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更新日:2013年3月5日

記者会見の要旨 - 平成25年2月20日 - 3 県民生活の安全・安心の確保

◎  主な施策

3 県民生活の安全・安心の確保  

3つ目の柱は、「県民生活の安全・安心の確保」であります。

(1)東日本大震災を踏まえた防災対策の充実強化

(原子力防災計画の見直しを見据えた防災体制の整備)

一つは原子力防災対策であります。国から、重点区域を30キロメートルとすることや避難の際の放射線量の基準などを盛り込んだ原子力災害対策指針がようやく示されたことを踏まえ、3月末を目途に、避難の基準や具体的な避難先なども盛り込んだ原子力防災計画を修正することにしています。

今回の計画修正により、重点区域での初動体制の整備や避難体制の整備など、30キロメートル圏の現段階における避難を中心とした原子力防災の対応の枠組みが定められるということとなります。なお、安定ヨウ素剤の服用基準や緊急時モニタリングの実施方法などについては、国が引き続き検討を行うこととしており、県としては可能なところから原子力防災計画に反映し、内容を充実させていきたいと考えています。

また、防災体制のさらなる充実に向け、必要な機器整備なども着実に進めていくことにいたしております。

オフサイトセンターの移転について(JPG:236KB)

(パネル「オフサイトセンターの移転について」で説明)

    そして原子力災害発生時に現場対応の拠点となるオフサイトセンターについては、福島の事故を踏まえまして、原子力発電所から5キロメートルから30キロメートルの範囲内に設置し、事故の規模の拡大によりこの施設が使用できなくなった場合には、30キロメートル圏外の代替施設に移転するという、2段階方式の対応をとることとされました。

    本県の志賀オフサイトセンターは、5キロメートル圏内に位置することから、のと里山海道の西山インターチェンジに近い志賀町の西山台に移設することとし、国が定めた期限の平成27年9月までに整備を進めていくことにしました。

    あわせて、半島地形で南北に長い本県の地形的特性を踏まえまして、県庁舎と県奥能登総合事務所の二箇所に代替オフサイトセンターとし、災害の状況により、志賀オフサイトセンターが使用できなくなった場合に備えるということにしました。

    このため、今回、志賀オフサイトセンターの設計と移設先の土地造成を行うと同時に、代替オフサイトセンターの整備に向けた調査・検討を行うことにしました。

    志賀のオフサイトセンターは、原発から5キロのところにありますので、志賀原発から約9キロ離れている西山インターに近い西山台のところに志賀オフサイトセンターを移転することにしました。それに加えて代替オフサイトセンターも必要ということになっていますので、これは30キロメートルの外、石川県は南北に長いという地形上の特徴がありますので、原発を中心にして北と南にそれぞれひとつずつ、奥能登総合事務所は原発から33キロ、県庁は原発から53キロ、この地点に代替オフサイトセンターを設置することにしました。

(2)生活環境の保全

(PM 2.5(微小粒子状物質)の観測体制の強化)

    次が、いわゆるこのPM 2.5の観測体制の強化であります。

    今年に入りましてから、中国国内において大気汚染が深刻化し、微小粒子状物質、いわゆるPM 2.5の我が国への飛来が懸念されております。

    こうした中、石川県では、大気汚染・健康不安に対する県民の皆さんの関心の高まりを踏まえまして、PM 2.5の1時間ごとの測定結果を県のホームページで公開をしていますが、現在までのところ、この1月以降の観測値のいずれの日も環境基準値の範囲内ということになっています。

    このような中、国から国内観測網を充実するために、PM 2.5の測定局を増設するよう要請がありましたことから、本県でもこれに積極的に呼応し、県民の安全・安心の確保を図る観点から、測定局を現在の4局から7局に増設して、観測体制の拡充を図ることにしました。今後も引き続き、常時監視体制の強化に努めていくことにしています。

(3)安全で良質な地域医療の安定的な確保

(防災ヘリを活用した能登北部地域等における救急搬送体制の強化)

