをしっかり説明をして、今日の報道に繋がったということで、一応同時に出したつもりだったんですけど、徹底は、それから浸透させていくつもりだったという、そのようなところでございます。

知事

まずルールを作るのは大事だと私は思ってます。ということを前提にですね、やはり働き方改革というものがありますし、職員の皆さんにも家庭もあります、プライベートもございます。従ってですね、勤務時間外という概念をみんなが持つべきだと思います。これ一点目。さはさりながら、私は特別職でありますので、24時間OKですと。というふうに言ってあります。特にしょっちゅう飯田さんからは夜中でも、連絡入りますよ。危機管理監ですし、北朝鮮がミサイルを飛ばしたらしい、線状降水帯が、降って、今、津幡がどういう状況ですというのは、夜中の2時3時、普通にそれはいただきますのでお返しします。また、特別職同士ではありますが、徳田副知事と西垣副知事にはですね、気がついたときにはですね、すぐ連絡をしています。

大体2人ともすぐ返事が返ってくるので、プレッシャーになっていたとしたら、今後また改めたいと思います。従いましてですね、ここはまさしくお互いに配慮しながらも、しかし、緊急事態で、この決裁を取るために、どうしても意見を聞きたいということあります。ので、私はまず24時間対応にしてありますので、職員の皆様も、部長の皆さんも、緊急であるとき、やむを得ないときは24時間大丈夫です。同時に、その案件次第で、私から返事をしたり、私からどうなってんのと聞くことについては極めて配慮が必要だというふうに考えています。その次の段階はモラルの問題かなと思います。

記者

ちなみにこれはチャットでのルールだと思うんですけど、電話とかメールもこういった休みとかにあんまり連絡するなみたいなルールっていうのはあるんでしょうか?

総務部長

メールについてはですね、従来から、役所同士のメールですので、自分の携帯では受けられないので、特にルールはありません。言うてみれば帰宅後は見れませんので基本的に、基本的にですよ。電話については、特段書いたものはありませんが、常識の範囲内で今までやってきているということかと思います。チャットになると、手軽になった分ですね、従来の電話以上にですね、そういう夜でも出しやすくなってるんですよね。電話はめったにかけませんよ正直、よっぽどのことがないかぎり。ただチャットだと残業をしてて、これお願いしといた方がいいなと思うとですね、自分が例えば夜8時に、仕事してたら発信したくなりますよね。今までだったら役所のパソコンでしか受けられなかったけど、自宅にもう帰ってる人は夜の8時に来たら、仕事の指示が来たなと思うようなことになりそうだったので、あえて今回通知を出して、仮に夜8時に明日忘れないうちに出しとくとしても、不急とつけて出してねとか、そういう形とさせていただきました。

記者

そうするとこの問題というのはチャットアプリだから起きたっていう、チャットアプリが悪いというわけじゃなく、どちらかというと運用する側の意識の問題なんだろうと思います。

知事

しゃべってもいいですか、この件でしゃべってもいいですか。それとも次の移る?ではこの件でしゃべってから、次に移ってください。まさしくこのロゴチャットを活用できる環境になったがゆえに、モラルの問題とルールの問題と、これはごっちゃにしない方が良いということを改めて申し上げておきたいと思います。誰とは言いませんがですね、夕方になってから仕事のエンジンがかかる人がいたりするんですよ。その人のペースが、なぜかというと、議会答弁書くときは、調整に調整を重ねた上で、夕方から答弁の最終調整が始まってくるので、それでエンジンかかる人もおられるんですが、これ資料どうだったかなって聞くときに、電話で聞いた方がいいのか、あるいはそのロゴチャットを使って聞いた方がいいのかっていうふうになりますよね。ただこんなことは起こりがちなので、やっぱり事前に申し合わせ、ルールっていうのはあった方がいいですね。だけども、自然災害などのそういった非常事態は、これ危機管理の状況なので、ここはお互いに合意の上でやり取りしましょうとか、おそらくそういうことになっているというふうにまず認識しておりますので、それでよろしいですね。

記者

この問題でやっぱり、こういう下の人の意見がこういう報道だったりで出てくる、それはそれで、報道機関のあり方としては大事なことだと思うんですけれども、そうじゃなくて、そういうメッセージをちゃんと上に上げるような仕組みがそもそも必要なんではないかというふうに考えたところです。そこでですね、各省庁でありますとか、都道府県によっては導入が進んでいる360度評価、あるいは多面評価という考え方ありますけれども、そういったものについて、知事のお考えを伺えますでしょうか。

