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更新日:2020年11月10日
農業試験場で行われた季節ごとの作業や行事などについてお伝えします。
交配のための受粉作業
受粉作業、手元の様子
果樹園での受粉作業
ナシの花の受粉
季節は春、暖かい日差しが増え穏やかな気候になりました。
3月末から4月にかけて試験場側に流れる森下川の桜並木の桜が一斉に開花しました。試験場の果樹園にも花のつぼみが膨らみ始めました。
森下川の桜並木
リンゴ並木の花のつぼみ
今年は、北陸地方の上空に非常に強い寒気が何度も入り込み、石川県内に記録的な大雪が降りました。また、金沢市では平成で2番目、平年の5倍もの積雪を観測ました。
当試験場は周囲を水田に囲まれているため陸の孤島のようになり、雪によりビニールハウスや果樹園までの道を除雪しました。
吹雪で外は薄暗く、帰宅のころには30cm程雪が積もっていました。
農業試験場のリンゴ並木付近。
エアリーフローラのハウスの倒壊を回避するためビニールを破りました。
試験場中央のロータリー付近の除雪をしたら、道路標識より高い雪山ができました。
石川県が育種した「エアリーフローラ」は少しづつ花を咲かせ始め、春の訪れを感じさせてくれます。
エアリーフローラ(パープル)
エアリーフローラ(ピンク)
10月18日に、県内の園児を対象とした「りんご収穫体験」を開催しました。
県内の保育園、幼稚園、認定こども園の園児約1000名が参加し、石川県が育成した品種「秋星」を収穫しました。
みんな一斉に収穫が始まりました。
大きく赤いりんごを収穫しました
8月上旬に試験場内ガラスハウスにて、稲の交配作業が行われました。
試験場ではこのように良い性質をもつ稲の品種どうしを品種改良のために。人為的に交配しています。
稲の交配
稲の交配
試験場ロータリー付近にあるりんご並木の果実が野球ボール以上の大きさに成長しています。
りんご
7月7日、ルビーロマンの初競りが行われましたが、試験場でも研究中である夏の果実がたくさん実り始めました。
すいか
すいか畑
7月初旬、金沢市立北鳴中学校の4名の生徒の皆さんがインターンシップにやってきました。
トマトの葉のいらない部分を落とす「葉掻き作業」や、フリージアの「球根を選別する作業」を体験していただきました。
葉掻き作業
球根の選別
試験場ロータリー付近にあるりんご並木の果実が少しずつ大きくなり、ピンポン球ほどのサイズからテニスボールくらいの大きさに成長しております。
6月下旬には、石川県立金沢向陽高等学校の5名の生徒の皆さんがインターンシップにやってきました。
試験研究で実ったトマトの収穫や、水稲の研究補助を体験していただきました。
トマトの収穫
稲の種子を一粒ずつ丁寧に採取しています
小ぶりの秋星がたくさん実っています
加賀しずくの生産者の方を対象とした講習会が行われました。
酸味が少なく、優しい上品な甘さが特徴の加賀しずくですが、大きな実をつけるためには選抜試験のような「摘果作業」があります。
梨は1カ所に6つほど花を咲かせますが、今の時期は1月3日くらいの実を摘果します。成長するごとに2回目、3回目の摘果を行い、最後に残った1つが大きな加賀しずくとなります。
摘果講習会1
摘果講習会2
梨の実
ゴールデンウィークが終わり、試験場でも田植えをしました。
試験場ではいろいろな品種を育成・研究しているため、機械だけではなく手でも植えています。
試験の条件により苗を1本~5本植えなど、いろいろ変えています。
決められた本数を丁寧に植えます。
横一列に並んで田植えをします。
暖かくなったり、寒い日が続いたり、気候が安定しませんでしたが、
ようやく暖かな日差しの下、試験場でも果樹の花が咲き始め、春の訪れを感じられるようになりました。