    次に、防災ヘリを活用した救急搬送体制の強化であります。

    県民の皆さん方の生命を守る地域医療の確保については、これまでも医師の確保や高度医療機器の整備などを実施してきたところです。

    さらに、医師会など関係者から要望の強かった、患者の診療情報を共有するためのシステムを全国最大規模の医療機関の参加を得て整備するほか、金大病院CPDセンターと遠隔地等を結ぶTV会議システムの設置や、救急搬送要因の上位に位置する外傷に対応する研修も実施することにしており、今後も引き続き、ハード・ソフト両面で、いわゆる地上体制の整備を重点的に行っていきます。

    このような中、搬送時間を少しでも短縮してほしいという能登北部地域の皆さん方からの要望を踏まえて、搭乗する医師の確保等に目処がたちましたことから、消防防災ヘリをさらに積極的に活用することにしました。

    具体的には、現場に駆けつけた救急隊の判断でヘリでの搬送を要請することができることとし、また、あらかじめ県立中央病院の医師と看護師が同乗し、医療機材を搭載して、重傷患者の搬送時に迅速に対応できるような運用を今検討しており、ヘリを要請する基準や医師が搭乗する手順など具体的な仕組みづくりを行った上で、平成25年度のできるだけ早い時期に運用を開始したいと考えています。

(県立中央病院の建て替え(実施設計))

    次は、県立中央病院の建て替えであります。

    県立中央病院は、昭和51年に現在地に移転をして以来、30年以上が経過をしました。全国でも2番目に古い県立病院ということになっており、県民の皆さん方に不便をおかけしているところです。

    県立中央病院の建て替えにあたりましては、今後の医療の進歩に的確に対応し、常にその時々の最新の高度専門医療を県民に幅広く提供すると同時に、この病院内の動線をしっかりチェックをし、機能的で、安全、快適な、実用性を重視した病院にしたいと考えており、以下そのポイントを若干ご紹介したいと思います。

新石川県立中央病院  完成予想図(外観)(JPG:111KB)

(パネル「新石川県立中央病院  完成予想図(外観)」で説明)

    まずは、完成予想図です。

    新病院は、今の病院を運営しながら建て替えを行うことにしていますので、敷地北側の駐車場スペースに建設することにしています。規模は、総病床数630床、延べ面積は現在の1.2倍の約62,000平方メートルで、病床あたりの床面積は県内の高度医療機関の中でトップクラスになっています。病院本棟は10階建てとし、建物は温かみが感じられ、周辺の街並みとも調和する、アースカラーを基調にしました。

    今はここに病院が立っていて、ここが駐車場になっている。駐車場の所に病院を移転・改築して、完成したら病院を取り壊す。ですから、患者さんにとっては間をおくことなく利用してもらうことができるということです。色彩はアースカラーの落ち着いた感じで、県庁の色と似たような感じになると思います。

新石川県立中央病院  完成予想図(鳥瞰図)(JPG:113KB)

(パネル「新石川県立中央病院  完成予想図(鳥瞰図)」で説明)

    そして、次は鳥瞰図です。外観上の特徴となる5階から10階の病棟の形でありますけれども、看護動線が短く、またすべての病室が見渡せるよう、病棟の中心にスタッフステーションを配置して、それを取り囲むように病室を配置するため、いわゆる、ツインクロス型にすると同時に、病室は従来の6床室を全部取りやめて、4床室と個室を基本にしました。

    病院本棟の屋上には、ヘリポートを設置して、ここから直通エレベータによって患者を救命救急センターや手術部門などへ迅速に搬送することにしています。

総合周産期母子医療センターを手術室や小児科病棟と同一フロアに配置(全国初)(JPG:58KB)

(パネル「総合周産期母子医療センターを手術室や小児科病棟と同一フロアに配置(全国初)」で説明)