総務部長

いわゆる360度評価、多面観察制度という言い方もありますが、これについては今の行政経営プログラムの中で、検討するという書き方になっていて、我々今いろいろ調べておるという状況でございます。検討するというのは、導入することを将来したいなという思いを含めて検討をしているという、することになっていて、検討していますという今現状でございます。

知事

いま総務部長からお答えいただいた通りで、私自身は導入するつもりではなくて、導入します。が導入するにあたって、360度評価がいかなるものかということも理解もしていないうちに導入することは危険性を伴います。不信感が出てくる可能性があります。のでですね、360度評価の必要性、360度評価ってどういうこと。360度評価の手法、360度評価に参加して、私が痛い目に遭わないように、こういう安心感がないとお互いにお互いを評価できないと私は思います。ので、そのことを今丁寧に、総務部長にはですね、私今申し上げたような段階をね、丁寧にやってくださいというふうに申し上げています。

記者

これまで検討という形でプログラムの中で書いてあって、今やりますということを言われて、一歩前進が続いているという捉え方でいいんでしょうか。

知事

ここはちょっとクッションというふうな受け止めをしてください。総務部長、うちの県庁の職員何人います、全部で。

総務部長

知事部局でいうと3500人ぐらいですね。

知事

3500人ですよね。3500人の職員の皆さんが、いわゆる360度人事評価がいかなるもので、それにどう関わるのかということが、理解がないとですね、理解が十分でないときにこれを導入すると、さっき言ったように、不信感とか、怒りとか、不満とかがやっぱり鬱積いたしますので、そういうことのないように、私は導入します。しかしそれが、いつから導入できる状況になるのかということについては、それは内田さんの今取り組んでいただいている、緻密な、やっぱりいろんな事前にね、これやるんだけど、でもどうと、いろんなお声も確認した上で導入することが必要だと思っています。同時に、なんでそんな面倒くさいことやるんだと、いうふうに言われる方もおられますが、私は面倒くさいことではないと思っています。絶対に必要であります。やっぱり上から目線の評価、それから、下から目線の評価、同僚に対する水平の評価はもとよりですね。県民目線の評価、また県外の人から見た石川県の行政のあり方、石川県の行政マンの仕事ぶりに対する評価、いろんなやっぱり角度をですね、色んなアングルで、やはり理解しながら、しながらですよ、より最適解を求めて、仕事の仕方を決めていくというのが必要だと思っています。そのことをやっぱりそれぞれの職員の皆さん、また、幹部職員も含めた能力をさらに発揮させていきますし、やっぱそういうのを納得してやることによって、チーム力は格段に上がります。そのことを私は期待もしておりますし、やっていかなきゃいけないなと思っています。

記者

今の段階としては他県の例というのは収集したり、中央省庁の例とか収集している作業はもう既に着手しているという認識なんでしょうか。

総務部長

大体そういうふうなところです。いろんな事例を集めて、情報を整理してるというようなところです。

記者

私もいろいろ取材させていただいたんですが、県庁だったり省庁によっては、これ対象が課長級だけのとこだったり、管理職全体だったりいろいろありますけれども、その対象はどういうふうにしたいお考えでしょうか。

知事

これは基本的には管理職全員にすべきだと思っています。すべきだと思っています。管理職にはやはり一般職員とはまた違った意味での、決裁とか、対外的にも責任が伴ってまいりますし、改めて管理職以上は全員というふうに考えていますが、これは私の意見を述べただけであって、総務部長が様々な観点で360度評価、知事やれって言ってるけども、他県の動向も調べたけども、こういったことには気をつけた方がいいんじゃないかということで、できれば年内にもですね、論点整理はあげてほしいなと思っています。だからといって、来年からすぐやると言ってるわけではなくて、論点整理だけでも、ちょっと年内に上げていただいて、スピードアップしていった方がいいかなと、こういうふうに考えています。

記者

これからまさに検討材料でしょうけれども、先行する県だと高圧的な態度がないかとか、ワークライフバランス推進しているかとか、指示命令が明確化とか、そういった評価項目あるようですけど、知事が入れたらいんじゃないかなと思うような項目何かありますか。

