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更新日:2017年1月18日

研究成果の活用事例

ブドウ新品種「ルビーロマン」の育成

1.   石川県のブドウ栽培は、小粒種の「ラウェア」が主体ですが、
      全国的には「巨峰」をはじめとした大粒種が主体であり、消費者もより高級感のある大粒への嗜好を強めていました。
      このため、県内のブドウ生産者からは、品種の少ない赤色系大粒種の育成が強く求められていました。

品種構成

ブドウの品種構成

 


2.   平成7年春、砂丘地農業試験場(当時)では、「藤稔」という黒色の大粒ブドウから採取した種400粒を播き、
      樹の生育や果実品質の調査を開始しました。
      味や色、大きさなどの調査を繰り返して選ばれた「ルビーロマン」は、平成19年3月に品種登録されました。

審査官

農林水産省担当官による品種登録審査

 


3.   「ルビーロマン」は大粒ブドウの代表品種である‘巨峰’の約2倍の大きさと美しい赤色が特徴です。
      また、 酸味が少なく、糖度も‘巨峰’並みに高く、ジューシーなブドウとして、一躍人気品種となり、生産量も徐々に増加しています。

赤色系大粒品種ルビーロマン果房と果粒の大きさの比較

           赤色系大粒品種「ルビーロマン」果房と果粒の大きさの比較


4.   「ルビーロマン」は、平成27年の初競りで一房100万円の値がつくなど、高級ブドウとして全国的に知れ渡ってきました。
      石川県のオリジナルのブドウ新品種‘ルビーロマン’が全国に通じるブランド品種に成長することを目指しています。

市場

金沢中央卸売市場の競りの様子

 

本県育成サツマイモ品種「兼六」による干しいも加工

  石川県には戦時中の食糧難を乗り切るために育成されたサツマイモ品種があり、1945年に「兼六」と品種名がつけられました。
    多収性で甘味が強いことから終戦後は全国で2,500haまで栽培されるようになりましたが、1960年代以降は貯蔵性のよい「高系14号」の作付拡大により、半世紀近く「兼六」の栽培は途絶えていました。

兼六種苗供給推移

  ところが、2009年、「兼六」に干しいもの加工適性があることが再発見されたため、
  「兼六」の干しいも向け栽培法の確立に取組むとともに、干しいも加工を希望する農家に対して、種苗供給を行ってきました。

兼六の干し芋

 

  「兼六」を用いた干しいもは、1 ねっとりとし、甘みが強い、2 カロテン含量が多く、鮮やかなオレンジ色に仕上がる、3 シロタの発生が少ない、などの特徴があります。
  2015年現在、主要な4つの加工業者合計で約5,300kgがJA直売所やふるさと宅配便、地元スーパーなどを通じて販売されています。

 

お問い合わせ

所属課:農林水産部農林総合研究センター農業試験場

石川県金沢市才田町戊295-1

電話番号:076-257-6911

ファクス番号:076-257-6844

Email:nk-kika@pref.ishikawa.lg.jp

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