    このほか、高度医療を十分に提供すると同時に、患者・家族の皆さん方に快適な療養環境を提供できるように、本県独自の工夫も盛り込むことにしています。

    具体的には、出産前から胎児の状況を適切に把握すると同時に、緊急手術後の新生児に迅速に対応するなど、産科医師と小児科医師の連携を強化するため、全国で初めて総合周産期母子医療センターを手術室や小児科病棟と同一フロアに配置をすることにしました。

    小児科と周産期母子医療センターと手術室、これを同じフロアに配置をすることによって、新生児等に迅速に対応できるようにするため、こういう構造にすることにしました。これは全国で初めてということです。

検査室と診察室をまとめて配置した女性用外来エリアの設置(全国初)(JPG:53KB)

(パネル「検査室と診察室をまとめて配置した女性用外来エリアの設置(全国初)」で説明)

    次に、外来部門におきましては、女性の皆さん方には女性特有の病気がありますが、そういった患者さんが一連の検査から診察までを、プライバシーに配慮した環境で、安心して、効率よく受診できるように、全国でこれも初めてでありますが、検査室と診察室をまとめて配置した女性専用外来エリアを設置することにしました。

    1階のここの部分は、女性専用の外来エリア、男性はここに入れない。医師と看護師以外は入れない。そういう女性専用外来エリアを設置することにしました。

一般病棟のすべてのベッドサイドに窓を設けるなど入院患者に快適な療養環境を提供(JPG:87KB)

(パネル「一般病棟のすべてのベッドサイドに窓を設けるなど入院患者に快適な療養環境を提供」で説明)

    そして、入院部門につきましては、すべてのベッドに十分な採光がとれる窓を設けた個室に近い4床室を整備することにしました。これによりまして、一般病棟において、個室と合わせてすべてのベッドに窓を設けることになり、入院患者に快適な療養環境が提供できることになります。

    現在の病床はこうなっていて、ここから自然光が入るけど、ここのベッドには全く採光が入らない。すべてのベッドに採光を入れようとすると、こういう方法も可能ですが、こうなると外観が凸凹になる、見にくい外観になる。こういった外観になっては意味がない。ツインクロスでスマートな外観にしながら、すべてのベッドに自然光が入るような病室にしようということでいろいろ工夫をしていただきました。

    こういう形が基本です。ここからベッド際に全部窓があって、自然光が全部入る。ここは斜めに自然光が入る。だから全てのベッドに寝ておられる患者さんには全て外の窓から自然光が入る。こういうしつらえにさせていただいて、そして、外観上も見苦しくない様に工夫をさせていただきました。

    平成25年度は、実施設計に取り組むことにしており、県民の皆さん方に信頼される高度専門病院を目指して、着実に取り組んでいきたいと考えています。

(4)自然と人とが共生できる社会づくり

(トキの公開展示に向けた準備)

    次にトキの公開展示に向けた準備であります。

    平成22年1月から、いしかわ動物園で開始をしましたトキの分散飼育ですが、これまで23羽の繁殖に成功し、このうち、5羽がすでに自然界に羽ばたいています。

    こういう中、環境省におきまして、今月12日、トキの野生復帰に向けた今後3年間の方向性を示す「トキ野生復帰ロードマップ」が策定をされました。そして、その中では、分散飼育地における公開展示について、25年度中を目途に結論を出すということにされました。また、野生復帰については、3年後の次回ロードマップで検討するとされたところです。

    本州最後のトキ生育地であり、早くから分散飼育に貢献した石川県としては、是非、いしかわ動物園でのトキの公開展示にこぎ着けたいと考えており、国の方針にいち早く呼応し、公開展示施設についてその規模や場所の検討など整備に向けた準備を進めることにしました。

    さらに、環境省から追加の繁殖ペアの受入要請がありました。今二つがい受け入れているのですが、もう一つがい受け入れてほしいとこういう要請がありましたので、希少鳥類の種の保存にこれまで以上に貢献したいという思いから、これを受け入れることにしました。しかし、現在の繁殖ケージでは手狭ですので、また将来、公開用トキの予備的なケージとしての役目も視野に入れて、新たに繁殖ケージを増設するということにしました。

 

以上

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