知事

はい。豊かな発想力、記者クラブとのコミュニケーション能力とかね。やっぱり特に記者クラブの皆さんは、私ども県政と県民との橋渡し役として、極めて重要な役割を担っておられると思いますし、別にプレッシャーかけてるわけじゃなくてですね。私どもも広報という立場で、ホームページを通じたり、県独自の広報も展開していますが、あらゆる媒体を通じて、県が今どの方向に向かっているのか。また、いわゆる最新の技術革新であったり、最新の法律に基づいた行政の用務執行であったり、こういったことを、県民自らが県政を評価できるような尺度と、そのために必要な情報提供する必要は私は県庁にはあると思っています。そういう観点においてもですね、私どもまさしく管理職以上のですね、責任について、常に評価の目を忘れてはいけないなということです。

記者

大変我々としてはありがたい話だと思います。これを入れることでどういう県庁を目指していくかメッセージをお願いします。

知事

はい。これはただ一言です。幸福度日本一の石川県を目指します。これはね、言いたいことが言える環境、常に。そしてそれに、評価もあれば、それに加えて、さらにこうした方が良いのではないかという提案も起きてくる。これが私は幸福度日本一だと思っています。必ずですね、幸福度日本一と言っている以上は人に着目しなければいけないので、まさしくですね、未成年である乳幼児、児童、生徒であっても、やっぱり自分の意見が表明できる環境であったり、また自分の人権が尊重され、守られる環境であったり、そういった中で今度、事業者の皆さんにはですね、順風満帆のときにはあんまり県庁なんて必要ないのかもしれませんが、やっぱり競争できる環境、ルールがですね、そのためにも、伴走支援を全国にも先駆けて、中小企業庁や中小企業基盤整備機構とか、連携を進めてやっていこうとしています。何かあったときにですね、前向きなやっぱり相談をしたときに、それに応えてくれる人がいる。これも、事業者にとっての幸福度日本一だと思っていますし、様々な、言い始めるときりがありませんが、そのためにやっていきたいと思っています。

記者

すいません長くなって恐縮ですけど最後です。有識者の方に取材するとですね、県庁が入れることでなかなか準備が大変だということはありますけど、市町は独自で入れるのなかなか難しいという中で、県庁が入れることでこれは市町に広がって石川県全体の行政サービスが向上するんじゃないかという、そういう指摘もありますけれど、そういった面で期待される部分ありますでしょうか。

知事

そこについてのコメントは控えます。やっぱり各市町の首長のもとでの判断というのがございますので、私は石川県の県庁はそうあった方が良いという確固たる姿勢を持っていますので、石川県庁としてはこうしますと。いうふうに言っているだけで、他の市町のことについては発言しない方がいいと思います。

記者

今週末から金沢プライドウィーク始まります。知事が19日に性の多様性に関するタウンミーティングだったりとか、県民や県議に説明するような機会を設けてるような感じがしますが、当事者の方々会見でこのプライドウィークを、我々を理解する、その理解増進に繋げてほしいというような意思も示されています。知事こちらのプライドウィークへの期待感だったりとか、そういう説明という意味で何かプライドウィークをどう利用してほしいかっていう県民に呼びかけあればお願いします。

知事

まずあのプライドウィークのパレードには、私も一部ではありますが、参加をいたします。今年も娘と一緒に参加いたします。これはプライベートではありますが、また先般、金沢駅構内リントにおいてですね、LGBTQの課題を考えるブースでしたよね。

戦略広報監

パネル展ですね。

知事

パネル展、あれいつまでやってんだっけ、しばらくやってますよね。

戦略広報監

少なくとも、プライドウィーク期間中はやっています。

知事

はい。ということで、少しずつですね、当事者、あらい、また一般の方でも関心のある方が、そういったブース、パネル展を通じて理解を深めることができる機会が増えてきていることは大変喜ばしいと思っています。パレードについて、ちょっとエンターテイメントの部分もありますのでですね、そこがどうかなと思ったりもしますが、私自身はもう渋谷でパレードが始まった頃から参加しておりますので、その辺をちょっと大目に見ております。また様々なイベントもされたり、有識者が金沢を訪問されて、シンポジウムとかフォーラムも開催されますので、私もできる限り参加をさせていただきたいと思っています。また金沢にじのま、竪町だったっけあれ。竪町にございますので、機会があれば顔出したいと思っていますし、どうしても私は、非常にフラットな立場にいるんですが、人前に出ると、声もでかいし態度もでかいのでですね、知事が知事がというふうに言われてしまいかねないのでですね、できるだけそういった場に行っては、あんまり喋らないようにしてですね、どんな空気かなというのを感じ取ってきたいと思います。

