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更新日:2019年2月22日

知事記者会見(平成31年度当初予算) - 平成31年2月15日 - 2.将来にわたり本県経済を支える強い産業づくり

主な施策

2.将来にわたり本県経済を支える強い産業づくり

  次に二つ目の柱は、「将来にわたり本県経済を支える強い産業づくり」であります。

  最近の本県経済は、日銀金沢支店が、北陸の景気を一年以上にわたり「拡大している」と判断しているなど、依然として好調であります。

  一方、多くの県内企業は、引き続き、人手不足が大きな課題となっております。人手不足の解消には特効薬はないものの、これまでの企業の生産性向上や人材確保への取り組みが成果をあげておりますことから、これを一段と強化するということにいたしました。

  そして、高い技術力をもつ中小企業の前向きな挑戦の後押しや、特色ある農林水産物のブランド化など、本県の「強み」をさらに磨き上げ、将来にわたる強い産業づくりに取り組むということにいたしました。

(1)将来のニッチトップ企業の育成

  ひとつは将来のニッチトップ企業の育成であります。

  小さいながらも優れた技術力を有するいわゆるニッチトップ企業の集積は、本県産業の大きな特色の一つでもございます。これまでに84社がニッチトップ企業となり、このうち、6社が、国のグローバルニッチトップ企業に認定をされております。

  本県経済の勢いをさらに持続・発展させるためには、こうした企業を一つでも多く育成することが不可欠であります。

  そこで、現在高い技術力を持ち、将来、ニッチトップ企業への成長が期待できる企業をいわゆる「ネクストニッチトップ企業」に位置づけ、新たに支援するということにいたしました。

  多くのニッチトップ企業が現れ、本県経済を牽引することを期待しているところでございます。

(2)AI・IoT導入に向けた総合支援の充実強化

  次に企業の生産性向上であります。これについては昨年より、AIやIoTの導入を図る企業に対し、資金面、技術面、人材育成面から総合的に支援を行ってまいりました。

  いずれも想定を上回る利用がありまして、企業からも、効果を実感する声を多く聞いていることから、さらに支援策を充実・強化することにいたしました。

  まず、AI・IoT設備導入費への助成枠を従来の30件から60件へと倍増させますほか、昨年岐阜県知事と合意をしました、岐阜県と連携して、両県の技術支援セミナーへの相互参加でありますとか、先進企業の相互視察などを通じて、AI・IoT導入の必要性についての、企業の理解を深めていくことにいたしております。

  また、実践道場には、実際の企業のデータを用いてAIの活用を学ぶ、より実践的なコースを設けるほか、非製造部門、事務部門の事務作業を効率化する、いわゆる「RPA」(ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入に関するセミナーや体験会も開催して、AI・IoTの取り組みの裾野の拡大を進めるということにいたしております。

  さらに、保育や介護といった福祉分野でも、IoT等の導入に向けた研修会の開催などにより、職員の負担軽減と福祉の質の向上を図ってまいりたいと、このように考えているところであります。

(3)UIターン・県内就職の促進

ふるさと石川就職学生カード(ISica)の発行

ふるさと石川就職学生カード(ISica)の発行(JPG:124KB)

(パネル「ふるさと石川就職学生カード(ISica)の発行」で説明)

  次に、企業の人材確保・活用については、これまでILACを中心に、UIターンや学生の県内就職の促進のほか、女性、高齢者の活用に取り組み、着実に成果があがっております。

  そこで、新年度は、こうした取り組みをさらに充実させるとともに、ILACを最大限に活用して、もう一段深掘りを図るということにいたしました。

  一つは、「ふるさと石川就職学生カード」いわゆるISica(イシカ)の発行です。

  昨年の学生の県内就職の状況は、好景気も反映して横ばいの状況が続いております。

  そこで、進学後の早い時期から、石川とのつながりを意識していただき、県内就職への関心を高めていくため、大学等への進学者に、電子マネーとして使えるカードを配布して、日常の買い物に加えて、ILACが行う就職イベントの参加にもポイントを付与することで、学生とILACの接点を確保するということにいたしました。

  学生を対象として、県内就職の促進のため、自治体が電子マネーカードを発行するのは、全国初の取り組みであります。

  県内の高校を卒業して県内・県外の大学へ進学した大学生に、石川県のILACから電子マネーカードを配布して、それをスーパーとかコンビニで利用していただく、そしてスーパー側が利用額の一部を県の方に寄付をしていただく。

  だからこのカードを使うことで大学生諸君には石川とのつながりを意識してもらう。

  こういう名前がついていますから、ふるさと石川就職学生カード、ISica。

  ISicaは、いしかわキャリアスチューデントIDカードの略だそうですから。石川県はインターンシップマッチング交流会、こういうのに参加してもらわないと意味がないんだよね。学生諸君に石川県が主催するこういうものに参加をしてもらった方は特別にポイントを付与する。このポイントを使えば買い物ができる。こういうぐるっと循環を描いていく。なかなか良い発想じゃないかと思いますよ。

