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更新日:2020年3月25日

記者会見の要旨 - 令和2年3月2日 -

令和元年度知事記者会見:令和元年度第2次3月補正予算について

 令和2年3月2日(月曜日) 15時00分~

(内容) 

  それでは、令和元年度の第2次の3月補正予算案がまとまりましたので、その概要をですね、ご説明申し上げたいと思います。

(新型コロナウイルス感染症対策)

新型コロナウイルス感染症対策(JPG:130KB)

  はじめに、新型コロナウイルス感染症対策であります。これにつきましては、全国で急速に感染が拡大しております。死亡者も増加するなど、事態が深刻化しておる。こう申し上げて差し支えないと思うわけであります。

  県としても、1月30日の庁内連絡会議の設置以降、先月17日には「警戒本部」を、そして本県で初めての感染者が確認された21日には「対策本部」を設置をし、相談窓口の拡充や検査体制の強化を図ると同時に、県民の皆様方に対して冷静に対応いただくようお願いするなど、あらゆる対策に全力で取り組んでまいったところでございます。

  こうした中、先日、2月26日の政府の対策本部会議で、安倍総理から、多数の方が集まる全国的なスポーツ・文化イベント等について、大規模な感染リスクを勘案し、今後2週間、中止、延期、規模縮小等の要請がありましたことを受けまして、本県としても、先週木曜日、2月27日、県主催のイベントについての考え方をまとめ、いくつかの県主催の大規模イベントを延期、中止するなどの対応を行ったところでございます。

  本県では、これまで6人の感染者が確認され、全国的にも決して少なくない人数でありますことから、感染拡大の防止を図ることが、県政の喫緊の課題となっております中、さらに総理の方からは、先週木曜日、2月27日、全国全ての小・中・高等学校、特別支援学校について、臨時休校するよう要請がありましたことから、この決断・要請を私どもも最大限尊重いたしまして、本県としても、本日3月2日から、県立学校を一斉臨時休校しているところでございます。

  一方、スピード感をもって事態にあたっていくには、検査・医療体制の充実・強化を図っていくことが必要不可欠でありますことから、今般の補正予算において対応することにさせていただきました。

  まず、ウイルス検査を行うPCR検査機器につきましては、今後、十分な数のPCR検査の実施に対応できるよう、追加で2機を整備し、計4機体制とするということにいたしました。

  加えて、PCR検査を行う際に必要となるウイルス検査試薬についても、十分な量を確保、1,000人分ですね、確保するとともに、保健所職員用の防護具についても、現在の備蓄量の倍となる2,400着分を確保するということにいたしました。

  そして、感染症法に基づく医療費の公費負担分についても、所要の額を措置することにいたしました。

  また、病床数の不足は生じておりませんけれども、医療提供体制の拡大に向けまして、医療機関との調整を進めました結果、公立病院を中心に、現時点で500床以上を追加確保し、さらなる患者の増にも対応できる体制を整えたところでございます。

  このほか、県民の皆様方に手洗いや咳エチケットをはじめとする感染症予防対策を徹底するための広報・啓発にもしっかり取り組んでいくことにいたしました。

  こうした万全の対応を期した結果、合計で1億円余の補正となったところでありまして、今後とも、緊張感を持って、全庁挙げて、あらゆる対策に全力で取り組み、県民の安全・安心の確保を図ってまいりたい。このように考えているところでございます。

  今申し上げたように、感染症の拡大の防止をするということで、国の専門家会議では今後1~2週間の感染拡大の防止に極めて重要な時期だと、こういうご指摘をいただいております。総理からの要請もございましたので、県主催のイベントの自粛、これは3月15日までを目安にしております。それから県立学校の一斉休校。今日からですね、始めたところでございます。そして今般の補正予算で、本当は今回の3月補正は不執行予算の整理をする、政策的な意味合いはほとんどない予算っていうのが通常なんですが、今回コロナウイルスの関係もありましたので、こういった予算を盛り込ませていただきました。

  一つはPCRの検査機器。今2機ございますけどもこれを4機に増やすと。それからウイルス検査試薬も1000人分を確保する。それから防護具ですね。着る白い服ですね。あれについても今の倍となる2400着を確保しようと。その他、指定感染症の医療費、これはすべて公費負担ということになっておりますから、その予算も今回手当てをするということにいたしました。

  それからもう一つ、対策徹底を促すための県民への広報周知。こういった予算も今回、計上させていただいた。そういったものを合わせて1億円規模の予算ということになった次第でございます。いずれにしても感染者の増加に備え緊張感をもって、我々としましては対策に万全を期していきたい。このように考えているところでございます。

 

(白山白川郷ホワイトロードの斜面崩落対策)

白山白川郷ホワイトロード斜面崩落対策(JPG:229KB)

  それから、白山白川郷ホワイトロードの斜面崩落であります。

  一昨年12月に斜面の崩落が発生しました白山白川郷ホワイトロードにつきましては、応急復旧工事を今、施工しておりまして、昨年7月には片側交互通行で暫定開通させるとともに、令和3年度の有料区間開通時、令和3年6月頃という目標にいたしております。全面復旧を目指し、鋭意工事を進めておるところでございます。

  しかしながら、先月の24日、前回崩落した斜面の隣接斜面が新たに崩落いたしました。利用者の安全面を最優先に、これから対応を図っていきたい、このように考えております。