記者

メインイベントのパレードは、知事少しでも歩かれるんですか。

知事

これ、日程次第、私の当日の日程次第なので、私自身はパレードの場所に行って少し歩きたいと思っていますが、その前後のスケジュールがまだ確定していないので、娘は全部参加してスタッフとしても活動していますので、それはそれとして。私自身はどっかで顔出しますよというふうになってましたよね。

戦略広報監

予定は入っております。

知事

秘書課長が私の日程を全て管理しておりますので、秘書課長の指示に従います。

戦略広報監

パレードのスケジュールが入っています。

記者

あとちょっと前回の会見にも出てたのでちょっとあれなんですけど、私知事の顔写真とかを会見の度に撮影させてもらうんですけど、ちょっと先週の会見あたりからちょっと、日焼けしてるなって印象があるんですが、知事のブログにも、タンニングですか?って言葉が出てきたりでしたりとか。日焼けはされてるんでしょうか?

知事

どうしてそのようなこと聞くのですか。

記者

いや前回プロレスにちょっと元旦のイベント出た前に、どんどんどんどん知事が日焼けしていたというあれがありましたので、ちょっと確認のためと思いまして。

知事

ちゃんとお答えをいたします。まず、プロレスに出るという、出てほしいという依頼は一切ありません。これ1点目、私はもう生涯プロレスラーでありますので、いつ何どきでもリングに上がれる体調管理はしています。3つ目。実は秋になってくると、なぜタンニングを始めるかというとですね、夏の方はそれ汗かきますよね。トレーニングの前にタンニングでしこたま汗をかいて、これ準備運動代わりなんですよ。その後、トレーニングを。トレーニングの前に30分タンニングしてですね、すごい汗出るんですよ。それを準備運動にして、トレーニングすると体、筋肉もほぐれますしですね、何か言い訳言っているように聞こえた。すごい汗かくんですが、夏ほど準備運動で汗かかないんですよ、この季節になってくると。62歳にもなるとね、なかなか汗出てこないですね。何か疑惑の目で見ておられるようですが。

記者

今のところウォーミングアップというような趣旨で日焼けされてるということでよろしいですか。

知事

その表現は心外だな。私は健康のために正々堂々と日焼けをしているだけであってですね、ただ秘書からはですね、顔も黒いけど、腹も黒いと指摘されるのでですね、それもちょっと心外だなと思っております。

記者

知事日々の業務お疲れ様でございます。大きく2点、時間も押しているのでなるべく端的にとは考えております。まず新幹線ですね。敦賀以西のルートについてお伺いします。1日のですね、新幹線の歓迎セレモニーの加賀温泉駅の方で取材しておったんですが、その中で森首相の秘書も務められた宮元加賀市長がですね、最後の方にあとは米原ルートよろしくお願いします、気合を入れて、というふうにおっしゃったんですね。これだけを読むとですね、福井県の方としては当然、小浜と京都を結ぶルートの方に決まっておりますし、福井県も当然それをプッシュしていると思うんですが、石川県の加賀市長、しかも森首相の秘書までされた方が、また米原ルートっていうのをおっしゃっるのは、ちょっと石川と福井がですね、一枚岩になっていないように捉えられるのではないかと思うんですけど、この発言についてまず知事どうお考えになりますか。

