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更新日:2017年5月29日

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議案説明要旨(平成26年第3回県議会定例会) - 平成26年5月30日 - 時代認識と本県が直面する課題への取り組みについて

時代認識と本県が直面する課題への取り組みについて

さて、今回提案いたしました補正予算等の議案の説明に先立ちまして、今後の県政の運営にあたり、所信の一端を申し述べます。

今、我が国は、長期の経済低迷からの脱却と確かな成長の実現、少子・高齢化に対応した持続可能な社会保障システムの再構築などの大きな課題に直面しております。こうした転換期において、県政の舵取りにあたっては、時代の潮流を見誤ることなく、社会経済システムの変革の方向性をしっかりと見据え、本県が直面する課題に積極果敢に取り組んでいくことが求められております。

本県の人口は、日本海側で唯一、戦後一貫して増加しておりましたが、平成十七年の国勢調査を境に減少に転じております。こうした中、本県の活力を維持・向上させていくためには、北陸新幹線金沢開業の効果を県下全域に波及させることはもとより、敦賀延伸も見据え、その効果をできる限り持続・発展させていかなければなりません。

さらには、日本海側の中心に位置するという地の利を活かし、経済を中心に成長を続けているアジア地域の活力を取り込むほか、これまで整備してきた交流基盤を、相互に連携させ、相乗効果を発揮させるとともに、さらなる交流基盤の整備を進め、人やものの交流を一層盛んにしていかなければなりません。

加えて、本県の活力の源となる農林水産業も含めた産業の成長に向けた取り組みもしっかりと後押ししていくとともに、防災・減災対策、医療・福祉、環境対策などの県民生活の安全・安心の確保、教育の充実などについても怠りなく取り組んでいく必要があります。

幸いにも本県は、高い技術を有するものづくり企業や高等教育機関の高い集積、豊かな文化の土壌、素晴らしい自然環境をはじめとする、石川の「誇り」ともいうべき数多くの財産を有しており、これらに一層磨きをかけることで、石川の確かな未来を築いてまいります。 

 

以上

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