  幸い、今年は雪が大変少ない、暖冬でもありましたので、ただちに現地に入ることができる状況にありますことから、速やかに斜面のボーリング調査を実施をしたいというふうに考えております。崩落がどの辺まで起きたのかっていうことをですね、ボーリングで確認するというですね、表層部分なのか、中まで入ったのかですね。その確認を行いまして、その調査結果を踏まえまして、5月下旬を目途に通行開始時期等の判断を行うことにさせていただきました。

  これと並行して、斜面の法枠工などの復旧工事の準備を行う必要がございますので、今回、所要の予算を措置することにいたしました。

  申し上げるまでもなく、ホワイトロードは交流人口の拡大に資する重要な広域観光道路でございます。利用者の皆さん方が安心して通行できるように、一日も早い復旧に向け、引き続き全力で取り組んでまいりたい、こういう思いであります。

 

(北陸新幹線建設費負担金)

  次に北陸新幹線建設費の負担金であります。

  この負担金につきましては、JRから鉄道・運輸機構に支払われる貸付料について、前年度の実績を参考に見込んでおりましたが、見込みを大幅に上回って充当されたわけであります。これは北陸新幹線が良質な社会資本としてお認めをいただいた結果だということだと思います。その結果、121億円余、減額補正することといたしました。この分が貸付料でまかなえたということですね。

 

(繰越明許費)

  次に繰越明許費でありますが、今回、464億円余を追加して、12月補正分と合わせて561億円余ということになるわけで、年度の端境期にあっても切れ目なく事業を執行できるよう万全を期した次第でございます。

 

(歳入について)

  歳入については、今年度の税収は、製造業を中心とした堅調な企業業績により法人2税が好調を維持いたしております。新幹線開業効果に伴いホテルの開業が相次ぐなど、不動産取得税も順調に推移をいたしました。

  一方、地方消費税は、本県への納税後、各都道府県間で一定の基準で清算される制度ということになっております。原油価格の下落から全国的に輸入に係る地方消費税が落ち込みまして、他県からの払込額の減少により、これは減額となる見込みでございますが、法人2税等の伸びが大きいことから、実質県税として9億円余の増ということになりました。実質交付税の2億円余の増と合わせて12億円余の増額補正ということになった次第でございます。

  これらの歳入・歳出予算の整理の結果、一般会計の補正額は、255億5千6百万円余の減額ということになりました。

 

(財政健全化の取り組み)

  最後に、財政健全化の取り組みについて、申しあげたいと思います。

  今後、新幹線敦賀延伸工事などに伴う公債費の増加が、引き続き、財政の圧迫要因となることが予想されますことから、今後に備えるため、今般の補正で、県有施設整備基金の取り崩しを取り止めることにいたしました。

  また、県債残高については、これまで、繰上償還を行うなど県債残高の管理に努めてまいりました結果、臨時財政対策債を除く、いわゆる通常債の残高は、今年度も前年度を下回るということになりました。平成15年度以来17年連続で前年度以下に抑制できる見込みということになりまして、県債残高総額としても、6年連続で前年度を下回る見込みとなった次第でございます。

  最後に補正予算とは直接関係ありませんけども、本日から県立学校における一斉臨時休校について一言申し上げたいと思います。

  教育委員会からのほうからは初日でありますが、特に混乱はなくスタートしたと報告をいただいております。特に心配しておりました特別支援学校の幼児、児童、生徒の皆さんについては在宅での対応のほか、放課後等のデイサービス、これは県内100カ所以上ございますので、その利用時間を夏休み、春休みのように全日9時から午後5時ごろまで拡大をするなどの対応をし、受け皿の整備を図れたことから、本日登校した方は一人もいなかったということでございます。これも保護者の皆様のご理解、ご協力、放課後等のデイサービスを初めとした地域の皆様方、そして休日返上で対応にあたっていただいた教職員の皆様方のおかげだと思っております。

  また、県内の小中学校での臨時休校への対応でありますが、今日2日から始めたのは白山市と能登町と宝達志水町、1市2町でございます。県内の小中学校の一斉臨時休校への対応でありますけども、保護者による対応ですとか、放課後児童クラブにおける受け入れ拡大に加えまして、小学校での受け入れ対応が可能となっております。文科省のほうからは、柔軟に対応して差し支えないとの意向があるようでございますので、小学校での受け入れ対応もできるということでありますので、こういった取り組みによりまして、子どもさん方の受け皿が確保される見込みであるとの報告を受けている次第であります。

  関係の皆様方、県政の喫緊の課題であります新型コロナウイルス対策にご理解、ご協力いただいていることに、改めて私のほうから感謝を申し上げたいと思います。

  なお、全国等を含め、様々な報道を見ておりますと、新型コロナウイルス感染症に対する風評被害が一部で発生しているという報道もあるようでございます。何度も申し上げてありますように、新型コロナウイルス感染症に感染された方およびその関係者は被害者ということでございます。不当な扱いを受けるようなことがあっては決してならないと思うわけであります。科学的な根拠に基づかない噂などの風評被害が出ることは誠に残念であります。お互い冷静に行動するよう重ねて申し上げまして、私の説明を終わらせたいと思います。

 

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