知事

宮元陸市長の発言にですね、角を立てるものではありません。表現の自由の範囲内だと思っています。まず正式に申し上げますが、政府与党といいますか、国政においても、政府におかれましても、敦賀以西は、若狭ルートと言っていいんですよね、に決まっています、今のところ。で、環境アセスをしています。来年度予算では18億円ついたと思います。私が注目しているのは、ここから私の私見ですけども、京都の立場を考えてあげようよと。お金払うんですよ、地方負担。あんだけ長い距離を新幹線が走っているけれども、8割トンネルなんですよ。そして京都には、かねてからご存知のように、舞鶴などのいわゆる北部エリアと、洛中と言われている京都駅周辺、いわゆるこの南北問題っていうのは、前々から京都にはあるんですよ。北部の開発も京都にとっては必要なんです。我が石川県にとって能登の発展が極めて重要であるのと同様に。そうすると、駅もない、8割がトンネル、環境アセスはまだ、負担するお金は全国と同じルールで負担しなきゃいけないという、京都の方々の立場を、私は配慮すべきだ、よって、環境アセスの結果、早く数字を出してくださいよと、国交省に、国会議員の時代から、そして知事となってもですね、申し上げております。京都府民の立場に、私ども、石川県も福井県も、自分のとこが通ったからもういいやとは絶対言ってはいけないんですよ。なぜならば、京都通らないと大阪まで行かないんだから。そんな中で、京都のことを理解している宮本さんという立場でですね、米原の方がいいんじゃないかな。いや、米原の手前の長浜の方がいいんじゃないかなとか、いろんな議論がこれまでもありましたし、その見識の一つとして発言をされておりますが、私は石川県知事としては、ずっと敦賀以西、小浜京都ルートを早く着工するために、環境アセスを早くやってください、環境アセスで出てきた問題、論点、水の問題もあるし、残土処理もあります。こういった問題について、数値を出してですね、最終的にはこれは国会議員の皆さんで、決定していただく、政治新幹線です。そのことはですね、私は京都の立場になって、発言すべきではないかというのが私の姿勢であります。

記者

今の話だと宮元市長は京都の立場をある程度慮った上で発言されたのだろうという理解であるということですか、知事としては。

知事

私が、今申し上げた以上のことは、宮元陸市長の発言についてですね、何ら制限するものではありませんし、評価をすることも控えたいと思います。私は知事として、小浜ルートですか、小浜京都ルート、この政府与党として、決定されているルートについての環境アセスの結果の数字を私は着目し、京都府民の立場に立った配慮が必要だと。いうことを改めて申し上げたいと思います。

記者

あともう1点なんですが、これはちょっと今日の発表とも関係ないんですが、お隣なので、高岡市長、角田高岡市長がですね、アメリカの出張のときにですね、ビジネスクラスを利用して、180万ぐらいの航空費になって、今ちょっと問題になっておりますが、この問題についてどう見ていらっしゃるのかっていうのと、海外の方に出張に出られてますが、そのときは何クラスをお使いになったのか、あと大臣時代も含めてですね、この問題をどういうふうに考えてらっしゃるかというのを教えてください。

知事

実は国会議員、それから大臣副大臣政務官、また知事、市長、議長ではない副議長とか、そうでない一議員とか、それぞれによって、これ多分、法律ではなくて申し合わせでですね、申し合わせで、あるいは慣例で、ファーストなのか、ビジネスなのか、エコノミーなのかと、こういうふうになっていると思っています。大臣のときにはファーストを使わせていただいて、とても体が楽でした。多分副大臣のときにはビジネスだったと思います。知事として台湾、韓国行かせていただいたときも、ビジネスでしたね。行き帰り膨大な事前資料を読み込んで、確認をしていく上で、正直、ビジネスにしていただいて、本当に到着してからの行事をスムーズに、また会談を知事同士、大臣のときには大臣同士会談を進めるのは非常に、飛行機の中に乗って初めてやっぱり資料に目を通すほど、大臣であったり知事の日常活動が忙殺されておりますので、とても助かります。体も助かるし、事前準備もできますし、同時にですね、ただやっぱり機材、出張の内容によっては、私自身も、別に重要な会談もなければ、別にエコノミーで乗っていっても全然構わないですよ。しかしやっぱり行政職ですから、慣例としてあるというのは、理解はしています。また私はエコノミーに乗ってるとですね、もし私の隣に大薮さんが乗っていたらすごい迷惑だと思います。でかいですから。筋肉はみ出してしまいますので、なかなか難しい判断です。それから、台湾まで2時間、韓国までも2時間なら、別にその重要な会談がなければ、私はエコノミーでも十分であります。最初から2時間で決まってますからね。臨機応変に、私はいいんですが、しかし私の行程を担当する秘書官や職員からすればですね、ルールのもとでやっている業務ですから。私が急にエコノミー乗せろと言ったら混乱しますからね。業務・用務に基づいた対応、それこそ一定のルールのもとで、クラス分けがされているという認識を持っています。

記者

わかりました。高岡市の件については、特に他の自治体の方ですし、感想等ございませんかね。ケースバイケースで慣例等に基づいて対応されれば、高いから駄目だっていうわけじゃないという見解ということでよろしいですか。

