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更新日:2021年5月12日

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重要文化財「加賀郡牓示札」、県指定文化財「野々江本江寺遺跡出土品」等の2021年度春季公開について

石川県教育委員会では、標記出土品の春季公開を下記により行います。入館無料・事前申込み不要で観覧できます。
これに合わせ、特別公開として保存処理が完了した「柄付き鉄製鉇」の実物を展示します。

開催日時

  • 2021年4月24日(土曜日)~2021年5月11日(火曜日)

9時~17時(入館は16時30分まで)

場所

名称

石川県埋蔵文化財センター展示室

住所

金沢市中戸町18番地1

電話番号

076-229-4477

内容

(1)加賀郡牓示札
平安時代のお触れ書きといえる「加賀郡牓示札」は、古代国家の農業奨励政策や命令伝達方法を具体的に知ることができる貴重な資料です。嘉祥年間(848~851)に加賀郡役所から出された文書を、ヒノキの板に書き写したもので、端正な楷書が349文字判読できます。
平成12(2000)年に津幡町加茂遺跡から出土し、平成22(2010)年に重要文化財(古文書)に指定されました。また加茂遺跡は平成27(2015)年に国指定史跡となりました。

(2)野々江本江寺遺跡出土品
「野々江本江寺遺跡出土品」は、平安時代以降の墓地や葬送のあり方を知るための貴重な資料です。大型の木製板碑 (ヒノキ)と木製笠塔婆 (アスナロ)の2種類計4点からなり、これまで『餓鬼草子』などの絵画資料でしかみられなかった平安時代の木製塔婆類が遺跡からみつかった、全国的にも稀な例です。
平成19(2007)年に珠洲市野々江本江寺遺跡から出土し、平成26(2014)年に県指定有形文化財(考古資料)となりました。

(3)柄付き鉄製鉇
弥生時代中期前半(約2300 年前)に使用されていたままの状態で出土した「柄付き鉄製鉇」は、柄が完存する弥生時代の鉇としては、国内初出土で、最古の資料です。
平成29(2017)年度に小松市八日市地方遺跡から出土しました。

費用

無料

その他

問い合わせ先:石川県埋蔵文化財センター普及啓発担当
電話:076-229-4477

お問い合わせ

所属課:教育委員会文化財課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-229-4477

ファクス番号:079-229-3731

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