  このカードずっと使っていい。大学卒業してからも使える、これは使って自由、その代わりこの特典がなくなるということだね。就職してまでね、インターンシップ交流会に参加する必要がなくなるわけですから。このポイント特典はなくなる。

  学生の間はこれに参加してもらえば1,000ポイント電子カードにいれてあげる。それを使って買い物ができる。こういう形になれば学生諸君は進学した後も石川県との接点を絶えず思い続けてくれるのではないか、そして就職は石川県で、こんな気持ちにですね、なってくれるのではないかということでございます。

  なかなか良いアイディアだと思うよ。こんなこと考えたの石川県だけだから。おそらく他の県でも追随するんじゃないかと思いますよ。

  そして、ILACのほか、市町や、いしわ結婚・子育て支援財団など、移住に関わる関係機関がたくさんあるわけです。それを一堂に集めて、移住や就職に関する、あらゆる相談にワンストップで対応できる大相談会を東京で開催することにいたしました。

  他にも、ILAC大阪を活用した関西での転職イベントの充実や、働く意欲はあるが、現在、求職活動をしていない女性や高齢者の掘り起こしなど、ILACを中心にしっかり取り組んでいきたいと思います。

  働く意欲はあるけど就職活動をしていない女性や高齢者ってどうやって見つけるんだっていうね、言葉でいうのは簡単だけど、働く意欲はあるけど求職活動をしてないってことは求職者活動に登録されてないんだからね。

  どうやってやるんだっていったら、それは長寿大学とかね、女性センターに集まっている女性の集まりとかね、そういうところに出かけていって、あなた達は就職したいという意欲をお持ちですかと尋ねていくって言うね、それを掘り起こしていくっていう、そういうことまでやらなきゃならないという事態になったということですね。

(4)海外市場の獲得に向けた戦略的な販路開拓

  次に、企業の海外販路開拓でありますが、これはバイヤーとのネットワークの拡大が重要になってまいります。商談会など、これまでの取り組みにより、本県の食品や伝統的工芸品の輸出額が5年前の4倍となるなど、着実に成果が上がってきております。

  本年も引き続き、現地バイヤーの開拓をさらに強化をしたいと思います。シンガポールと香港において、ビジネス商談会を継続開催するとともに、今月1日、日本と欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)の発効を踏まえまして、新たに欧州においてビジネス商談会を開催したいと考えております。

  EPAを発行することによって、日本酒がね、日本酒をヨーロッパに輸出をするときに関税がかかってたわけだ。これは即時撤廃された。伝統的工芸品をヨーロッパで販売するときには、ヨーロッパへ入れたときにやっぱり関税がかかっていた。これが一切即時撤廃された。その分だけ、石川県のお酒、伝統工芸品は安くなったっていうことやね。より競争力が出てきたと。この機会を逃さずに、ヨーロッパへ売り込みをかけるっていうね、そういうことをやろうではないかと。こういうことでございます。それで、欧州において新たにビジネス商談会を開催するということにしたわけであります。業界も大変意欲的でございます。このチャンスを逃してはいかんと。 

  また、これまでアジア(シンガポール・香港)での商談会に参加した百貨店のバイヤーからの提案によりまして、シンガポールと香港において、現地の富裕層が多く訪れる百貨店で、それぞれ3か月間のアンテナショップを試行的に開設し、県産品の魅力をさらに発信していくということになりました。

  さらに、海外で県産品や観光の魅力を発信する「いしかわサポーターズショップ」は、昨年開設した4店舗が大変好評でございまして、開設期間を延長するとともに、新たに4店舗を加えて、8店舗で行うということになりました。

(5)農林水産業の成長産業化

  次は、農林水産業の成長産業化であります。農林水産業については、将来にわたって魅力ある産業となるよう、企業のノウハウの導入による低コスト化はもとより、「売れる農林水産物」づくりや、企業を含めた多様な担い手の参入などにより、農林水産業の成長産業化に今取り組んでいるところであります。

(本県が誇る特色ある農林水産物のブランド価値の向上)

本県が誇る特色ある農林水産物のブランド価値の向上

本県が誇る特色ある農林水産物のブランド価値の向上(JPG:164KB)

(パネル「本県が誇る特色ある農林水産物のブランド価値の向上」で説明)

  その中で農林水産物のブランド化は、石川県が進むべき一つの方向であると思います。これまで、生産拡大への支援でありますとか、首都圏を中心に魅力発信・販路開拓に取り組み、さらなる増産を求める声をいただくなど、市場から高い評価をいただいております。