知事

高岡の件も承知しておりますが、首長たるものですね、こうした出張の機会を通じて、より高岡市の名声を高め、営業活動、高岡市のですね、特産品の営業活動であったり、交流都市との連携を深めていく。そのために有効に活用するということであるわけですから、何ら問題はないと思います。と同時に、例の自民党の女性局のエッフェル姉さんのこともありましたけども、やっぱり税金や等の資金を使って出張に行くときにはですね、やっぱりSNSも含めて、配慮が必要だということは、一般論として申し上げておきたいと思います。

記者

デジタル道路通報システムについてなんですが、これまで職員の方が現地で状況を確認する必要があって時間がかかっていらっしゃったということなんですけども、改めて通報システムに期待することと利用者への呼びかけをお願いします。

土木部参事

このシステムの趣旨なんですが、これまで電話・メール等で通報をいただいてました。そうすると職員の確認とかですね、そういった時間的にかかってしまうこともありますので、こういった普及しているLINEというSNSを効果的に使って、24時間でしかも簡潔なやり方で通報が可能になるというものであります。我々も迅速な対応が可能になりますし、道路を利用される県民の方もですね、すぐに安全に補修がして使いやすくなりますので、両者にとって非常にメリットのあるものだと思いますので、ぜひたくさんの方にですね、登録して活用していただきたいというふうに考えております。

知事

道路の保守の観点もそうですが、雪のときの雪道の情報とか、積雪の情報もこれに入ってくるっていうことでいいんですか。

土木部参事

はい。季節的にですね、やっぱそういう季節になってきますので、そういった除雪のこともですね、通報はたくさんくるかと思います。それはそれで受付はしまして、反映できるものは反映していくと。だけどあくまで対象は、そこの書いてある通りですね、舗装とか路面標示、照明灯、側溝とあります。この他メニューにも「その他」というちゃんとメニューもありますので、そこでいろいろ幅広にですね、いろんな通報をいただければと思います。

知事

はい。それを踏まえて、道路の安全安心といったものは、まず日常的な道路安全施設、標識、こういったことについては住民の皆さんが一番普段使われていて、ご存知なので、システムができるということは、素晴らしいと思います。加えて、私どもに申し上げたのはですね、やっぱり災害があったときですね。また冬場の雪。気になりますよね、朝出かけるときに。そういった情報が、このシステムでも、スマホで写メ撮って、この場所はこんな状況になってるっていうことは通報されればですね、早めの除雪であったり、雪道の場合には、どのルートを通っていったらいいのかなとか、そういうのは瞬時にデータに出て、皆さんが共有されるので、より良いというふうに思っています。

記者

馳知事の大好きなわおんの湯の親会社さんが経営破綻をしまして、負債総額92億円で、石川県では、過去10年で一番大きな民事再生法の申請なんですけど、民間のことなのでなかなか知事からお話というのは難しいんですが、その規模に対して受け止めと、下期にかけていろいろ電気代とかあと人件費、最低賃金の上昇とか、中小企業さんにとっては負担の大きい地合いが続きますがどのようにお支えしていくか、お考えがあれば一言お願いします。

知事

二つお答えできると思います。1点目は、わおんの湯は私の癒しの場所でありますので、大変ショックです。ちょっと今その情報には接していなかったので。とてもショックです。何とか、率直にね、何とか存続してほしいというのは、知事というより馳浩個人としてのですね、願いであります。どれだけわおんの湯に助けられたか。これ1点目。2点目はですね、まさしくコロナを踏まえてですね、負債が増えて、返済も滞り、大変厳しい状況になるのに加えてですね、燃料の高騰、こういったことによるいわゆるゼロゼロ融資後のですね、借換融資、これは15年間に延ばしましたし、こういった借換融資もお使いいただいているというふうに認識をしています。もう既に県の保証協会の数字にも出ていますから。加えて、お風呂屋さん業界と言っちゃいけないのかな、スーパー銭湯ですから、お風呂屋さんとはちょっと仕組みが違います。いわゆる温浴施設をはじめ、お風呂屋さんもそうですが、一般市民に極めて近しい施設の経営についてはですね、このエネルギー高騰といった問題が、深く経営に、重く経営にのしかかっている可能性がありますので、これ今日いらっしゃいませんが、商工労働部長にも情報を把握してですね、私今の段階で12月補正でとかっていうそんな軽々しいことは言えませんが、まさしく来年度予算編成に向けて、地元のですね、企業の皆さん方の経営環境をサポートする努力をしていきたいと思います。

 

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石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1362

ファクス番号:076-225-1363

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