4月20日に梨の新品種「加賀しずく」の受粉作業がありました。
そして、新聞やテレビ局などの取材もたくさんいらっしゃいました。
梨の受粉作業と取材風景
梨の花
平成29年度に本格デビューする日本ナシ「加賀しずく」と
晩生(おくて)水稲新品種「ひゃくまん穀」の取材にテレビ金沢さんが農業試験場へいらっしゃいました。
本日、4月11日(火曜日)午後6時15分~テレビ金沢さんで放送されます。
ぜひ、ご覧下さい。
ハウス栽培のフリージアの花が咲き始めました。
農業試験場でこれまで育成してきたフリージア「エアリーフローラ」シリーズでは一重の花が多かったのですが、八重咲の2品種の人気が高く新たに八重の品種を育成しました。
今日開花していた三色のフリージアをご紹介します。
フリージア黄色
新しく育成されたクリーム八重
フリージアピンク
MRO北陸放送「おいね☆どいね」にてエアリーフローラを取材いただきました。
今週末にはイベントも行いますので、皆さん是非お越しください。
エアリーフローラバレンタイン
日時 2月11日(土曜日)・12日(日曜日) 11時00分~17時00分
場所 アトリオ 1F
エアリーフローラの特徴について説明しています
イベントではエアリーフローラのプレゼントもあります
韓国華城市よりご一行様が来場され、水稲の育種や害虫の防除対策について視察されました。
華城市 農政課長よりご挨拶いただきました
講義後は多くの意見が交わされました
10月29日に、「ふれあい農研2016」を開催しました。
当日はあいにくの曇り空でしたが、約2500名の県民の皆さまにご来場いただき、当センターで行っている研究内容の紹介や農作物収穫体験、農産物の販売などをお楽しみいただきました。
アブラムシ観察体験
米新品種の食べ比べコーナー
10月19日に、県内の園児を対象とした「りんご収穫体験」を開催しました。
県内の保育園、幼稚園、認定こども園の園児約900名が参加し、石川県が育成した品種「秋星」を収穫しました。
みんな一斉に収穫が始まりました
大きく赤いりんごを収穫しました
鳥からの被害を防止するため、りんご並木にネットが張られました。
園児のりんご収穫体験に向け、りんご「秋星」が着々と赤く色付いています。
防鳥ネット張りの様子
りんご並木にネットが張られました
りんご「秋星」
県内のすいか産地を担当するJAの営農指導員、
部会役員(生産農家)、普及指導員などが集まって開催された
「すいか合同目合わせ会」(JA全農いしかわ主催)において、
砂丘地農業研究センターで実施している品種比較試験から
種苗メーカー推薦の新品種の紹介を行いました。
参加者全員により果実の形状や内部の品質チェック、試食が行われました。
曇雨天が続きましたが、糖度は11.3~13.8度と甘いスイカに仕上がりました。
品種比較試験の様子
中国江蘇省豊県ご一行様がご来場され、試験場リンゴ園や農家を視察されました。
農業試験場へようこそ
農家視察の様子
青空の下、水稲の田植作業が行われました。
農業試験場や他県で育成された品種(系統)から、収量・品質・食味の高い品種(系統)を選ぶ試験を行っています。
1列に並んで田植を行っています
田植作業風景
満開に咲いていた花から果実が実り始めています。
養分を1つの果実に集中させ、より大きく綺麗な実を作るため摘果作業が行われます。
梨新品種「加賀しずく」
リンゴ「秋星」
モモ・梨・リンゴの花が満開を迎えています。
これからモモ・梨は夏にかけて、リンゴは秋にかけて実を結び、職員の丁寧な作業によって大きな果実に育て上げます。
桃の花: ピンク色の可愛い花がつきました
梨の花: 園芸栽培グループにより人工授粉作業が行われます
リンゴの蕾
リンゴの花: 赤い蕾から白い花が咲きます
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