議案説明要旨（平成25年第4回県議会定例会） - 平成25年11月29日 - 防災総合訓練・原子力防災訓練について

◎ 県政の諸課題の進捗状況について

7.防災総合訓練・原子力防災訓練について

台風の接近に伴って延期しておりました本年度の防災総合訓練につきましては、今月二日、白山市において、地域住民や陸海空の自衛隊、海上保安庁など多数の防災関係機関の参加を得て、実施いたしました。今回の訓練では、特に、東日本大震災を踏まえた津波避難訓練や県と災害応援協定を締結する民間団体との連携などを充実したところであり、県といたしましては、その結果を検証し、今後の訓練や防災対策のさらなる充実に活かしてまいりたいと考えております。

原子力防災対策につきましては、今月十六日、三十キロメートル圏内の市町や避難者の受入予定市町、防災関係機関等の参加を得て、住民参加型実動訓練を実施いたしました。今回の訓練では、原子力防災計画の実効性をより高めるため、住民が計画で定めた実際の避難所へ避難するほか、漁船による避難を実施するなど、より実践的な内容としたところであり、今後とも、県民の安全・安心の確保のため原子力防災対策のさらなる強化に、しっかりと取り組んでまいる所存であります。   

 

以上

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