  中でも、ルビーロマンは、「100万円のぶどう」として海外のメディアでも取り上げられるなど、世界からも高い関心が示されております。

  本年で、おかげさまで東京出荷10周年をですね、迎えることになりました。このことからPRを強化することにして、日本外国特派員協会の協力を得て、海外メディアを対象に、ルビーロマンをはじめとした食材フェアを開催するなど、さらにブランド価値をですね、高めていきたいと、このように考えております。

  また、エアリーフローラについては、来年春に、国内品種では唯一となる純白の新品種が市場デビューすることになりました。

  真っ白な花っていうのは一番難しいんだよね。ピンクとか多少色がついた花って簡単にできるんだけど、何も色がついてない真っ白な花ってね、非常に難しい。だから男性の礼服で真っ黒な礼服ってあるわね。真っ黒な色を出すっていうのは非常に難しい。真っ黒な色っていうのはね。

  その純白の新品種を開発に成功したっていうことですね。いよいよ市場デビューすることになりました。

  それから、年間1千頭の出荷を達成する見込みの能登牛も、いよいよ首都圏への出荷も視野に入れまして、目標を1,500頭に引き上げ、その達成に向けたキックオフイベントも開催することにいたしました。  

  そして、県内の酒造メーカーからの要請を受けまして、新たに11年の歳月をかけて開発した大吟醸用酒米「石川酒68号」を使った地酒が、来年春、いよいよ市場デビューを迎えることになるわけであります。

  酒造関係者からは、「味と香りが良く、早く本格生産したい」、「精米時に割れにくく、思いどおりの酒がつくれた」といった、大吟醸酒に適した品種として、山田錦に勝るとも劣らない高い評価をですね、頂いているところであります。

  来年のデビューに向けまして、試飲会や愛称・ロゴマークの公募など、販売促進対策に取り組み、まずは、県内において、山田錦に代わるブランドをですね、目指していくということにいたしております。

  これらは今、石川県がいわゆる付加価値の高い食材として、全国にアピールをしていこうというものですね。もうルビーロマンは世界的に有名になりました。「100万円のぶどう」ということですね。外国特派員協会も非常に関心をお持ちで、ぜひ石川県の食材をですね、紹介したらどうかと。特派員を通じて皆でお国へですね、これから発信される。

  エアリーフローラは純白の品種を開発した。これによってエアリーフローラは11色ぐらいになったんかな。11色ぐらい。これだけ色の豊富なフリージアを持ち合わせているのは石川県だけ。他の県は、フリージアたくさんあるけど、黄色とか赤とかね、そういう原色が多い。石川県は日本人好みの淡い、ぼかしっていうのかな。そういう色合いのフリージアを、これで11色ほど開発しました。まだまだ農業試験場では新しい色のフリージアを開発しようと今研究しています。何をしているかは知事に教えてくれないんで、私も分からないんですけど。

  能登牛は、いよいよ1,500頭まで引き上げるというところまでまいりました。

  それからこの石川酒68号というのは、農業試験場が11年の歳月をかけてきた。これは県内酒造メーカーから是非ですね、大吟醸の酒米を開発をして欲しいと。そういう強いご要請があった。というのは、大吟醸米と言えばね、山田錦しかないわけ。この山田錦の値段が年々上がってきていると同時に、山田錦の生産量はどんどん減ってきている。だから、なかなか山田錦の酒米が手に入らないといわれている。そんな状況が一方にある。

  その中で、石川県が11年かけまして。精米を見てもね、どんどん米を削っていってもですね、芯のところが山田錦は残るんですよ。この中の、特にこの白い部分ね、これが残っている。石川酒68号も50パーセント削ってもね、真ん中の白い部分が残っているわけ。割れない。これは山田錦と同じだと。品質的には。だからこれで作ったお酒は、山田錦で作ったお酒と同じ大吟醸酒になると。石川県でこの68号がどんどん生産できる体制が整えば、もう山田錦に依存する必要はなくなるということになるんですね。これはね、画期的な開発。だから酒造メーカーは大変喜んでいます。この米を農家の皆さん方にこれから生産をしていただいて。

  もう今大吟醸用の酒米って名乗っていいわけ。これは基準を満たしているから。これは大吟醸用の酒米だという風にね、外へ言っていただいて結構だと。ただし、まだ登録はしていないから販売はできない。販売はきちんと登録をしなきゃできない。だから今年は試飲会とか、いろんなイベントでこれを活用して、これをどんどん広げていく。これもいずれは大吟醸米として大化けするんじゃないですかね。この精米しても米が割れない、残る。一番いいところがね。米の形状としてもね、ちゃんといいところが残り続ける。これが山田錦と同じ。五百万石はもうダメなんや。削ったらもう芯の部分がないわけや。だから五百万石は大吟醸米にはならんわけ。いくら努力しても。それを農業試験場が11年の歳月をかけて開発をしたわけですね。ということでございます。

 

以上

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